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日本ハム・大谷、私生活ではハタチ過ぎても“外出許可制度”

日本ハム・大谷、私生活ではハタチ過ぎても“外出許可制度”

 

 投打に輝きを増している日本ハム・大谷だが、プライベートに関しては、1年目から課されている“外出許可制度”が、依然として継続中だ。

 スター候補を誘惑しようとする輩の魔の手から、20歳の若者を守るために栗山監督が講じている措置だが、いつまで続けられるのかは不明だ。もっとも、本人は「ほとんど外に出ないし、苦にはなりません」と涼しい顔。私生活に関しては手の掛からない優等生ぶりを披露している。

 「無趣味」を公言しているが、オフには同僚とゴルフをたしなむ。一昨年の初ラウンドでは「146」を叩いたが、今オフには「104」まで進歩した。チーム内で仲がいいのは、新人時代の春季キャンプで教育係だった1年先輩の上沢と中村勝。同期の鍵谷や主将の宮西とも行動をともにすることが多い。2015/4/3 16:56 更新

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5作連続アイドルDVDランキング1位!清水みさとのダイナマイトボディを激写

5作連続アイドルDVDランキング1位!清水みさとのダイナマイトボディを激写

 

 2月に発売された最新イメージDVD『みさっちゃんは断れない』(ワニブックス)がアマゾン・アイドルDVD部門ランキングで1位を獲得し、これでなんと5作連続1位という偉業を達成した清水みさと。これからもさらなる記録更新に期待がかかる人気グラドルである。

⇒【写真】「手ブラ」にも挑戦した清水みさと

 そんな彼女が、自身初となる写真集『みさと先生』(ワニブックス)発売を記念して、3月29日に福家書店 新宿サブナード店でイベントを行った。まさに“ダイナマイトボディ”が売りの彼女に、現在の心境を直撃した。

――初写真集の発売、おめでとうございます! お気に入りのカットなど、見どころを教えてください、みさと先生!

清水:ありがとうございます。お気に入りは、後半にあるシーツの上で一糸纏わぬ姿で笑っている写真と、その横に写っているセクシーな表情です。この写真は撮影前日まで話し合ったシーンです。自分でも見たことない表情が写し出されていて、とても嬉しかったです。あとは裏表紙の写真! 藻が足に絡まってるのがとってもお気に入りで、これは自分で選んだのですが、カメラマンの西田幸樹さんも「本当にこれでいいの?」と笑っていました(笑)。

――表紙では「手ブラ」に挑戦していますね。これまでで“最大露出”かと思いますが、率直な感想をお聞かせください。

清水:写真集を制作するにあたって、露出の面などたくさん話し合いをして、長い時間をかけてできあがりました。撮影前は“挑戦だらけ”で、「とにかく挑もう!」と思ってましたが、いざ撮影が始まると挑戦というより、とても前向きな気持ちで、自然に自分自身をさらけ出すことができたのは自分でも意外でした。

――みさと先生といえば、「巨乳」。ですよね?

清水:はい(笑)。私の胸は、すごく丸い形をしていて、すごく柔らかいのが一番のアピールポイントなのかな?と思います。普通、左胸の方が大きいそうなのですが、私はなぜか右胸の方がワンカップ大きいんですよね(笑)。

――これまでのイメージDVD5作連続でamazonアイドルDVDランキング1位という記録をいまだ更新中ですが、これほどまでに人気が出たのは……。

清水:……なんででしょう?(笑)私も実は自分でもいまだにわからないんです。だけど撮影のとき、作らずありのままの自分でいたいと思ってやってます。私はメディア露出も、誌面グラビアも多くはなく、どちらかと言うと少ないほうです。それでもグラビアで大きなきっかけになったのが、3枚目のDVD『大好き、みさと先生』です。それからたくさんの方に見ていただけるようになって、私はDVDのお陰でここまで来れたので、本当に感謝しています。

――今後ますます活躍が期待されるみさと先生ですが、グラビア以外に挑戦したいことはありますか?

清水:私、日大芸術学部映画演技コースを卒業していまして。コメディーからアクション、シリアスな役どころなどもこなせる役者になることが私の目標です。いつかハリウッドに行きたいので、英語も猛勉強中です!

 初の写真集を引っさげて、大きな夢に胸を膨らませるみさと先生。ハリウッドデビューを目指して、その大きな胸をもっともっと膨らませていただきたい!

<取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/西田周平>

【清水みさと】

’92年、奈良県生まれ。T160 B88 W58 H86 。Fカップを武器に活躍する人気グラドル。最新DVD『みさっちゃんは断れない』(ワニブックス)が好評発売中。彼女の最新情報は公式ブログでチェック! http://ameblo.jp/shimizumisato35

みんないっしょに動物とふれあおう! 『2015ジャパンペットフェア』

みんないっしょに動物とふれあおう! 『2015ジャパンペットフェア』

 

東京ビッグサイトで開催中の『2015ジャパンペットフェア』を取材した。

4月3日まではビジネス、プレス向け開催だが、4月4日(土)と5日(日)は一般入場(ペット同伴可)できるので、一足先にいくつかのブースとペットを取り巻く環境をレポートする。

「ハムスターの写真を撮影してください」と書いてあるケースがあったので、言われるとおりに撮影してみた。

この陶器でできた巣がミソのようで、そこから顔を出すとまるでハムスターが着ぐるみを着ているように見えるという。

アップで撮影するとリスのようにも見えるが、すべてハムスターの仲間だということだ。

「家を取り去ると、ものすごい数のハムスターが中にいるんですよ」と言って特別に木造建築の一軒家を取り払ってくれた。途端に中から9匹の住人いや住ネズミが。びっくりしてカメラの方を恨めしそうに見ていた。驚かせてごめんよ。

さて、この陶器でできた家はズバリ「こすぷれハウス」という商品名だ。コスプレは何もアニヲタさんだけの専売特許ではなさそうだ。

うさぎも撮影させてもらった。これはよく見る種類のうさぎだろうか。

このリボンをつけたようなアイシャドウが何とも色っぽいうさぎもいた。ライオンラビットという種類らしいが、ライオンではかわいそうだ。

さて、ハムスター用のエサを見せてもらった。真ん中の皿にある即席麺のようなスナック菓子と、パンの切れ端のようなものがそうだ。「食べてみてください」と促されたが、まさかペットフードを食べることになるとは思わなかった。しかし取材なので何事も経験だ。
ひとつつまんでみると、これが意外と美味しい。むかし奈良で鹿せんべいを食べて不味かったトラウマがうそのようだ。ハムスターは意外とうまいものを食していた。ハムスターは食べる時には、その場でかみ砕いて頬にためてから巣ではき出すリスのような習性があるのだそうだ。自分の目の前の巣の外にスナックを置いてやるとかわいく食べるしぐさが観察できるということを教えてくれた。

これに気を良くしたブースの方が、こちらもどうぞとグラノーラを勧めてくれた。グラノーラと言えば聞こえはいいが、配合飼料のように見えなくもない。やけくそで一つまみ食べてみるが、そのまんまグラノーラだ。これもおいしい。ただし、どちらも値段は人間様用の方が安い。

昨今のペット事情について聞いてみた。記者の認識では昔はペットと言えば犬、犬と言えば番犬、番犬と言えば猛犬。は言い過ぎかもしれないが、最近は子どもが小さいうちは入門でハムスター、あとはネコとうさぎらしい。一人暮らしの女性が選ぶ傾向にあるという。理由を聞くと、犬に比べてネコはさほど鳴かないし、世話や散歩、しつけの必要がほとんど必要ないからということだ。トイレは設置しておけばそこにするし、基本的にストレスを感じない動物で、そもそも構ってほしくない習性があるという。

実際にペット用品の開発はその8割がネコ用だという。また飼育頭数自体は減っているし、ネコは言うに及ばず犬にしても小型化が顕著で、ペットフードそのものの量は減少傾向にある。しかし家の中で飼う人が多くなり、家族と同様な扱いをするため少しでも人間と同じようなものを食べさせたいという飼い主の風潮が、ペットフードの単価を押し上げているので、市場としては安定しているということだった。家族の一員と思えば当然の成り行きだろう。

そうなると、ペットの健康にも気を遣うことになる。次のブースは人間様の世界でも最近はやりの水素水だ。百貨店で販売している人間用の水素水発生カプセルを、ペット用に小型化して販売していた。モノは人間用と同じでサイズが違うだけだ。実際に使用している獣医師がいるそうで、製造元では獣医師に効果や経過の様子を聞いて開発したそうだ。他でもペットの健康を扱うブースも目立った。

記者がネタを探して歩いていると、「サメにさわれます!」と声をかけてくれた女性が。ペットフードの次はサメか、と思いながらのぞいてみるとかわいらしいサメがいた。ネコザメというらしい。

案内してくれたのは静岡県沼津市の無人島にある水族館、あわしまマリンパークだ。バックヤードツアーや深海魚、珍しいカエルや海洋生物にじかに触れることができるようで、ペンギン、ウミガメ等を持ってきてくれる移動水族館のサービスもしてくれるという。撮影をお願いすると営業担当と飼育員の方がヒトデとナマコをすっと持ち上げて応じてくれた。このナマコと水槽に見えるウニは食べられる種類らしい。美味しいかどうかはエサによるので水族館のものはたぶん美味しくないと笑っていた。

最後に紹介するのは、美しいエビが泳いでいるきれいな水槽だ。エビも手軽に飼育できる海洋生物で人気は高い。

このカラフルな水槽の隣で、1種類だけ隔離されたエビが泳いでいた。

話を聞こうとすると台湾の会社で、通訳の方が手が空くのを待って紹介してもらった。このエビは中国語で「天空魚」と書くようで、英語で「SKYFISH」という。しかし、台湾からわざわざ来日してエビ一本で勝負しようとしているのか。いささか合点がいかないので、参考までに値段を尋ねてみた。

1匹30万円。単位が間違っているのかもと思い、記者のつたない英語で同じ質問をしてみたが、確かに通貨は日本円で間違いない。どれだけ高級鑑賞エビなんだと感嘆してしまった。質問ついでにこのエビは美味しいのかと聞いてみたら、通訳の女性が日本語と中国語で「たぶん美味しくないです」と言い、一同爆笑の渦だった。

このペットショーは紹介した以外にもは虫類や熱帯魚、鳥類まで多岐にわたる。一般公開時には入場者はペットも同伴できる。ちなみに、記者が試食したペットフードは本来は同伴ペットの試食用なので、間違っても人間様は手を伸ばさないでほしい。

ペットを飼ってない人も、間近で動物とふれあえるのは癒されるし楽しい。家族連れ、カップルで、動物とふれあうのもいいだろう。お勧めのイベントだ。

※写真はすべて記者撮影のもの。取材内容は主催者、取材対象ともに許諾済み。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「古川 智規」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?( http://j.mp/1DWumYL )

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今も心は信者のままーー【オウム高橋被告裁判】が露呈した、カルト問題の根深さと罪深さ

今も心は信者のままーー【オウム高橋被告裁判】が露呈した、カルト問題の根深さと罪深さ

 

 一連のオウム真理教事件の最後の裁判となる、高橋克也被告の裁判は、検察側が無期懲役を求刑し、弁護側が無罪を主張して、審理を終えた。判決は、4月30日に言い渡される。被告人質問などを通じて印象的だったのは、彼が入信する前の、冴えない、でもありがちな人生と、今も続くオウムによる心の支配の強固さだった。

●“うまくいかない人生”からの脱却を求めて

 高橋被告は、オウムの中で諜報省(CHS)と呼ばれる部署に属し、井上嘉浩死刑囚の部下だった。罪に問われているのは、猛毒のVXを使った殺人・同未遂事件2件、目黒公証役場事務長だった假谷清志さんを拉致して死なせた事件、地下鉄サリン事件、都庁爆弾事件の5件だ。

 彼は、兄一人と両親の4人家族で育った。将来の夢は特になく、中学を卒業すると工業高等専門学校へ進学。高専を選んだのは、「自分の成績でも行けるところ」であり、家族の勧めもあったから。兄は大学に進学したので、自分も……と思ったこともあったが、「お前は次男だから」と言われて諦めた。

 高専時代、テレビで発明品の特許権出願手続などを行う弁理士の仕事を知り、興味を持った。だが、当時の弁理士国家試験は、大学を卒業していない者には予備試験が課されていることを知り、「大変そうだな」と、すんなりあきらめた。

 卒業後、家に近い、というだけで選んだ会社には、なんとなく馴染めず、1年で辞めた。再就職した会社では、一生懸命働いたつもりだったのに、丁寧な仕事を心がけると「仕事が遅い!」「君の給料だと割に合わない」と叱責された。残業に次ぐ残業で仕事をこなしたが、燃え尽きて退職。

 「真剣に選ばなかった最初の会社も、やる気を出して選んだ会社も、どっちも誤った選択だった」と落ち込んだ。当時の気持ちを、彼は「自分自身の根底の生き方に迷いが生じた」と述べている。

 ここまでは、さほど珍しくないストーリーである。

 うまくいかない人生。それをなんとかしたいと思った彼は、「生き方を求めて」本を読んだ。書店の精神世界のコーナーに足が向いたようである。超能力にも興味が芽生えた。特別な力を獲得することで、パッとしない人生を大きく変えたかったのだろう。修行で超能力がつくのを期待して阿含宗に入ったが、何も得られず失望。超能力をウリにした麻原彰晃死刑囚の著書をきっかけに、当時「オウム神仙の会」と名乗っていたグループに接近した。悟り・解脱に興味を持つようになり、“出家”したのが1987年7月。当時29歳。親は反対しなかった。 古参の信者だが、教団の中でも、存在感は薄く、昇格も遅い。そういう意味では、パッとしない人生は続いていたが、それでも信者でいれば、真理を求める「聖者」でいられる。オウムは普通の人生を送っている人々を「凡夫」、オウムに批判的な者や他の宗教を信じている者を「外道」とさげすみ、信者たちの優越感を刺激していた。

 教団内の仕事としては、高橋被告は車の運転をすることが多かった。違法な活動に関与するのは、井上の部下となってから。企業や研究所でレーザーに関する書類やボツリヌス菌の菌株を盗み出す作業に加わった。殺人事件には、最初は見張り役として、その後は実行役の補助となり、さらに拉致の実行役へ。常に受け身で指示されるままに動いているうちに、犯罪への関与の程度はだんだん上がっていった。

 都庁爆弾事件に関わった後は、ひたすら逃亡する生活に入る。最初は、所沢市内の6畳一間のアパートに、信者5人で隠れ住んだ。その1人が働いて生活を支えた。その後、高橋被告は菊地直子被告と2人の逃亡となる。偽名を使って仕事を見つけた。途中、菊地被告と別れ、1人で潜伏生活を続ける。

 最初は、手配写真を見るたびに緊張したが、警察官に声をかけられることもなく、「写真は似ていないから大丈夫だ」と思うようになった。逃走中、新たにオウムの本を購入し、チベット密教関係の本なども買い求めたが、生活に追われて「修行」はあまり進まなかったらしい。

 逮捕時、彼は458万円の現金を持っていた。すべて、逃走中に貯えたものだという。だが、被害者・遺族への賠償を払っていない。その理由を聞かれた彼は、弁護人から「もうちょっと自分を振り返って、考えてから決めたらいい」と助言されたためだと釈明した。

●“先送り”され続ける謝罪

 逃走犯の中でも、自ら出頭した平田信被告は、特に假谷事件に関わったことを悔い、遺族に対しても繰り返し謝罪した。有り金は賠償として差し出し、刑務所での服役を終えた後は働いて賠償を続ける約束をしている。そんな平田とは対照的に、高橋は事件に対する反省や後悔を述べない。謝罪もしない。この点を聞かれても、「よく考える」と言うだけだ。

「事件は(オウムが言っていた)救済なのか」

 そう問われた彼は、假谷事件については「やるべきじゃなかった」と述べたが、VX殺人や地下鉄サリンなど他事件については「わからない」と口をつぐんだ。假谷事件では、被害者の体を持って車に押し込む実行役であり、遺体の焼却にも直接関わったため、少しは実感があるのかもしれない。それでも、謝罪はしなかった。 被害者参加制度を利用して裁判に参加した、假谷実さん(假谷事件被害者の長男)は、「謝罪についてはよく考えてから、ということだが、私どもはどれくらい待ったらよろしいんですか」と問うた。高橋被告の答えはこうだった。

「どれくらいっていうのは言えない。一生自分について回ることですので、一生考え続ける」

 事件からすでに20年。逮捕されてから3年近く経つ。考える時間はたっぷりあった。オウム信者が言う「考える」は、追及をかわしたり、事態を先送りしたりする方便に過ぎないことがしばしば。高橋被告の場合はどうだろうか……。

 地下鉄サリン事件遺族の高橋シズヱさんが、「人生で後悔していること」を尋ねた時の答えから、彼の今の状態はうかがえる。彼は、「前は後悔だらけだったような気がするんですが、いろいろ考えているうちに、(自分を)許せるようになった」と述べ、後悔するのは「怒りを持ったこと」「人が困っているのを助けてあげられなかったこと」など、事件とはまったく関係ないことばかりを上げた。

 シズヱさんは、「事件に関与したことは後悔にならないんですか」と呆れた。

 現実を直視できない。自分が被害を与えた相手の気持ちを考えられない。それは、彼の心が、今も現役信者のままだからだろう。

 教祖については「グル」と呼び、「向こうが(自分を)弟子と思っているから分からないですけど、(師弟関係を)解消したという話し合いはないし、その関係は一応続いていると自分では思っている」と述べた。

 逃走中とはいえ、彼は社会の中で生活していた。しかし、心を開いて語れる相手もない彼の心の呪縛は、緩むどころか、強固なバリアに覆われて、むしろ強化されているようにさえ見える。

 高橋被告と4回にわたって面接した、オウムなど破壊的カルトに詳しい社会心理学者の西田公昭立正大教授は、彼の中でオウムは濃縮し、「クリスタライズ(結晶化)している」と見る。「アレフに残った信者の状況も、同じようなものだろう」と西田教授。

 平田被告のように、自ら考えるようになった者もいる。元信者やカウンセラーの協力を得て、呪縛から解き放たれた者もいる。けれども、オウムのマインドコントロールからの解放は、そう簡単ではなく、会社を辞めるようにはいかない。

 西田教授はこうも指摘する。

「よくテレビにも出ているオウムの元幹部も、(教団や麻原に否定的な発言をしているからといって)マインドコントロールの問題は解決していないですね」

 そこが、カルトの怖さでもある。
(文=江川紹子/ジャーナリスト)

“打者・大谷”の評価急上昇 米スカウトも二刀流認めた「あのスイングは無視できない」

“打者・大谷”の評価急上昇 米スカウトも二刀流認めた「あのスイングは無視できない」

 

 日本ハムの“二刀流”大谷翔平投手(20)が1日のロッテ戦(QVCマリン)の2回に今季1号本塁打をセンターバックスクリーンに突き刺した。130メートルの長弾道となったこの一撃に、ネット裏で視察していた米大リーグ関係者は驚嘆。その打撃フォームが、メジャー強打者に迫りつつあると指摘すると同時に、これまでは“投手”としてだけみてきた20歳の打撃を再評価。将来的に有力視される米移籍の際には、二刀流選手として獲得する可能性を明かしたのだ。 (片岡将)

 その瞬間、QVCマリンのスタンドがどよめきに包まれた。0-0の2回無死。相手の先発左腕・藤岡の真ん中高め直球をフルスイング。完璧にとらえた打球は中堅バックスクリーン左に「ドゴッ」という鈍い音とともに突き刺さった。

 まさに脅威の130メートル弾。「うまく打てました。ボール球は振らずに打てるものだけを見極められた。際どいのもありましたが、自信を持って見逃せた」と自画自賛。いつもは辛口評価の栗山監督も「他の打者よりも準備(の時間)が少ない分、バットの軌道を確認したり、工夫している」と感心の体で称賛した。

 どよめきが止まらないスタンドの中で、口をあんぐりと開けていたのはネット裏の大リーグ関係者たちだ。あるナ・リーグ球団スカウトは「打撃フォームがメジャーの強打者に近づいてきている。他の打者と違って足をあまり上げず、体の反動を極力使わずに打つ形になっている」とため息をつくのだ。

 メジャーの猛者たちは、爆発的なスイングを腕力ではなく腹筋、背筋などの体幹筋で生み出す。日本人打者のように足のステップによる反動を利用せず、強い体幹からの回転で振り切る。そのスイングに、大谷が迫りつつあるというのだ。

 契機となったのは昨年11月の日米野球だ。大谷は侍ジャパンの一員として参戦。投手として2試合に登板したが、強打者たちとの対戦で脳裏に焼き付けたのが「スイングスピードの速さと、それを支える体の強さ」。1月の夕刊フジインタビューに登場した際「反動が少なくて無駄な動きがない。学ばないといけないし、学べると思います」と熱く語っていたが、有言実行した。

 このオフからのウエートトレーニングでは、日によって腹筋と背筋を分けて鍛え、体の各部位のバランスも意識しつつ汗を流している。チーム内では最後までトレーニングルームにこもるのが日課となっているほどだ。

 投手としての練習もこなしながら取り組んでいる打撃では、千葉・鎌ケ谷と札幌の球団施設で夜まで打ち込みを続け、スイング量を確保。遠征先で球団施設が使えない場合は、宿舎近くのジムで一般客に混じって汗を流すこともある。その甲斐あって「昨年と感覚的にはちょっと違う」と手応えを感じている。

 そんな努力がメジャースカウトの目を“打者”に向けさせたようだ。これまでの彼らは、あくまで“投手”として評価し、二刀流は一笑に付していた。が、前出スカウトは「打者としても日本でトップクラスの才能を発揮し始めている。これまでは投手としてしか見てこなかったが、二刀流での獲得を考える球団が出てくることもあり得ない話ではない。あのスイングは無視できない」。

 20歳の努力が、メジャーに“二刀流”を認めさせた。

HN:
上原健二
性別:
非公開
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