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赤く輝く「低緯度オーロラ」北海道・名寄で撮影
北海道北部の名寄市にある「なよろ市立天文台」が18日未明、市北方の夜空に赤く輝く「低緯度オーロラ」の撮影に成功した=写真左下の部分。天文台によると、低緯度オーロラが国内で観測されるのは2004年11月以来。
オーロラは、太陽から来た粒子が大気とぶつかって発光する現象。通常は北極や南極に近い高緯度地方で見られるが、太陽表面の大爆発で、粒子が地球に激しくぶつかる「磁気嵐」が起きると、比較的低緯度でも見えることがある。17日午後から18日朝にかけ、強い磁気嵐が起きていた。
撮影した天文台職員の中島克仁さん(43)は「2、3年前からチャンスをうかがっていた。30秒の長時間露光で撮影したが、月明かりもなく、条件が良かった。撮影できて良かった」と話していた。
両生類の発生は頭からを発見、定説覆す
根強い常識を変えるのは重要なことほど厄介である。その典型のような研究が出た。カエルやイモリなどの両生類は、卵から親になる発生が、頭から形成され始めて尾に至ることを、JT生命誌研究館(大阪府高槻市)の橋本主税(はしもと ちから)主任研究員らが突き止めた。その際の細胞集団の運動様式も解明した。体軸の形成は尾から頭へという1世紀続いた強固な定説を覆す発見で、ヒトを含む脊椎動物の初期発生や進化の研究に新しい視点を提示した。3月10日付の日本発生生物学会誌(英文)のオンライン版で発表した。
図1. 両生類の初期胚(提供:JT生命誌研究館)
卵を操作しやすい両生類の発生は古典生物学の時代から研究され、よく知られている。1世紀前に確立したモデルでは、胚表面に存在する細胞集団のオーガナイザー(形成体)がくぼんで内部に入り込み、さかのぼりながら接している組織を神経へと誘導する。このさかのぼりの起点が尾部、終点が頭部となるため、尾から頭へ形成されると考えられてきた。
図2. 両生類の原腸形成運動を説明する2つのモデル。上段が従来のモデル、下段がアフリカツメガエルで示されたモデル。アフリカツメガエルでは、予定神経外胚葉(青)のうち頭部になる部分とオーガナイザー(赤)の前方部がごく早い段階で接触して、互いにずれることなく、その場に存在し続け、体軸は尾部方向へ伸ばされる。(提供:JT生命誌研究館)
図3. 両生類の胚のオーガナイザー(赤)と将来神経細胞になる予定神経外胚葉(青)の相対運動。(提供:JT生命誌研究館)
橋本主税さんらは2002年、世界で最も研究されているアフリカツメガエルで、従来のモデルが当てはまらず、逆に頭から尾へと順に誘導されることを実証した。しかし、アフリカツメガエルの特殊な現象とみられたりして、この新しいモデルは広く受け入れられなかった。このため、研究グループは十数種類の両生類で、胚の各部を染色したりして、縦の体軸形成過程を詳しく観察し、頭から形成されることを確かめた。
また、オーガナイザーの動きを丹念に追跡して、これまで見えていなかった細胞集団の運動、沈み込みとそれに続く締め上げを発見した。この2種類の運動によってオーガナイザー前部と予定神経外胚葉が接触すると、互いにずれることなく、接触し続けて、頭をまず形成して、そこから下に伸びて最後に尾ができることを明らかにした。研究グループは「この仕組みが、両生類にとどまらず、脊椎動物の初期発生も共通している」とみて、脊椎動物全体を統一的に説明できるモデルの構築にも意欲を見せている。
橋本主税さんは「尾から頭に形成されるということが信じられたのは、1世紀前から生物の教科書に書かれ、根拠が不十分なまま、みんなが思い込み、それ以上考えなかったためだろう。先入観が強くて、否定する研究者は今も多く、13年間、無視され続けて苦労した。しかし、実験データとともに動画を示すと、信用してくれる研究者が大半だ。神経の軸が頭から形成されるのは理にかなっている。その原動力になる細胞の運動様式もわかったので、次第に受け入れられていくだろう。教科書も早く変えないといけない」と話している。
米マイクロソフト、ウィンドウズ10を今夏に世界で発売へ
[シアトル/北京 18日 ロイター] – 米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)は、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を今夏に世界で発売することを明らかにした。190カ国、111の言語で公開する。
現在、海賊版のウィンドウズを利用している中国のユーザーも、無料でアップグレードできるとしている。
中国での販売拡大を狙った措置。中国では、パソコンに搭載されているソフトの4分の3以上が正規のライセンスを受けていないとの調査結果が出ている。
マイクロソフトがウィンドウズ10の発売時期を明らかにしたのは初めて。関係者の間では秋の発売が予想されていた。
同社は1月、「ウィンドウズ7」以降のバージョンを利用しているユーザーに無料アップグレードを提供する方針を示していた。
中国では、レノボ・グループ(0992.HK: 株価, 企業情報, レポート)、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)(0700.HK: 株価, 企業情報, レポート)、奇虎360科技(QIHU.N: 株価, 企業情報, レポート)と提携して、ウィンドウズ10の普及を進める。
レノボは声明で、ウィンドウズを搭載した携帯電話を中国移動を通じて年内に発売すると発表。
マイクロソフトは、中国のスマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)[XTC.UL]と提携する方針も示した。シャオミの一部顧客にウィンドウズ10のテスト版を提供するという。
*情報を追加しました。
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キヤノンMJ、HMDを用いたMRシステム「MREAL」を大林組向けに構築
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は3月18日、大林組向けに建築物の事前検証用のMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」を構築したと発表した。
「MREAL」は周囲の風景と建築物の3D-CGを利用者の立ち位置や視線の動きに合わせリアルタイムに映像を合成するシステム。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の左右に搭載されたカメラが、見ているヒトの視点で現実の映像を取り込み、そこにコンピューターでCGを合成して映し出すことで、「目の前に実物がある」かのような視覚体験を可能とする。
大林組では同システムを、設計やデザインを直感的に確認したり周囲の建築物との比較に活用。建設前から発注者と正確なイメージ共有が可能となったほか、インテリアを検討する際など、発注者の意思決定の迅速化につなげることができた。
今後は外観や室内だけでなく空調配管や耐震構造など、これまで言葉や図でしか説明することができなかった表から見えない構造的な部分への「MREAL」活用を検討していくという。
キヤノンMJグループは今後「MREAL」やCADを中心とする3D関連商品などを含めた3Dソリューション事業において2017年の売上100億円以上を目指すとしている。
「MREAL」の活用事例
アカハネバッタ、条例で保護へ
長野県は18日、国内で約30年間生息が確認できなかったアカハネバッタが県内で見つかったと正式に発表し、条例で捕獲を禁じるなど保護に向けた対策を明らかにした。
県によると、6月にも希少野生動物の捕獲や流通を禁じる保護条例の特別指定種にする。県内では約50年間生息が確認できておらず、絶滅したと判断していた。
環境省にも種の保存法で保護の対象とするよう働きかけるほか、アカハネバッタが見つかった地元自治体と連携、採集を防ぐ態勢づくりを急ぐ。
アカハネバッタは2013年に日本学術振興会の内田圭特別研究員が県内の草原で発見。14年には県が同じ草原で数匹を確認した。