松井、ジーター両氏が被災地支援 慈善イベントに参加

　

　

　　米大リーグ、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏（４０）とデレク・ジーター氏（４０）が２１日、東京ドームで東日本大震災の被災地の小中学生を支援する慈善イベントに参加し、野球教室や両氏が監督を務めた日米対抗の試合が行われた。試合には東北３県から選抜された中学生が出場した。

　　イベントにはプロ野球巨人の原辰徳監督、日本ハムの大谷翔平選手らも参加した。ジーター氏は「大変な思いをしたと思うが、何とか力を出してほしいと願っていた。やっとお手伝いができてうれしい」とあいさつし、松井氏は「教わったこと、ジーターと触れ合ったことを思い出にして頑張ってください」とエールを送った。

スイング改造中の一ノ瀬優希、2位タイに浮上でも「成績よりもスイングを」

　

　＜Tポイントレディス ゴルフトーナメント　2日目◇21日◇若木ゴルフ倶楽部（6,304ヤード・パー72）＞
　　国内女子ツアー「Tポイントレディス ゴルフトーナメント」の2日目。今年の開幕戦からツアーに復帰した一ノ瀬優希が3バーディ・1ボギーの“70”でラウンド。2位タイに浮上した。
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　　この日、7位タイからスタートした一ノ瀬は、ショットが冴えて2番でバーディが先行。すると5番4メートル、6番では3メートルを沈め連続バーディを奪取し順位を上げた。8番ではこの日唯一のボギーを叩いたが、その後はスコアをキープしホールアウト。首位と3打差のトータル3アンダーまでスコアを伸ばした。
　　ツアー復帰戦となった開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」ではショットが右に左にと荒れた一ノ瀬。さらに次の「PRGRレディスカップ」では昨年長期離脱の原因となった左鎖骨の痛みを感じたという。その時に「打球も安定しないし、痛みも出た。治療やケアも重要だけど、スイングも悪いのかな」とシーズン中にも関わらずスイング改造に着手。自らスイングを携帯電話で撮影して繰り返しチェック。今は変えている真っ最中だと語る。
　　具体的には「アドレスのときに右に傾く傾向があった。それが原因でスウェーすることがあったので、真っ直ぐするよう意識した。そのアドレスで、そのままその場で捻転するイメージ」にしたという。すると「ミスショットが左右バラバラに行かず、同じ方向に行くようになった。ちょっとずつ良くなっている」と早くも手応えを掴んだ。
　　開幕2戦を終え、優勝者に日本人はいない。今大会で日本人以外の選手が優勝すると、初の3戦連続外国人優勝となる。一ノ瀬としても「やっぱり日本人が勝ちたいし、もちろん阻止したい」という気持ちはある。だが「今はスイングの改善を一番に考えたい。成績よりも良いスイングを」と語る。明日は最終日最終組だが、自分のやるべきことを見失うことなく戦っていく。
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大乱調の堀奈津佳、5位T転落も「これだけ打ってもこの位置」

　

　＜Tポイントレディス ゴルフトーナメント　2日目◇21日◇若木ゴルフ倶楽部（6,304ヤード・パー72）＞
　　佐賀県にある若木ゴルフ倶楽部にて開催中の国内女子ツアー「Tポイントレディス ゴルフトーナメント」の2日目。昨日バーディラッシュで単独首位に立った堀奈津佳だが、今日は3バーディ・6ボギー・1ダブルボギーと大乱調。トータル1アンダーの5位タイと順位を落とした。
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　　堀は3番でボギーが先行。さらに6番、7番で連続ボギーを叩きさらにスコアを落とした。次の8番、9番で連続バーディを奪い、巻き返しを見せたが、折り返しての10番からボギー、ボギー、ダブルボギー。その後もバーディとボギーを1つずつと最後まで波に乗れずホールアウト。6アンダーをたたき出した昨日よりも、11打も多いラウンド“77”でホールアウトした。
　　「昨日と同じ気持ちでコースに入ったんですが…昨日良いほうに出たことが今日は悪いほうに出ましたね」と振り返った堀。「今日はショット、アプローチ、パターの全てが悪かった。その中で上手く組み立てていくことができないのが今の自分なのかな」と天を仰いだ。
　　だが現在首位とはまだ5打差。初日にビッグスコアを出していることもあり、諦める気持ちは無い。「これだけ打ってもこの位置にいるので。まだチャンスがあると思って頑張りたい」と言葉に力を込めた堀。まだ闘志は衰えていない。
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岡山、得失点差で首位に Ｊ２第３節最終日

　

　

　　明治安田Ｊ２第３節最終日（21日・シティライトスタジアムほか＝10試合）岡山はＣ大阪と１―１で３連勝は逃したが、勝ち点７として得失点差で首位に立った。栃木と引き分けた千葉も同７。福岡は札幌に敗れ、唯一の３連敗となった。〔共同〕

常総学院の１、２番が５２年ぶり５盗塁

「選抜高校野球、常総学院１４－１米子北」（２１日、甲子園）

　常総学院の１、２番コンビが足でかき回し、大勝へとつなげた。

【写真】大会１号もガツン！常総学院・荒原が先制弾

　１番・宇草孔基内野手（３年）、２番・竹内諒外野手が、ともに大会５２年ぶりとなる１試合５盗塁を記録。１９６３年に北海・谷木恭平選手がマークした個人１試合最多盗塁の大会記録に並んだ。

　また竹内は八回に１イニング３盗塁を決め、個人１イニング最多盗塁の大会記録にも並んだ。