セリーヌ tシャツ パロディセリーヌ tシャツ コピーセリーヌ tシャツ コーデ 忍者ブログ

仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!

ビジネスマン必見!おすすめのビジネス管理ツールアプリを、独自のランキングと口コミでピックアップ!縦横無尽に使いこなせば、仕事の効率アップ間違いなし!
[168]  [169]  [170]  [171]  [172]  [173]  [174]  [175]  [176]  [177]  [178

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「僕は聴診器でテロとたたかう」10年間イラクで医療支援してきた鎌田實医師が訴えるイスラムの真実

「僕は聴診器でテロとたたかう」10年間イラクで医療支援してきた鎌田實医師が訴えるイスラムの真実

 

イスラム国(IS)とアメリカを中心とする連合国の武力対決が激化している。

米国防総省は19日、昨年8月以降、イラクとシリアで計2893回の空爆を実施したと発表。これによりイスラム国が弱体化しているともいわれるが、空爆では民間人の犠牲も出ており、またチュニジア、イエメンでもイスラム国がらみのテロが起こるなど勢力の拡散も懸念されている。

そんな中、「僕は聴診器でテロとたたかう」と、徹底した非軍事・人道支援を訴えるのが2004年からイラクで医療支援活動を行なう鎌田實(かまた・みのる)医師だ。10年間、何度も現地を行き来してきた鎌田氏が最新作『「イスラム国」よ』で訴えるアラブ世界の現実、そして対イスラム国で私たちができることとは――?

―10年前、イラクで医療活動を始めたきっかけはイラク戦争だったそうですね?

鎌田 イラク戦争でアメリカ軍が劣化ウラン弾を落とした地域に白血病や小児がんが多いというデータを持って、イラクの小児科医が私の元をたずねてきたんです。アメリカは国内では劣化ウラン弾を放射性物質として厳重管理しているのに、よその国には低線量の放射線だからと平気で落とす。

その劣化ウラン弾が投下された跡地で子供が遊び、白血病や小児がんの原因になっているんじゃないかと。その傷ついた子供たちを助けようと、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)というNPOを立ち上げ、医療支援を開始しました。

―医療支援というと、具体的にどのような活動をされてきたのでしょうか。

鎌田 初めはヨルダンのアンマンに、07年からはイラク北部のアルビルに拠点を起き、主にイラク国内の4つの病院に4億円分の薬を支援しながら、イラクの医師や看護師を対象にした研修や劣化ウラン弾とがんの因果関係を調べる研究を行なってきました。また、イラク戦争時に難民になった人やシリア内戦でイラクやヨルダンに避難してきたシリア難民のキャンプで妊産婦の検診や出産の支援、医療バスの支援などもしてきました。
―この年末年始もイラクに行かれていたそうですが、どんな状況でしたか?

鎌田 ISのせいで、難民がものすごく増えています。アルビルには20の難民キャンプに4万人が暮らしています。今回は僕が直接、病院や診療所に薬を届けました。また、シリアから逃れた150万人が暮らすヨルダンの難民キャンプでは、ISに足を奪われた若者の機能回復訓練が行なわれています。

今回は日本政府からも助成金をもらい、シリアから逃げてきたリハビリの専門家を雇いました。すると、難民だった専門家が仕事を得て誇りを取り戻し、足を切断して絶望している若者が自国のドクターから治療を受けてすごく安心する。そんなふうにお金を上手に使うことで、2倍3倍といいサイクルが生まれます。

―これまで触れ合ってきたイスラムの人々は、みんなとても優しく親切だったそうですね。

鎌田 僕はこの10年間、イラクやヨルダンで一度も嫌な思いをしたことはありません。みんな、すごく親切で温かい人々です。街で誰かに喫茶店の場所をたずねたら絶対にお店まで案内してくれて、コーヒーを注文しお金まで払ってくれるので驚きました。

また、難民キャンプの炊き出しのため食堂のおやじさんに「羊のスープだけ安く分けて」と頼んだら「日本人がこんな危険なところで炊き出しまでやってくれるのか」と、肉料理や魚料理まで作って提供してくれる。イスラムの世界には「喜捨(きしゃ)」という、自分を投げ出しても人に親切にすることで天国にいけるという教えがあるんです。

―日本政府も中東にこれまで多くの支援を行なってきましたし、現地での日本人のイメージは良いと。

鎌田 それだけではありません。その食堂のおやじさんは「俺たちは日本が大好きだ。日本人は戦争をしない国だと聞いている。日本人に親切にして悪いことはない」と言いました。確かに10年間支援活動をしていて、日本は欧米とは違うなと。彼らはたくさんお金をまくけれど、何か下心があるのではと住民たちは不安に感じるらしい。

でも、日本は被爆国だし憲法9条があって戦争しないから信頼されている。僕たちはイラクの人たちに守られてるんじゃ…と感じるほどでした。

―そういった活動の中で、テロやイスラム国の脅威を感じたことは?

鎌田 06年に僕たちが支援するキリスト教徒のイラク人ドクターが、バスラでスンニ派の過激派集団から脅される事件があり、イラクで過激派集団が動き出しているんだなと。11年に「アラブの春」でシリアが内戦状態になると、イラクで活動していたISという過激派集団の名前をシリアでも耳にするように。その頃のISはイラクでは過激すぎて住民にも人気がなく、もう潰れるという状態だったのですが…。

―それが、今日につながる強大な勢力を持ち始めた理由について、3つの戦争でのアメリカの失敗を指摘されていますね。

鎌田 ひとつはソ連のアフガン侵攻です。アメリカはアフガンゲリラに闘い方を教え、武器を与えてソ連と代理戦争させた。これがイスラム国の芽を生み出しました。

ふたつ目がイラク戦争。アメリカはイラクが大量兵器を持っているという間違った情報をもとにイラクを攻撃し、その混乱に乗じてアフガン戦争で敗れたアルカイダの残党がイラクに紛れこみました。さらにイラク戦争で敗れたフセイン側の有能なスンニ派の幹部たちがISに合流しました。

3つ目がシリア内戦。アサド政権を倒したかったアメリカは、反アサドとして戦っていたISにスンニ派の支持者から資金や武器が流れるのを見て見ぬフリをした。その結果、ISは力を得て、イラクで勢力を拡大することになりました。

―そんな経緯がある中で、現地の人たちはイスラム国やアメリカにどういう思いを持っているのでしょう。

鎌田 難民キャンプでISに終われ、シリアから逃げてきた人たちが言ったのは「ISは怖い。人間じゃないし、俺たちの脚を平然と切り落としたりする。だけど、アメリカの無人空爆機も怖い。レーダー誘導されてロケット弾を放ち、子供たちが巻き込まれて死んでいくんだ」と。

アメリカが空爆で子供をひとり殺すと、アラブの10人の若者が義憤を感じてテロ集団に入っていく。要するに、テロに空爆は効いているというけど、空爆するほど新たな若者がテロリストに洗脳される悪循環がある。

シリアからせっかくトルコに逃げてきた高校生3千人が、もう1回シリアに戻ってISに入ったらしい。その高校生たちが本当に邪悪なのか…そうじゃないですよね? シーア派のアサドがスンニの若者を残虐な殺し方をするから、彼らは義憤を感じてISに入ってしまうんです。

ISは許せないし、絶対に潰さなくてはならない。でもやり方を間違えると、世界にテロの芽を広げてしまう。テロリストは地下に潜りますから、15ヵ国29の地域にISの拠点が広がりだしている。アメリカはビン・ラディンの時代から30年間武力で抑えようとしてきましたが、彼らが武力を使うほどテロリスト集団はモンスターになっていきます。

―しかし、武力で制圧する以外にイスラム国をつぶす方法はあるでしょうか?

鎌田 イスラム国は欧米や国連、キリスト教徒の説得には耳を傾けません。10年間支援活動をしてきて、この地域を真っ当にするには、イスラムのことはイスラムに任せたほうがいいと思っています。

この問題を解決する方法は、最小限の武力で抑えながら愛の手を差し伸べることです。もともと彼らはすごく温かくて友情に厚いですから、してもらったことは絶対に忘れません。自分たちが苦しい時に手を差し伸べられれば誘惑や洗脳があっても簡単にはISに入らない。99・9%の真っ当なイスラム教徒を大切にし、過激なイスラム教徒を許さないように彼らの中で自主規制が行なえるようにするべきです。

かつてレバノンがテロリストたちで泥沼の状況になった時、ヒズボラという過激派集団が政治集団になって、まあまあの範囲に収まるようになったという例もあります。

―それなのに日本は「非軍事・人道支援」を掲げながらも実際は嫌な方向に向かっている?

鎌田 安倍首相は戦えばいい、つぶせばいいと言うけれど、いみじくも「非軍事・人道支援」と言った言葉を徹底してほしい。

心配なのは、そう言いながら日本も有志連合に加われるように憲法改正しようという下心がアラブの人たちにも見えているのでは?ということ。また、2月にODA大綱を12年ぶりに改定し、これまで認めてこなかった他国軍の支援を非軍事目的に限って可能にしてしまったのも不安です。

日本人が貿易立国として世界に安全に出て行くためには、非軍事・人道支援を貫くことが大切です。イスラムの人に「苦しんでいる時にずっと助けてくれた、日本は違う。テロに巻き込みたくない」と思ってもらうのが平和への道なんじゃないかと。

―この4月にも、またイラクに支援に入るそうですね。

鎌田 4月と6月、7月に予定しています。この本の印税は100%、4月の活動に使います。それ以外に、自分のお金を300万円寄付しました。増刷になるくらい売れたら、また6,7月の支援にも回せます。今回はアルビルの20の難民キャンプのうち診療所がまだない所や郊外の1万人規模のキャンプなどを訪れるつもりです。ヨルダンで機能回復訓練の状況も見てきます。イラクのドクターが、シーア派もスンニ派もクルド人が一緒になって病気の子供たちを助けます。

不思議なことに戦闘が落ち着いた場所に医師や看護師が入って診療所ができると、なんとなくそこが不可侵な場所になって、病気以外の人もみんな心がちょっと落ち着く。もっと冷静にならなければと平和の芽が広がっていく。そういう意味では、医療はシンボル的な存在だと思います。

だから、そういう気持ちで「僕は聴診器でテロとたたかう」という副題をつけました。聴診器というと医者の活躍の場ができると思うかもしれませんが、例えば芸術でも音楽でもテロと戦えます。大変な世界になりかかっている時に、ひとりひとり何ができるかと考えてほしい。1%、発想を変えればなんでもできる。若い人の柔軟な発想とセンスがあれば、1億円の寄付を集めるような活動もいくらでもできると思います。

(取材・文/田山奈津子)

●鎌田實(かまた・みのる)
医師・作家。1948年東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。1974年、長野県の諏訪中央病院に赴任。40年間、一貫して「住民と共につくる医療」を実践。現在、諏訪中央病院名誉院長。『がんばらない』(集英社)、『1%の力』(河出書房新社)ほかベストセラー多数。【http://www.kamataminoru.com/】 【http://jim-net.org/】

■『「イスラム国」よ』(河出書房新社、1080円)
10年間アラブの世界で医療支援を行なうため現地を行き来してきた著者が訴えるアラブ世界の現実とは。非軍事支援によるあたたかな連鎖こそがこれからの世界全体の真の平和をうむと説く祈りの書。著者印税は全額イラク難民支援活動に寄付される

PR

くら寿司、異様な光景の秘密 快進撃を支える驚異の異端経営 平日午後でもなぜ満席?

くら寿司、異様な光景の秘密 快進撃を支える驚異の異端経営 平日午後でもなぜ満席?

 

 回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくらコーポレーション(以下、くら)の快進撃が止まらない。
 
 3月4日に発表された2015年10月期第1四半期(14年11月-15年1月)連結決算は、売上高が前期比8.8%増の254億6000万円、営業利益が同27.7%増の14億7000万円、最終利益が同39.9%増の10億4000万円となり、通期見通しの増収増益達成の可能性が高まった。これにより4期連続増収増益の可能性もぐっと高まってきた。
 
 好業績要因は前期同様に「熟成まぐろフェア」「極上かにフェア」などメインメニューの寿司販促活動が効果的だったのもさることながら、麺類、丼、デザート、コーヒーなどサイドメニューの充実効果が大きい。

 一皿100円の寿司に比べるとサイドメニューの多くが200円台以上で、中でも「特製玉子だれで食べる魚介海鮮丼」(680円)、「イベリコ豚丼」(400円)、「すしやの天丼」(400円)、「7種の魚介醤油らーめん」(360円)など高価格帯の人気が高い。これが売り上げ増と客単価増を押し上げている。

 客単価は12年11月から今年2月まで27カ月連続で前年同月比増を記録している。この客単価増を牽引しているのが、同社のサイドメニュー戦略だ。

●業界再編に距離を置く

 回転寿司業界に激震が走ったのは13年12月のことだった。震源は業界2位のカッパ・クリエイトホールディングスと同5位の元気寿司の経営統合だった。その後、統合は破談となったが、もし両者が経営統合していれば、業界首位のあきんどスシローを追い抜き、業界再編が起こるはずだった。

 そんな騒ぎの中、ただ一社無関心を決め込んでいた大手回転寿司チェーンが、くらだった。「食のテーマパーク」を目指し、独自戦略で生き残りを図ろうとしていた同社は、初めから業界再編に興味はなかった。

 平日午後、くら寿司店内は他の回転寿司店では見られない風景で彩られる。ボックス席はデザートを食べながら談笑する制服姿の女子高生、天丼や豚丼をかき込む男子高生、コーヒーを飲みながら談笑する主婦、その傍らでラーメンに舌鼓を打つ子供などで埋まる。この風景はファミレスの店内にほぼ近い。

 くらが12年11月から投入を本格化したサイドメニュー戦略が、店内をファミレスに近い風景に変えた。それだけではない。回転寿司業界にとって平日午後は客がまばらな「閑散期」。だが、同社にとってはこの時間帯も書き入れ時だ。下校途中の高校生や家事が一段落した主婦のたまり場になっているのだ。業界関係者は「客は寿司を食べなくても、サイドメニューは注文する」と話す。

 平日午後に「寿司もある飲食店」に客が集まるのは、メニューのラインナップが豊富だからだ。15年2月末現在、くら寿司は寿司約80点とサイドメニュー約50点をラインナップしている。サイドメニューが豊富なので、レーンを流れる寿司には手を伸ばさなくてもサイドメニューには手を伸ばす。

 また、寿司が一皿100円なのに対し、女子高生たちに人気デザートの「ガトーフショコラ」は230円、男子高生たちが好む天丼や豚丼は400円、ラーメンは360円、コーヒーも一杯150円。いずれも専門店に引けを取らない品質でいて、専門店よりも安い。それが魅力で客が集まり、客単価も同業他社のそれを飛び抜けるのは当然といえる。

 さらに、原価率低減への取り組みも業績を押し上げている。回転寿司という業態では、流通コストや加工コスト、梱包資材、原材料の購買力、加えて店舗での廃棄率が原価に直結するが、くらは他社に先行して取り組んでいる科学的運営方法で無駄を削減。加えて、オーダーレーン(注文専用レーン)や寿司キャップ「鮮度君」の導入による、鮮度や食べ頃を意識した新しい商品提供オペレーションの構築により、廃棄ロスの低減=原価率低減を実現している。

●財務体質への自信

 同社が業界再編に興味を示さず「わが道」を貫いているのは、このサイドメニュー戦略に裏打ちされた財務体質の自信の表れにほかならないといえる。この戦略により客数・客単価が増加し売り上げも増え、結果として販売管理費など固定費を押し下げるかたちとなる。ちなみに、くらの売り上げの対前年比伸び率は業界トップとみられる。

 同社がサイドメニュー戦略に踏み切ったのは、田中邦彦社長の「郊外店舗において、単品を扱うだけでは生き残れない。お客様はアイテム数の多い外食を求めている」との考えによるといわれている。そこで専門店に負けないサイドメニューを揃えることで、一皿100円の回転寿司に付加価値を付け、それで客を引き付け、さらに寿司をメインメニューにさまざまな食も楽しめる「食のテーマパーク」化で回転寿司の成長の限界を突破しようという戦略だ。

 14年末現在の市場規模が約5000億円と推計されている回転寿司業界は、出店が飽和に近付き、成長の限界が取り沙汰されている。このため、例えばスシローや元気寿司は寿司皿の回転レーンがない「回らない寿司店」の都心出店による新規客層開拓と商品単価引き上げ、カッパは「極み」「特選逸品」などによる商品単価引き上げで成長の限界を突破しようとしている。

 これに対して経営コンサルタントは「回らない回転寿司や高単価の寿司は、一皿100円で外食市場に定着した回転寿司の存在感を弱める恐れがある。一方、くらの成長戦略は回転寿司の業態に付加価値を付け、存在感を強める。どちらが合理的かはいうまでもない」と指摘する。

●サイドメニュー誕生まで

 そのくらがサイドメニュー戦略を本格化したのは、12年11月の「7種の魚介醤油らーめん」投入からだった。同社が業態多角化を目指しラーメン店「無添加ラーメン」を開業したのは、それに先立つ98年のこと。化学調味料、人工甘味料、合成着色料、人工保存料の四大食品添加物を一切使わないそのラーメン事業は、半年で撤退に追い込まれた。だが、撤退はしたが、同社は「無添加ラーメン」の発売を諦めなかった。その後、約10年の試行錯誤を経て、7種類の魚介から取った出汁を開発。それを今度はくら寿司のサイドメニューとして投入し、客に受け入れられヒットした。

 現在の人気メニューであるコーヒーもまた、一度04年頃にサイドメニューとして発売されたが、販売を中止している。その後は「寿司と合うコーヒー」の開発を目指したが、当時はそれに適したコーヒーマシンが見つからず、現在導入しているスイス製コーヒーマシンを探し出すまでに6年もかかった。「寿司を食べた後にコーヒーなんて」という拒絶感を払拭するため、新しいコーヒーマシンを使ってコーヒー豆のブレンドや淹れ方を試行錯誤で改善し、13年12月に「KULA CAFE」として発売した。今では特に女性客の必須メニューとして定着している。

「回転寿司のサイドメニューとしてはおいしい、では意味がない。専門店に負けないメニューでなければ、客にすぐ飽きられる」と言う田中社長の下、同社は年間約1000~1200点の商品を試作するが、発売するのはそのうちわずか10―20点。それでも売れ行きが悪くて販売を中止するメニューが少なくない。

「量が質に比例するので、社長出席の試食会でボツになる試作品も決して無駄ではない。ボツの山を築くほどのメニューを試作することでノウハウを蓄積でき、やがて試作品の商品化率も上がり、サイドメニューのバラエティが広がってゆく」(業界関係者)

 サイドメニューの豊富なラインナップにより、来店頻度の向上、さらにはこれまで回転寿司を利用しなかった層までを引き込む同社の新しいビジネスモデルは、回転寿司業界に新潮流を生み出す可能性を秘めている。
(文=福井晋/フリーライター)

先祖返りするパナソニック、世界に背を向け「内向き」鮮明か 過去の成功体験への回帰

先祖返りするパナソニック、世界に背を向け「内向き」鮮明か 過去の成功体験への回帰

 

 本連載の2月7日付前回記事『本流社長・V字回復パナソニック=勝ち組、傍流社長・不振深刻ソニー=負け組、は正しいか』で、ソニーとパナソニックの組織改革、組織マネジメント、組織体質などについて論じたので、今回と次回は両社の事業展開についての論考を行いたい。

 ソニーは2月4日、2015年3月期連結決算見通しで、営業損益が従来の赤字予想から一転して200億円の黒字になると発表した。これを受けて株価は11年3月以来となる3000円台まで回復し、時価総額は3.59兆円と、3.20兆円のパナソニックを1年半ぶりに逆転した。よって、「ソニーは負け組、パナソニックは勝ち組」という単純な構図ではもはやないと受け止められるかもしれない。

 しかし、ときに過剰期待をもって反応するのが株式市場であり、投資先を無理にでも探さなければならない世界的な超金融緩和の状況を考えると、この時価総額の逆転をもってこの構図は崩れたと断ずるのも表層的であり、早計ともいえる。

 今回は、「企業の脱皮」という革新を起こせる可能性はどちらが高いかについて考えてみたい。

 まず、両社の事業を見てみよう。パナソニックは赤字部門の見直しとして家電事業を整理する一方で、軸足を旧松下電工の事業ドメインである住宅関連事業と、津賀一宏社長が事業部門のトップを最初に務めたカーエレクトロニクス部門を核とする自動車関連事業というBtoB事業へと大きくシフトした。これが、今回の津賀改革の中での大きな評価ポイントであろう。特に、本家の屋台骨であったデジタル家電を切り、旧松下電工の住宅関連事業へとシフトするのは、本家が分家の養子になったようなものであり、保守的なパナソニックとしては、相当な決断といえよう。ちなみに、同社はテレビをはじめとするデジタル・AVC関連機器を切り捨てたが、白物家電はベースロードビジネスとして残すのではないかと筆者は考えている。

 しかし、事業の将来性と強みを見てみると、まず、ベースロードとしての白物家電と住宅関連事業に強みはあるが、その将来性はどうだろうか。どちらも基本的には国内市場を向いた事業であり、今後急速に進む人口減少と超高齢化、中間層の衰退、日本社会全体の貧困化を踏まえると、国内市場は急速に縮小していかざるを得ないであろう。日本での住宅事業も例外ではなく、右肩下がりになるのは免れないであろう。14年4月の消費増税前に発生した駆け込み需要の反動もあるが、同年は89.2万戸と90万戸を切っている。

●自動車関連事業の将来性

 もう一方の自動車関連事業について見てみよう。売上高1兆円を超える同事業は、大きく分けて3つの分野からなる。一つはカーナビを主力とする快適分野、車載電池を主とする環境分野、そしてセンサーなど先進運転支援システムが主力の安全分野である。この中で、半分の売り上げを占めるのが快適分野である。18年の売上高計画では、事業部全体の売上高を2兆円とし、うち快適分野の売り上げを8800億円とするなど順調に伸びるとしている。しかし同市場は、自動車のネットワーク化が進めば、グーグルなどのICT(情報通信技術)をてことした異業種企業によって代替えされる可能性の最も高い分野であろう。もはや、ハードの時代ではない。 

 車載電池に関しては、HV/PHEV(ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車)とEV(電気自動車)向けの市場であり、13年の市場規模は3800億円程度といわれる。現在、EVはまだ市場が立ち上がっていないと表現できる状況なので、この車載電池市場とはトヨタ自動車が主導権を握るHV/PHEV向けであり、パナソニックはトヨタと合弁でプライムアースEVエナジーを設立している。トヨタ向けにニッケル水素電池を供給しており、現状では車載電池市場においては非常に強い立場にある。ちなみに、出資比率はパナソニックが19.5%、トヨタが80.5%であり、どちらが主導権を握っているかは明白である。

 パナソニックが車載電池に最も注力するのは当然であろう。パナソニックには、EVエナジーのほかに旧三洋電機の電池部門であるオートモーティブ&インダストリアルシステムズがあり、ホンダや独フォルクスワーゲン(VW)にニッケル水素電池を供給している。18年の計画では車載電池事業の売上高を6800億円と現在の倍以上を見込んでいる。

 しかし今後、過渡的製品といわれるHV/PHEVから本流のEVに市場が移行していく可能性を考えると、トヨタと一心同体に近いパナソニックの現在の強みをどうとらえるかは難しい。パナソニックは昨年7月、EVの寵児と呼ばれる米テスラ・モーターズと大規模電池工場建設で協力することを発表し、テスラにリチウムイオン電池セルの供給を行うとしている。パナソニックとしては当然の保険であろう。しかし、テスラの未来は不確定であり、最近ではアップルによる買収も取り沙汰されている。

 では、3番目の、センサーなど先進運転支援システムが主力の安全分野はどうか。この売上高計画も4400億円と倍増以上を見込む。この市場のカギは、2つある。一つは、モジュールを製造できるかどうかという点であろう。自動車産業がガソリン車からEVへ移行すれば、一台当たりの部品点数は現在の万単位から百単位に減るといわれている。つまり、モジュールを握れないと勝者にはなれない。現在のパナソニックは、この安全分野で先進支援運転システムをモジュールとして完成車メーカーに提供できる地位にはない。強いといわれる車載電池を見ても、テスラとの合意が示すように、車載電池モジュールをつくるのはテスラである。

●失敗に終わった半導体事業

 もう一つのカギは、モジュールを握れなくても、部品としてオンリーワンに近い圧倒的な強さを持っているかどうかであろう。津賀改革の中で、半導体部門を大きく整理縮小した経緯を考えるに、おそらくパナソニックの半導体関連のセンサーには、部品としての圧倒的な強みはないのではないか。詳細は次稿で考察するが、ソニーのCMOSセンサーの地位とは大きく異なる。

 かつてパナソニックは、半導体事業でUniPhier(ユニフィエ)というCPUとビデオコーデック等を内蔵したシステムLSIと、OSとミドルウェア等から成るソフトウェアプラットフォームで構成されるデジタル家電用の統合プラットフォームを推進していた。半導体事業とUniPhierはデジタル家電の売り上げと軌を一にして成長するが、08年以降、デジタル家電の不振とともに急速に売り上げを落としていく。内製向けであったためだ。結果、パナソニックは半導体事業を13年の暮れに、イスラエルのタワージャズに売却する。

 そして、パナソニックはUniPhierをはじめとするシステムLSI事業を切り出し、富士通とともに新会社であるソシオネクストを設立した。今月3月2日から、LSI設計と開発に特化するかたちで事業を開始している。富士通が40%、日本政策投資銀行が40%、パナソニックが20%という出資比率を見ても、パナソニックは同事業での主導権を放棄しており、UniPhierが今後どうなるのか明確な指針は示されていない。現状では、UniPhierは事実上失敗であったといわざるを得ないであろう。これが、パナソニックの半導体事業の現状である。

●戦後の成功体験への回帰

 このようにパナソニックの津賀改革を見るに、基本的にはグローバルな展開を念頭に置いているというよりも、国内市場と日本企業に目を向けて、寡占化した競争環境か馴染みの競合相手と差別化をしながら激しく競争をしていくという、不確実性の低い環境での日本的な事業永続を志向しているといえるのではないか。もっとも、不確実性が低い事業環境を選ぶこと自体は、成長できるかできないかは別にして、必ずしも間違った経営判断ではない。

 言い換えればパナソニックの戦略は、戦後の多くの日本企業が持つ成功体験への回帰であり、ICTと融合した現在のネオグローバリゼーションがもたらす不確実性の高さ(非連続かつ加速的変化)への適応を通しての変革と成長ではないので、企業の脱皮とは異なるといえよう。同社が昨年7月に発表した、グローバル化への対応とされる成果重視と資格ではなく役割重視の賃金制度見直しの中で、日本的組織の代名詞ともいえる「部長」「課長」の呼称を復活させたのは興味深い。

 次回は、ソニーの事業展開を考察していきたい。
(文=小笠原泰/明治大学国際日本学部教授)

花粉症薬、危険で医師も飲まない?脳出血、不整脈、内蔵機能抑制、感染症の恐れ

花粉症薬、危険で医師も飲まない?脳出血、不整脈、内蔵機能抑制、感染症の恐れ

 

 花粉症患者数は増加の一途をたどり、スギ花粉症だけで1500万人以上、日本の花粉症総人口は2000万人以上、5人に1人は花粉症ともいわれ、今後も増加することが予想されています。

 実はこの花粉症、古代エジプトの文献にも登場するため、まったく新しい病気というわけではありませんが、日本においては、1961年にブタクサ花粉症、64年にスギ花粉症、ついでイネ科の花粉症などの報告がされ、その後はスギを中心に猛烈な勢いで花粉症患者が増え続けています。

 花粉症は、花粉によって引き起こされるアレルギー疾患で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等のアレルギー性鼻炎や目のかゆみ、流涙などのアレルギー性結膜炎が最も多く見られます。また、まれに喘息やアトピー の症状を併発することがあります。花粉症は日常生活に与える影響などによる社会的損失も大きい疾患です。

 花粉症に関連する費用も膨大な額に上ることが推測され、患者にかかる年間医療費は約2860億円、仕事がはかどらないなどの労働損失は年間約650億円と試算されています。

 花粉症に一度罹患すると、自然治癒はほとんど望めません。体質を改善して症状を和らげるか、花粉のない地域に引っ越す、または薬を服用しつつ花粉症と付き合っていくしかないでしょう。鼻の粘膜を焼いて、鼻水や鼻づまりの症状を出なくする手術が広まっていますが、効果は半年~2年ほどで切れてしまうため、根本的な解決になりません。最近は、減感作療法という根治を目指す治療も登場し、花粉症治療に明るい兆しが見えてきましたが、治療が終わるまでに数年かかるなど、気軽にできる治療法とはなっていません。

 このように見てくると、花粉症患者は当面の間、花粉とうまく付き合っていく方法を模索しなければならないようです。

 数多くの花粉症患者は、薬を常用して花粉飛散のシーズンを乗り切っていることと思いますが、実は安易に花粉症薬を服用すると、大変危険な副作用をもたらすことがあります。

 複数の医師に花粉症薬について意見を聞いたところ、ほとんどの薬は、自分では飲みたくないものだと口をそろえます。しかし、薬について「効果が期待できない」「副作用の可能性が高いからやめたほうがいい」といったアドバイスをしても、「先生は冷たい」「やぶ医者だ」などと長々と文句を言われたり、「自分で薬については調べるから」と言って自ら薬剤を指定する人もいるので、それに合わせて処方することもあるといいます。

 花粉症薬を飲みたくない理由は、効果が薄いものが多いばかりか、深刻な副作用をもたらす可能性があるからです。いくつかの種類を試せば、自分の体質に合う薬が見つかる可能性があり、その場合には効果的に症状を抑えられるので、花粉症薬をまったく否定するわけではありませんが、なるべくなら飲みたくないというのが医師たちの本音のようです。

 花粉症に処方される薬剤のうち、特にアレルギー性鼻炎用薬は、抗ヒスタミン剤、クロモグリク酸、ステロイド剤、その他の抗アレルギー剤、血管収縮剤の5つに大別できます。

 抗ヒスタミン剤は、鼻水を抑えるには即効性があり、強力な作用があります。しかし、その一方、服用すると眠気を生じさせ、口が渇く、排尿が困難になるなどの副作用があります。子どもが服用すると、けいれんを起こす危険があります。最近は、眠気が出にくいタイプもありますが、思い不整脈の報告事例があるほか、薬価は眠気を伴うタイプの10倍以上するので、あまりオススメできません。

 クロモグリク酸(インタール)は、効果が弱めなので症状がひどい人には向きませんが、副作用の心配もあまりありません。

 ステロイド剤は、効果は強力ですが、長期間使い続けると感染症や依存症、副腎機能の抑制、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの危険が高まります。花粉症は、数カ月におよんで服用する場合が多いので、使わないほうがいいといえます。内服のステロイド剤はあまり処方されませんが、ステロイド剤と抗ヒスタミン剤を混合したセレスタミンを処方する医師が時々います。おそらく単に抗ヒスタミン剤だと考えているのだと思いますが、セレスタミンの長期服用は避けましょう。

 その他の抗アレルギー剤としては、非抗ヒスタミン剤、非ステロイド剤などがありますが、感染症や依存症になりやすく、効果よりも危険のほうが大きいとして、欧米ではアレルギー性鼻炎への処方は禁止されています。

 最後に、血管収縮剤は点鼻薬として処方されることが多いですが、内服薬の場合はとても危険です。鼻に限らず、全身の血管が収縮する可能性があり、高血圧や脳出血の可能性が指摘されています。漢方製剤の小青竜湯も同様の危険があります。

 花粉症は、症状が出ている間は非情につらいですが、マスクなどを着用して極力花粉を吸い込まないようにし、どうしても症状を抑えなければならない時に薬を使用するのをオススメします。花粉が飛び始める前から、ゴールデンウィーク頃まで薬を常用している人も多いと思いますが、あらゆる薬には副作用がありますので、自分の体質と薬の効果・副作用を十分に検討して上手に薬と付き合ってください。
(文=ピカケ/薬剤師)

インタラクティブミュージック勉強会に参加してきた

インタラクティブミュージック勉強会に参加してきた

 

2015年3月18日、スクウェア・エニックスで開催された「インタラクティブミュージック勉強会」に参加してきました。

この勉強会のテーマは

「ゲームを始めとするインタラクティブな環境における音楽」について研究する

です。

インタラクティブなメディアにおける音楽についての知見や可能性を広めるために開催されています。

●1.MusicEngine for Unity / ADX2LE
スクウェア・エニックスサウンドプログラマ 岩本翔 さん。

岩本さん自身が制作した音楽同期に特化したライブラリ、”Music Engine”

ご自身の同人ゲーム制作に用いたり、GameJamにて積極的に採用されているようです。

今回はその”MusicEngine”で作ったPongを基に”MusicEngine”の解説をされました。

その”MusicEngine”及び今回の発表資料はgithubにてダウンロード可能となっております。

github https://github.com/geekdrums/MusicEngine

・時間管理を音楽にすべて任せることができる
・任意の1フレームだけtrueになるような処理がある。 

等など詳しくは発表資料に書いてありますが、

インタラクティブミュージックゲーム制作経験の集積ともいえるこのライブラリはとにかく便利!!

音楽同期のゲームを作る時の非常に心強い見方になると思いました。

●2.ヴィジュアルノベルとそのアニメ化におけるBGMのアプローチの違い

フリーランス スミイ酸

ご自身がBGMを手がけられた作品の一つである「大図書館の羊飼い」のゲームとアニメを例にとって説明していただきました。

アニメとビジュアルノベル、どちらも非常に近い存在でありながら音楽的なアプローチはだいぶ異なるそうです。

ゲームの音楽は場面ごとに、ぽんと一本BGMを置いていくだけな場合がほとんどです。

アニメの場合は、ステム編集・尺調整・音量調整などかなり繊細にコントロールされているとのこと。

こういった表現はたしかにアニメのほうが進んでいますね。

アニメで聞いた時とサントラで聞いた時BGMの印象が異なると感じるのはアニメ上でこういった編集がされているからという部分もあるのかもしれないと思いました。

私自身、美少女ゲームのスクリプトを仕事としています。

こういったお話を聞き、美少女ゲームのBGMの乗せ方に何か工夫はできないかと考えるようになしました。

もちろん、どっちが良くてどっちが悪いなんてことはないのですが、刺激される部分はありました。

●3.ハッカソンでみかけた インタラクティブミュージック っぽいもの

CRI・ミドルウェア 田中孝 さん

ハッカソンで見かけたり作ったりした、インタラクティブミュージックっぽいものの紹介でした。

・Singalong World
 全方位から音楽が聞こえてくるものです。
 SoundCloudにあがっているタグで選別すると曲が流れ出します。
 スマートフォンの方向を変えるとそれに応じて聞こえる音も変わってくるというものです。
 「歌ってみた」のように共通の音楽があった上で流れていると面白い具合にミックスされて今までにない音楽の感覚が味わえます。

 ただ、まったく別物の曲が同時に流れだすとカオスになります。それはそれで面白かったり。

・Monthree
 iTuneに入っている音楽を聞かせることでその音楽の方向性にあったキャラクターに成長していくというものです。
 音楽自体が変化していくわけではありませんが、音楽によってビジュアルが変わっていく様はとてもおもしろいです

発表スライド
http://www.slideshare.net/tatmos/20150327-im

●4.SuperColliderでつくるInteractiveMusicエンジン
東京工科大学 メディア学部 修士0年 黒田元気 さん

東京工科大学の修士課程に進まれる黒田元気さん。

インタラクティブミュージックの定義の一つとして、

Adaptive Music:動的に音楽を生成していく(自動作曲など)

というものがあり、黒田さんはこの研究を行っているそうです。

その研究の一環として黒田さんが行ったのは、音響生成プログラミング環境”SuperCollider”のiOSへの最新バージョンへの移植。

結果、アプリのサウンドエンジンとして使用することが可能になったとのことです。

ここで出てきた”SuperCollider”は簡単に音が出せてしまうすぐれもの。

足音・雨音・雷音を生成するプログラムがなんと「Tweetの文字数制限以内(140字)で書けてしまう」のです。

iOS用に移植したSuperColliderはgithubにてダウンロード出来ます。中身だけでも覗いてみてはいかがでしょうか?

iOSに移植したSuperCollider
https://github.com/wdkk

インタラクティブミュージック研究会HP
http://im-laboratory.tumblr.com/

インタラクティブ研究会Twitter
https://twitter.com/IM_Laboratory

※この記事はガジェ通ウェブライターの「kenttakamatsu」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?( http://j.mp/1Czkb9R )

-ガジェット通信は賢く情報を活用する読者のため「ネット上の議論、ネットカルチャー、デジタルガジェット情報、ライフスタイル提案、時事ニュース」等を提供するニュースサイトです。ガジェット通信

HN:
上原健二
性別:
非公開
P R
忍者ブログ [PR]
Template by repe