【米国はこう見ている】上原浩治が開幕に間に合う可能性が浮上 球団公式サイトが伝える

　

　レッドソックス監督「ロースターで開幕戦を迎える可能性も依然として存在する」

　　左太もも裏の張りで調整を続けているレッドソックスの上原浩治投手が26日（現地時間27日）の練習で平地での投球練習を再開。4月6日の開幕戦フィリーズ戦に間に合う可能性が浮上している。球団公式サイトが「ウエハラの太もも裏の状態が向上。開幕戦出場の可能性も」と伝えている。

　　今季も守護神として期待されている上原は17日のブレーブス戦前に左太もも裏に張りを覚え、試合への登板を回避。オリオールズ時代にも痛めたことのある古傷で、慎重に調整を続けてきた。

　　この日のランニング後、平地で60球投げ込んだという上原の復調具合について、ジョン・ファレル監督は「明日も同じ練習を行う。我々の計画では土曜日にブルペンで投球練習を行う。今日の練習ではだいたい60から70パーセントの負荷だった。今日は大きな前進だ」と説明している。

　　上原は28日のブルペンでの投球練習で問題がなければ、30日に実戦復帰することになるという。

　　数日前に開幕戦への登板を危惧していたファレル監督だが「彼がロースターで開幕戦を迎える可能性も依然として存在する。週末のブルペンで投球練習を再開する。もしも、来週2、3試合に登板できれば、スプリングキャンプで6、7試合、投げたことになる。そうなれば、開幕戦でロースターに入れることができる」とも語っている。

　　また、監督や首脳陣が更なる調整の必要性を感じた場合、10日間の故障者リストに入り、マイナーリーグで試合勘を積む可能性も伝えられている。2年ぶりのワールドシリーズ優勝の鍵を握るベテランの調整を、ファレル監督は慎重に進めているようだ。

ドバイ競馬、ハープスターが登場 ２８日に日本馬７頭参戦

　

　

　　競馬のドバイ国際競走は２８日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイのメイダン競馬場で日本馬７頭が参戦して行われる。ドバイ・シーマクラシック（２４１０メートル芝、Ｇ１）には、ハープスターとワンアンドオンリーが出走。メーンのドバイ・ワールドカップ（２０００メートルダート、Ｇ１）には、エピファネイアとホッコータルマエが挑む。

　　ハープスターは昨春の桜花賞を制し、初の海外遠征となった凱旋門賞では６着。昨年のこのレースでジェンティルドンナを勝利に導いたライアン・ムーア騎手とのコンビで優勝を狙う。

　　ＵＡＥダービー（１９００メートルダート、Ｇ２）には３頭が出走する。

好調・青木、今日も三塁打 5戦連続安打をマーク

ジャイアンツの青木宣親が現地時間26日（日本時間27日）、アスレチックスとのオープン戦に「1番・左翼」で先発出場。前日のロッキーズ戦に続いて三塁打を放ち、打率を.212とした。

　このところ4試合連続安打中と調子を上げている青木。この日は第1打席で空振り三振に倒れるも、3回先頭で打席に入った第2打席では変化球を上手く捕らえ、センターオーバーの三塁打を記録。2試合連続で三塁打をマークした。

　その後、4回の第3打席では四球を選び、7回の第4打席は二ゴロ。8回表の守備からベンチに退いた青木。この日は3打数1安打で1四球。オープン戦の連続安打を5試合に伸ばし、打率も.212に上げた。

なでしこリーグ開幕。4年連続2位のベレーザDF岩清水「ステップアップしたい」

　

　

　　なでしこリーグが28日に開幕する。5年ぶりのリーグ制覇を目指す日テレ・ベレーザの仕上がりは順調のようだ。

　　今季から復帰した森栄次監督は「いい雰囲気で開幕を迎えられそう」と手応えを掴んでいる様子。

　　皇后杯優勝を果たし、自信もついてきた。主将の岩清水梓も「リーグ戦が楽しみ」と話す。

　　また阪口夢穂は元日に獲得したタイトルを「いい意味で忘れているというか、変な慢心はない」と話し、チームが新たな栄冠に向けて前進していることを強調した。

　　この4年、優勝チームのすぐ下には常にベレーザがいた。女王の後塵を拝してきたことを誰よりも悔やんでいる岩清水は「ずっと2位が続いているのでステップアップしたい」と意気込む。

　　スタートダッシュが重要になるが、開幕戦は「何が起こるかわからないというか、独特の緊張感がある」と岩清水は言う。それでも「悪い時間帯でも失点しないとか、難しい試合でも勝ち切るというのが、最終的に優勝に繋がると思うので、開幕戦はまず勝ちにこだわってやりたい」と、必勝を期した。

　　女王の座奪還へ。名門のプライドをかけたシーズンが始まる。

【自転車ロード】デクレルク、総合首位浮上「慣れてないけど、ジャージを守る」カタルーニャ一周第4S

　

　スペインのカタルーニャ一周、3月26日の第4ステージでベルギーのバルト・デクレルク（ロット・スーダル）が総合3位から首位に浮上した。 ジロ・デ・イタリアでステージ優勝の経験があるデクレルク。このカタルーニャ一周では第1ステージでマチェイ・パテルスキー（CCC）、ピエール・ローラン（ヨーロッパカー）らと大差で逃げ切って、総合3位につけた。 この日の山岳ステージではローランらが遅れる中、デクレルクは優勝したティージェイ・バンガーデレン（BMCレーシング）から47秒差の19位でゴール。残り3ステージを残して、リーダージャージに袖を通した。しかし、総合2位リッチー・ポート（チームスカイ）との差は、21秒とわずかである。 「このレースが始まる前は、第4ステージでリーダージャージを着るとはまったく思ってなかった。第1ステージでは集団が逃げ切りを許し、僕は大量リードをつかんだ。総合首位に立つのは慣れてないけど、今後数日は注意深く走り、ライバルについていき、このジャージを守るよ。調子はいいし、恐れる必要はないんだ」 「昨日は下りで第1集団から遅れ、貴重なタイムを失ったから自分に腹が立っていた。最難関ステージでその不満を解消しようと、モチベーションは100％だった」 「21kmの上りでは10～15番手ぐらいで走れていた。テンポが上がったとき、ローランが脱落したけど、僕はついていけた。最後の上りでアタックが起こったときも、僕はテンポを守って、ダメージをコントロールしたんだ」