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<選抜高校野球>浦和学院 江口、完投実らず
◇第87回選抜高校野球 準決勝
○東海大四(北海道)3−1浦和学院(埼玉)●
◇江口奨理投手 浦和学院・3年
二回、変化球を右翼線深く運び、自ら先制点を挙げた。だが、その裏のマウンドで苦しんだ。先頭をフルカウントから死球で出すなど、3四死球に内野失策も絡んで逆転された。
準々決勝までの3試合は29イニングでわずか1失点。力投の疲れはあっただろう。加えて相手は、左打者が8人並ぶ特異な打線。その左打者たちに内側ぎりぎりに立たれ、「自分の球を、投げきることができなかった」。
六回は1死一、三塁から不用意にカウントを取りに行った初球でスクイズを決められた。「頭にはあったが……」と、流れを決定づけた1球を悔やんだ。
1年生の秋に目を患い、半年間も野球から離れた。昨夏から実戦に復帰し、エースへと急成長。闘病やその後の練習を支えてくれた家族や上級生に「恩返しをしたい」が口癖だ。2完封を含む全4試合完投でその思いを表したが、「体力も制球力も、まだまだ」。「このままで終わってはいけない」と、しゃくりあげた。【藤倉聡子】
サッカーU―22日本、五輪最終予選へ マレーシア下し3連勝
【シャーアラム(マレーシア)=共同】サッカーのリオデジャネイロ五輪1次予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア選手権予選I組は31日、マレーシアのシャーアラムで最終戦が行われ、U―22(22歳以下)日本代表はマレーシアを1―0で下して3連勝の勝ち点9で1位となり、五輪最終予選を兼ねて来年1月にカタールで開催される本大会進出を決めた。
日本は前半40分すぎに久保(ヤングボーイズ)が先制。その後も優勢に進めたが、追加点は奪えなかった。
もう1試合はベトナムがマカオに7―0で大勝し、勝ち点6で2位となった。
IH女子、日本はスイスに初黒星 世界選手権第3日
【マルメ(スウェーデン)共同】アイスホッケー女子の世界選手権1部第3日は31日、スウェーデンのマルメで行われ、日本はソチ冬季五輪銅メダルのスイスに0―3(0―1、0―1、0―1)で今大会初黒星を喫し、2勝1敗の勝ち点5で1次リーグを終えた。スイスは勝ち点6で準々決勝へ進んだ。
残るスウェーデン―ドイツで、ここまで勝ち点4のスウェーデンが勝てば、日本はドイツとの1部残留決定戦(3回戦制)に回る。勝ち点0のドイツが勝てば、日本の準々決勝進出が決まる。
1次リーグは実績により上位と下位に分かれ、ソチ五輪で5戦全敗の日本は下位リーグに回っていた。
柴崎のロングシュートを“見送った”岡崎「ドイツなら確実に打ってる」
柴崎のロングシュートを“見送った”岡崎「ドイツなら確実に打ってる」
[3.31 JALチャレンジ杯 日本5-1ウズベキスタン 味スタ]
最後まで迷った。触れるか、触れないべきか……。後半35分、MF柴崎岳が放ったロングシュートは無人のゴールに向かっていた。ゴール前に詰めるFW岡崎慎司(マインツ)と、必死に戻るMFルトフラ・トゥラエフ。最後は岡崎がトゥラエフの前に体を入れてブロックし、ボールを見送った。2人は交錯しながらゴールの中に転倒したが、ボールはゴールイン。柴崎の得点となった。
最後はあえてボールに触らないようにしたのか。試合後、報道陣にそう聞かれた岡崎は「本当に迷った」と率直な思いを打ち明けた。「ドイツなら確実に打っている」。触れば自分のゴールになる。だが、柴崎に点を決めさせたいという気持ちが脳裏をよぎった。
「(ボールを追っている間は)歓声がすごかったし、俺が触ったらあれかなと」。そう冗談交じりに振り返ると、「自分もそうだけど、ゴールを決めるか、決めないかがバロメーターになる。(柴崎にとって)次のモチベーションになればと思った」という“親心”を口にした。
すでに得点を決めていた“余裕”もあったのかもしれない。後半9分、DF太田宏介の左クロスからファーサイドでフリーになり、ダイビングヘッドで叩き込んだ。「みんなが中に入っていたので、後ろから回って。(太田)宏介のボールがいいボールだった」。清水時代のチームメイトでもある太田の代表初アシストで国際Aマッチ43得点目。「エスパルスのときから一緒にやっていたし、久々に(太田)宏介のクロスから決められてよかった」と笑顔を見せていた。
(取材・文 西山紘平)
愛娘に贈る代表初ゴール、豪快ミドル弾の青山「自信になる」
愛娘に贈る代表初ゴール、豪快ミドル弾の青山「自信になる」
[3.31 JALチャレンジ杯 日本5-1ウズベキスタン 味スタ]
5歳の誕生日を迎えたばかりの長女に贈る初ゴールだった。前半6分、FW乾貴士の左CKをGKがパンチングで弾くと、PA手前で待ち構えていたMF青山敏弘(広島)が迷いなく右足を振り抜いた。
「フリーだったので、落ち着いて蹴れた。ふかさないように、しっかりミートして、絶対に枠に入れようと」。豪快なダイレクトボレーをゴール右上隅に突き刺す。国際Aマッチ出場8試合目で生まれた青山の代表初ゴールが貴重な先制点となった。
ジャンプしながら派手なガッツポーズを見せた青山。「一昨日、娘の誕生日だったので、(ゴールは)意識していた」。試合2日前の29日に長女が5歳の誕生日を迎えたばかり。持ち味のミドルシュートで決めた代表初ゴールを愛娘にプレゼントした。
ミーティングでもトレーニングでも、ミドルシュートの意識を強く求めていたバヒド・ハリルホジッチ監督の期待に応える弾丸ミドル。「(ミドルシュートは)もともと意識しているけど、こういう試合でそういうゴールを決められて自信になるし、自分自身がそういうゴールを取れる選手だということをアピールできたと思う」と胸を張った。
ブラジルW杯後は一時、腰痛で離脱していた影響もあり、ハビエル・アギーレ前監督時代は日本代表に招集されなかった。しかし、ハリルホジッチ監督の初陣でW杯以来の代表復帰。そしてこの日、昨年6月24日のW杯グループリーグ最終戦・コロンビア戦以来、約9か月ぶりとなる出場を果たし、初ゴールも決めた。
「ゴールは特別。ゴールしないと評価されないのは分かっている」。新監督の下で代表定着を狙う29歳のボランチは「(W杯は)過去のこと。新しい日本代表で、新しいやり方で、新しい勝ち方を求めていきたい」と意欲的に話していた。
(取材・文 西山紘平)