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「一から変えようとしている」新監督の下で2戦連続弾。岡崎「あれは宏介のゴール」
【日本 5-1 ウズベキスタン 国際親善試合】
先月27日のチュニジア戦では途中出場からゴールを奪い、同31日のウズベキスタン戦では先発出場で再び得点を挙げて勝利に大きく貢献した岡崎慎司は新チームでのプレーに喜びを感じている。
得意のダイビングヘッドで決めた日本代表通算43得点目を「あれは宏介のゴールって言っていいほどいいボールだった」と振り返る。
清水エスパルスでともにプレーした太田とは年齢も近く、互いに分かり合った関係だ。それだけに「久々のアシストを受けられてよかったなというか、感謝してます」といつも以上に嬉しいゴールだったようだ。
そして、宇佐美貴史や柴崎岳ら次世代を担う若手たちがゴールを決めたことがチームにとって大きな収穫だったと、後輩たちに賛辞を贈っている。
多くの選手がハリルホジッチ監督との良好なフィーリングを語っていた中、岡崎も同様の気持ちを抱いていたようで、「いろいろな発見もあったので、監督のやる気というか、一から変えようとしている熱意を感じるし、そこに自分も今まで感じた部分が共通しているな、という部分もあった」と新体制への手ごたえを明かした。
これまでの指揮官たちとは大きく違うスタイルで、チームを熟成させるのには時間が必要だが、岡崎には「まだまだ上に行ける」日本代表の明るい未来が見えているようだ。
柴崎のロングシュートを“見送った”岡崎「ドイツなら確実に打ってる」
[3.31 JALチャレンジ杯 日本5-1ウズベキスタン 味スタ]
最後まで迷った。触れるか、触れないべきか……。後半35分、MF柴崎岳が放ったロングシュートは無人のゴールに向かっていた。ゴール前に詰めるFW岡崎慎司(マインツ)と、必死に戻るMFルトフラ・トゥラエフ。最後は岡崎がトゥラエフの前に体を入れてブロックし、ボールを見送った。2人は交錯しながらゴールの中に転倒したが、ボールはゴールイン。柴崎の得点となった。
最後はあえてボールに触らないようにしたのか。試合後、報道陣にそう聞かれた岡崎は「本当に迷った」と率直な思いを打ち明けた。「ドイツなら確実に打っている」。触れば自分のゴールになる。だが、柴崎に点を決めさせたいという気持ちが脳裏をよぎった。
「(ボールを追っている間は)歓声がすごかったし、俺が触ったらあれかなと」。そう冗談交じりに振り返ると、「自分もそうだけど、ゴールを決めるか、決めないかがバロメーターになる。(柴崎にとって)次のモチベーションになればと思った」という“親心”を口にした。
すでに得点を決めていた“余裕”もあったのかもしれない。後半9分、DF太田宏介の左クロスからファーサイドでフリーになり、ダイビングヘッドで叩き込んだ。「みんなが中に入っていたので、後ろから回って。(太田)宏介のボールがいいボールだった」。清水時代のチームメイトでもある太田の代表初アシストで国際Aマッチ43得点目。「エスパルスのときから一緒にやっていたし、久々に(太田)宏介のクロスから決められてよかった」と笑顔を見せていた。
岩波&植田に負けられない…U-22代表DF奈良「ポジションを奪い、世界に挑戦したい」
岩波&植田に負けられない…U-22代表DF奈良「ポジションを奪い、世界に挑戦したい」
[3.31 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第3戦 U-22日本 1-0 U-22マレーシア]
男の前には2人のライバルが立ちはだかる。U-22日本代表不動の2CBであるDF岩波拓也(神戸)とDF植田直通(鹿島)だ。その間に割って入ろうとするDF奈良竜樹(F東京)は、AFC U-22選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)で3試合中2試合でフル出場を果たし、確かな手応えを得た。
初戦のU-22マカオ戦では岩波と、そして第3戦のU-22マレーシア戦では植田とコンビを組んで、ともに完封勝利に貢献。手倉森ジャパンではなかなか出場機会をつかめずにいたが、「しっかり試合に出られましたし、岩波と植田とそれぞれ1試合ずつ組めたのも良かったと思います」と話したように、今予選では大きな経験を積めたようだ。
今後、同代表で試合に出場するためには、岩波と植田という壁を乗り越えなければならない。それは本人も自覚している。「岩波も植田も所属チームで試合に出ていますが、僕はまだFC東京でポジションを取れていません。まずはチームでポジションを取り、彼らを少しでも脅かす存在にならないといけません」。まずはF東京でポジションを取ることが、U-22代表のレギュラーを奪うことへの近道だと話した。
2人のライバルを、「植田には高さ、岩波には足下のうまさがあり、その部分は僕には彼らほどありません」と評しながらも、自分には自分の良さがあると自信を持って答えた。「チームを引き締めるといいますか、守備で周りの選手を動かし、ポジション取りをうまくさせる指示というのは、僕がこのチームでやっていかないといけない部分、それが自分の役割だと思っています」。
来年1月にはリオ五輪最終予選を兼ねたU-23選手権が行われる。約9か月後に行われる最終予選、そしてリオ五輪に向けて、「メンバーに入るだけでは得られないものがある」と語気を強めると、「僕にはいいライバルがいるので、しっかりと彼らからポジションを奪い、世界に挑戦できるようにしたい」と視線を上に向けた。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
AFC U-23選手権2016予選特集
「田んぼみたいなピッチ」で決勝アシスト、結果を残したU-22代表DF安在
「田んぼみたいなピッチ」で決勝アシスト、結果を残したU-22代表DF安在
[3.31 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第3戦 U-22日本 1-0 U-22マレーシア]
3月3日に発表されたメンバーに、DF安在和樹(東京V)の名前はなかった。しかし、MF秋野央樹(柏)の負傷離脱により追加招集されると、AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)では2試合に出場。第3戦となったU-22マレーシア戦では、手倉森ジャパンで初のスタメンフル出場を果たし、決勝点をアシストするなど確かな足跡を残した。
直前の試合中にスコールが降り、「田んぼみたいなグラウンド」(安在)での試合となったが、背番号50は左サイドで上下動を繰り返し、敵陣深くまで攻め込んでは好機を演出しようとした。前半16分には強烈な左足シュートでゴールを脅かしたが、相手GKにセーブされて惜しくも得点は奪えず。しかし、同41分に大仕事をやってのける。
左サイドを駆け上がってボールを呼び込むと、正確なクロスを供給。「中に味方が2、3人いたと思うので、きっちりと良いボールを上げれば決めてくれると思っていた」。願いを込めて上げたクロスをFW久保裕也(ヤングボーイズ)がヘッドで叩き込み、貴重な先制点が生まれる。結局、この1点が決勝点となり、チームを勝利へと導くこととなった。
手倉森ジャパンでの初のスタメンフル出場を果たしたが、何より結果を残せたことに満足している。「この試合に臨むに当たり、目に見える結果を出すと自分自身で決めていました。だから、アシストを記録できて良かったです」。
追加招集だったかもしれない。しかし、本人にとっては大きな経験となったようだ。マレーシア入りしてからの2週間を「デカかったです。こうやって一緒に生活ができたし、サッカーもできた。チームも知れたし、この経験は大きかった」と振り返ると、今後への意気込みを示した。「これからチームに帰り、試合に出てアピールを続ければチャンスはあると思う。だから、継続してやっていきたい」。追加招集の立場ながらもチャンスを生かして結果を残した男は、再び代表に戻ってくるためにさらなる成長を目指す。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
AFC U-23選手権2016予選特集
新監督の下で初出場の柴崎岳、長距離弾は「オカさんのアシスト」
JALチャレンジカップ2015が31日に行われ、日本代表とウズベキスタン代表が対戦。日本が5-1で勝利し、ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督体制で連勝を飾った。
後半途中から出場した鹿島アントラーズ所属のDF柴崎岳は、80分にハーフウェイライン付近で飛び出したGKの頭上を越えるシュートを放つと、無人のゴールへ転がったボールは追いかけたDFを岡崎慎司がブロックして、そのまま得点となった。柴崎は、「GKは見えていたので、かわそうかそのまま打とうか迷ったんですけど、オカさん(岡崎)のアシストもあったので、うまく決められれてよかったです」とゴールを振り返った。
また、同試合はトップ下で出場した柴崎は、「いろんなポジションで出てもやれる自信というか、アイディアもあります」と自信を見せる一方で、「攻撃が速いのでシンキングスピードも多少上げなければならない部分はあります」と自身の課題を挙げた。
さらに、「監督のやりたいサッカーを間近で、代表に呼ばれて直に感じることができたということ、監督の言葉も含め、日本代表をどうしたのかを間近で感じることができたのは、一番いいことだったかなと思います」と、今回の代表期間での収穫を語ると、「世界を知る監督ですので、まだまだな部分があるということが分かっただけでも今回の合宿はよかったかなと思います」とさらなる成長を見据えた。そして、「もちろん次も選ばれていきたいというのはありますし、日本代表から離れてる間が勝負かなと思います」と次回の代表戦へ意気込みを語っている。