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バイエルン、“危険な相手”シャフタール撃破なるか。ラームの言葉「滅多にない」に潜む危機感
「カウンター阻止」のため退場となったシャビ・アロンソ
チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16、アウェイでの1stレグを0-0で終えたバイエルンは、シャフタールを相手にホームで勝利を挙げることが必須となる。しかし、鋭いカウンターを持つシャフタールはバイエルンの最も苦手とする相手。カウンターをコントロールすることが最大のテーマとなる。
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「カウンター・コントロールが大きなテーマ」としたのは、2015年3月9日付のキッカー紙である。
11日に行なわれるチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ、バイエルン・ミュンヘンはホームにシャフタール・ドネツクを迎える。バイエルンはアウェイでの1stレグを0-0のドローに終えた。
9日付のキッカー紙に、バイエルンのスポーツ・ディレクター、マティアス・ザマー氏は「我々は準備が出来ているが、また謙虚でもある。シャフタールが危険な相手であることと、我々が最高の成果をもたらさなければならないということを知っている」とコメントを残している。
同紙によれば、ザマー氏は「チームが1stレグで相手をコントロールし、恐れられたカウンターを阻止したことに満足した」とのことである。
ザマー氏が満足したように、結果こそ無失点で終えることが出来たが、1stレグでバイエルンは、CFのルイス・アドリアーノを中心とするシャフタールの鋭いカウンターに苦しんだのも事実である。
シャビ・アロンソは、「カウンターを阻止」するような格好で2枚のイエローカードを重ね、レッドカードを受けて退場となっている。そのままホームでの2ndレグに出場することは出来ない。
「相手のゴールチャンスは滅多にない」
依然としてバイエルンは、相手を自陣に押し込めようとパスを?ぎ続けるスタイル―必然的に後方へと広いスペースが生まれる―が相まって、割り切ってカウンターを仕掛けてくる相手を苦手としている。
図らずとも1stレグの試合内容がその証明となったように、「シャフタールが危険な相手」であることに変わりはない。
9日付のキッカー紙は、ロングインタビューの中でフィリップ・ラームと次のようなやりとりを交わしている。
――カウンター・コントロールは大きなテーマです。どのようにしてこの問題を取り除きますか?(キッカー紙)
ラーム「根本においては、そのことについて僕たちは全く問題を抱いていない。…
神7―1広(11日) 阪神の両左腕が好投
先発枠入りを狙う阪神の岩崎、岩貞両左腕が好投した。岩崎が丁寧に低めを突いて5回1失点とすれば、岩貞は3回を無安打に抑えた。打線は3番・マートンが3安打。広島は若手に元気がなく、打線も4安打と精彩を欠いた。
【米国はこう見ている】上原浩治の“第3の武器”が話題に 「上原の特筆すべき能力を再認識」
地元紙が上原のカットボールに注目
レッドソックスの上原浩治投手が10日(日本時間11日)のレイズとのオープン戦で投じた“第3の武器”が話題となっている。地元紙「プロビデンス・ジャーナル」が「レッドソックスがレイズを下し、マスターソンと上原が輝く」と報じている。
この日の4回に2番手で登板した上原は先頭の1番キアマイアーにいきなり2塁打を浴びる不安な立ち上がりとなったが、続くベッカムを空振り三振に仕留め、フランクリンもスプリットで空振り三振に。最後もファーストフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。
地元紙はこのベッカムを三振に仕留めたボールに着目。「コウジ・ウエハラはほとんど使わない武器を再び出してきた。タンパベイのティム・ベッカムに対して、打者から逃げる軌道を描いたカットボールで意表を突き、無様な空振りによる三振を奪った」と報じている。
上原は抜群の制球力と切れ味鋭いフォーシームとスプリットの2種類のボールでメジャーの強打者をなで斬りにしてきた。一方、以前からカットボールも試しており、記事でも「そのカットボールはストライクゾーンの周りでボールを動かす上原の特筆すべき能力を再認識させた」と評価している。
本人は「右打者にもっと使って、自信をつけていきたい」
昨年公式戦で22球しか投げなかったとされるカットボールは今年4月で40歳を迎える守護神にとって有効な武器になるのだろうか。
記事では、レッドソックスのジョン・ファレル監督の「彼の速球とスプリットのコンビネーションに変わりはないよ。第3のボールが、彼の速球とスプリットの組み合わせの効果を減らすようなことになるのは困るね」というコメントを紹介。
一方、上原本人は試合後、自身のブログでこの日の内容について「前回同様、いまいちパッとしない、スッキリしない気持ちの投球だったなぁ」と振り返りつつ、カットボールについて「右打者にもっと使って、自信をつけていきたいね」と言及している。
カットボールを投じる際に「肘の位置が下がってしまう」と明かす右腕は試行錯誤しながら開幕に向けて調整を続けている様子。昨年は6勝5敗26セーブ、防御率2・52と優秀な結果を残しながらも、終盤には一時的な不調に陥った。上原の“第3の武器”はスプリングキャンプ中に指揮官を認めさせるほどの完成度に達するのか。
3・11志願先発のヤクルト・由規、3回無失点の好投
オープン戦(11日、オリックス-ヤクルト、京セラドーム大阪)ヤクルト・由規投手(25)がオリックス戦に先発し、3回1安打無失点4奪三振の好投を見せた。
3・11の先発を志願した由規が、オリックス打線を封じた。一回、先頭の平野恵を変化球で空振り三振に奪うなど、3人で終わらせる完璧な立ち上がりを見せた。2点の援護を受けた二回も真っすぐを低めに集め、決め球の変化球で中軸を3人斬り。三回、先頭のT-岡田に中越えの二塁打を許したが、後続をきっちり打ち取り、マウンドを降りた。
直球は150キロ近くをマーク。さらにキレのあるスライダーで打者を打ち取っていた。
日1―10D(11日) 桑原、打力でアピール
DeNAは中堅の定位置を狙う桑原が一回に二塁打、三回にはソロ本塁打を放つなど打力を見せつけた。先発枠入りを目指す三嶋は毎回走者を背負いながらも4回を無失点。日本ハムの大谷は制球が定まらず、4回5失点と乱調だった。