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猫用の「着る毛布」を実際に着せてみた
人間用の猫毛布。これは皆さんもうご存じの通り実在しており、多くの人々に愛されているわけだが、実は猫用の着る毛布も存在する。
着る毛布
こちらが実際の商品だ。そろそろ暖かくなってきたので値下がりしていた。このチャンスにとゲット。商品名は、「お部屋であったか着る毛布 ピンク」で、価格は850円だ(3月18日時点での税込み価格)。
実際に着用していただいた
パッと見は普通のペット用のお洋服だが……。
少しカメラを引いてみてみると、こんな感じ。お腹の箇所で毛布を固定している。また腕周辺に布がないデザインとなっているので、本人も歩きやすいし、なおかつトイレの際も毛布が汚れる心配もない。
今回入手したものはSサイズ。猫本人の体重は3.4キロ。ジャストサイズと言えるだろう。動いていると時折背中に空洞ができてしまうが、スルリと脱げてしまうことはない。
なお、ピンク以外に黄色のタイプがあるため、本人の毛皮の色に合わせてコーディネートしても良いかもしれない。こちらの猫は毛皮がブルーという色合いなので、ピンクにしてみた。
背中やお腹に少し手を入れてみるとかなり保温されていることがわかる。人間用の着る毛布も非常に温かいが、猫用のものも中々のクオリティだった。なお、家の中に毛布がひっかかってしまうような家具が多い場合は、万が一の事故のないよう、しっかりと飼い主さんが傍で見守るようご注意を。
普段は愛用の毛布があるのでそれを使っている
ここからはオマケの猫画像だ。着る毛布も非常に便利だが、我が家ではこの冬、猫用の巨大毛布を愛用していた。といっても、人間用のものを猫様におすそ分けしている形になるが……。
愛用していたのは、マイナビニュース内の記事「うちの猫に”パンダに変身できる布団カバー”を使ってもらった」で紹介したパンダの柄が入った毛布だ。
毛布の色が淡いピンク色なので、晴れた日はこの毛布そのものをレフ板代わりに使用することができる。毛布も猫が一番好みそうな柔らかさをしているので、猫達もよくゴロゴロと喉を鳴らしながらモミモミしていた。
猫「この毛布、フワフワで気持ちが良いにゃ」
猫「むふー」
そして流し目
弟猫の毛布利用シーンの様子
先ほどの着る毛布の撮影を終えた弟猫。こちらの猫も、普段愛用しているこのピンクの毛布の上で休憩をとり始めた。
しっかりと前足で毛布をフミフミと揉み、寝どことしてくぼみを作る。しっかりとくぼみができたら、何度か体をぐるっと回し、どっしりと横たわった。
撮影、お疲れさまでした!
<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
その他の猫画像
めちゃくちゃオシャレな猫用首輪まとめ
楽天市場iCatより、猫用首輪6種「ピンドット×Wフラワー」、「ギンガムチェック」、「キラキラチェックスター」、「大きな水玉×ダリアコサージュ」、バグアウト加工の「水玉いちご」、「プレーンドット」が販売されている。同商品はキティカラー・シリーズ内のもの。
お家でもオシャレしたい! 日常使いの猫用おしゃれ首輪6種が販売中
普段使いにぴったりな、安全でおしゃれな猫用首輪
猫用カラー首輪に花や鈴、星モチーフのワンポイントがついているのが特徴だ。首輪の一カ所には細いゴムが使われており、首輪のバックルには一定の力を加えると外れる安全バックルを使用。伸縮可能で障害物に猫の首輪が引っかかった場合にも外れやすい。首輪は100%布製で補強用中芯は入っていない。柔らかく軽い仕上がりの首輪だ。
同シリーズ内の「水玉いちご」、「プレーンドット」は、害虫忌避効果のあるバグアウト加工。ノミ・ダニ・蚊等の害虫忌避効果がある、ハーブ成分入りマイクロカプセルを首輪に特殊な方法で浸透・付着させている。効果持続は1~2年。
「ピンドット×Wフラワー」の対応首周りは約15.5~23cm。「ギンガムチェック」の対応首周りは約15~23cm。「大きな水玉×ダリアコサージュ」対応首周りは約15~23.5cm。「水玉いちご」「プレーンドット」の首周りは約16~24cm。いずれも幅は10mmで重量は約5g前後。
「キラキラチェックスター」の対応首周りは約18~23.5cm。幅は10mmで重量は約8g前後。
詳細は公式サイトを参照のこと。
ディズニーR崩壊寸前?異常な混雑で長い行列だらけ 飲食店は険悪、泣き出す子供…
東京ディズニーランド(以下、TDL)および東京ディズニーシーからなる東京ディズニーリゾート(以下、TDR)が大変なことになっているという。
「学生限定 春のキャンパスデーパスポート」(通常5500円が4900円)などで春休みの学生を中心にキャンペーンを展開しているうえに、ファミリー層を中心にディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマにした新グリーティングイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」も大好評。4月から1デーパスポートが500円値上げされるのを前にした駆け込み需要もあって、土日ともなれば入場制限がかかるほどだ。
「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社/3月7日号)でも『ディズニー値上げは妥当か 大混雑で見える“ほころび”』というニュースコラムを掲載している。
殺到するゲスト(顧客)に、アトラクションだけでなく飲食店でも、店側が対応しきれず長い行列ができる。さらにレストルームの数も圧倒的に足りず、“トイレ渋滞”も深刻な状況だ。
TDRを運営するオリエンタルランドに対して、キャスト(従業員)の労働環境を改善するように要望しているオリエンタルランド・ユニオンは、TDRの現状をこのように話す。
「現在は、殺到する来場者に対し、運営側は利益を最大化しようと人件費をギリギリまで圧縮しているために最低限のキャストで対応しています。そのため、キャストは疲弊してサービスが低下しています。飲食や物販のレジも稼働するのは最低限で、ゲストはそのための行列に並ぶしかなくなっている状況です。アトラクションにも飲食店にも並ぶという異常事態になっています」
●常に行列の飲食店
そこで今回、筆者が実際にTDLに行ってみた。雨が降り、臨海部特有の風も強めという悪条件の平日だったが、事前の天気予報は「晴れ」だったことから、多くのゲストが来場していた。
行列ができるのはアトラクションだけではなく、ポップコーンやチュロスなどの食品販売店でも長時間待たなければならない。傘を差しながらも途切れない行列が続く。チュロスといえば3月5日、メープルチュロスに金属のネジが混入していたことが明らかになり、現在メープルチュロスの販売を中止している。それにもかかわらず、午前中からチュロスを待つ行列は途切れない。 風が強く寒い。ランチタイム前に飲食店に入ろうとするも、ワールドバザール内のレストランはすべて行列。比較的大きいレストランの1つ「パン・ギャラクティック・ピザ・ポート」内は大混雑で中に入れない。席数の多い「トゥモローランド・テラス」では中に入ることはできたものの、レジ前の長い行列に並ばなければならない。さらに商品を買っても、すでに満席で食べる場所を確保するのも困難だ。外の雨がやむまで暖かい店内で時間を過ごそうとする学生、立ち食いする若者、通路にレジャーシートを広げて食べ出すファミリー、我慢できずに泣き出す子供も多く、険悪な雰囲気が漂っている。
レストルームへ足を運ぶと、女性用レストルームに並ぶ行列も、とてつもなく長い。男性用はそれほど並ばずに済むが、園内どこへ行っても行列、行列、また行列なのだ。
レストランは、ランチタイムが終われば余裕があるかと思いきや、客が注文をするレジは3つのラインのうち1つが休止してしまうこともあって、行列はますますひどくなっていた。
営業を休止したレジ周辺には広いスペースができるため、ゲストはレジャーシートを広げ始めた。シートの上でぐったりとしている家族連れは、夕方の「アナとエルサのフローズンファンタジー」まで待機するようだ。
雨がやんだ夕方にはレストランの混雑も緩和したが、何をするにも行列に並ばなければならない「夢の国」には疑問を禁じ得ない。
最近、TDRだけでなく、オリエンタルランドは株式分割も話題になっている。2月24日、オリエンタルランドが1株を4株にする株式分割を発表。分割により株式数を増やして流動性を高めるのが狙いだ。4月1日より株式分割を行うが、この発表を受け、最低購入価格298万6000円だった株価は高騰。3月11日時点で358万円にまで約20%上昇している。今後も株価の上昇が期待されるうえに、配当金も2014年度は前期より20円増配となる一株当たり140円(予想)と、毎年のように増額しており、投資家にとってはおいしい銘柄に違いない。
ゲストが並べば並ぶほど、投資家にお金が転がり込む仕組みなのかもしれない。
(文=松井克明/CFP)
被害者急増、ぼったくり居酒屋に誘う現役キャッチの素顔。そんなに儲かる商売なのか?
飲み食いした量に対して法外な料金を請求される、初めに聞いていた金額とは別にサービス料や週末料金をとられる…など「ぼったくり居酒屋」の被害に遭う人が急増中だ。
被害に遭った人たちは、駅前や繁華街でキャッチに声をかけられて店を紹介されたケースがほとんど。そのキャッチには様々な問題点が指摘されているが、ここで素朴な疑問。そもそも「ぼったくり居酒屋」のキャッチは、そんなに儲かる商売なのだろうか?
そこで東京の繁華街に出没する現役のキャッチ3人に彼らの実態を聞いてみた。
・ヨシオさん(仮名・25歳)…主戦場は新宿駅近辺、歌舞伎町。得意技はスマホを使ったダミーの案内。ミュージシャンを目指しているフリーター
・ケントさん(仮名・22歳)…主戦場は池袋駅近辺。得意技はたくさんのビラを使った、「いろんな店紹介できます」という勧誘。経済を学ぶ大学生
・ユウキさん(仮名・28歳)…主戦場は歌舞伎町。得意技はあえて小道具を使わない、心のぶつかり合い。顔がかわいく、悪い人には見えないフリーター
* * *
―ぶっちゃけ、皆さんは一体どれくらい報酬をもらってるの?
ケント 完全出来高制です。売り上げの15%~20%が報酬。だいたい10人案内すると5万円くらいの売り上げになるので、6千円くらいバックが出るかな。あとはボーナスが時々。
ユウキ カリスマになると月に100万円以上稼ぐヤツもいると聞くね。
ヨシオ でもこの間、頑張って案内した客が、20人近い団体が帰るのに紛れて食い逃げしちゃった。結局、報酬はパァ。寒空の下、泣きそうになりましたよ。
ユウキ それはひどい!!
―ちなみに「ぼったくられた!」と店でゴネたら、やっぱり怖~い人が来て、怖~い目に遭うの?
ヨシオ 怖い人が多い風俗店などとは違うので、僕の周りではあまりそんな話は聞きません。お通し料、サービス料、深夜・週末料金を取った上に、マストオーダーの2フードが激高みたいな“極悪ぼったくり”店だと、あるかもしれませんけど…。
ケント フードが高いだけの“中ぼったくり”の僕の店なんか、客がゴネだしたらキャッチが呼ばれますから。「本当にそんなこと言ったのか?」って店側からも責められます。これはこたえますね。お金が返ってくるかどうかはケース・バイ・ケースだと思います。
ユウキ この間、駅前でキャッチしてた時に、店から戻ってきた客がキャッチの腕をつかんで交番に連れ込むのを見た。こうされると、こちらとしてはどうしようもないよね。その後どうなったんだろうな。
―では居酒屋キャッチって、怖い人たちの職業ではないんだ?
ヨシオ ほとんどが、ただのバイトです! 俳優の卵とか芸人とか、演技ができる人が多いんですかね。あとは普通のフリーターや学生。誤解されがちですけど普通の人なんですよね、僕たち!!
利益を上げるために「なんでもやる」人、変化に必死で抵抗する人~『マッサン』と経営者
皆さんは『マッサン』を観ていますか? そう、NHKの連続テレビ小説のことです。
その第90話(1月17日放送分)で、マッサンこと亀山政春が鴨居商店を辞める時の一場面です。鴨居の大将こと鴨居欣次郎がマッサンに向かって、とても印象的な話をしていました。
「どの道、おまえは科学者や。ウイスキーに対する情熱は認める。そやけどお前にはそれしかない。造ることだけに執着があって、売ること宣伝をすることにはまったく関心がない。経営者いうんは、商品を開発して宣伝して売らなあかん。石にかじりついてでも利益を上げて皆に分配せなあかん。おまえにはできへんやろ? わてはやるで。たとえイミテーションの鴨居といわれたかて、従業員を食わしていくために、メイドインジャパンのウイスキーを広めるためやったら、なんでもやったる。おまえにはできへんやろ」
この欣次郎の語りの中には、本物の経営者が持ち合わせている素養が述べられていると読み取ることができます。欣次郎はサントリー創業者である鳥井信治郎氏がモデルです。彼のように時代を切り開き、今につながる企業をつくり上げた人物というのは、どのような人物だったのでしょうか。このセリフからは、その一端が見てとれます。
(1)「経営者いうんは、商品を開発して宣伝して売らなあかん」
ウイスキーを事業としてやるなら、ウイスキーに関する専門知識は必要でしょう。また、自ら手がける事業に対する情熱も必須です。しかし、それだけでは経営者にはなれません。つくって売って宣伝して、消費者に買ってもらって利益を上げて、株主や従業員に分配する、これら一連の営みが経営者には求められます。つまり、会社のあらゆる機能を結びつけることができなくてはなりません。経営者になるためには、専門知識と情熱だけでは足りないのです。
(2)「たとえイミテーションの鴨居といわれたかて」
世の中、批評家や批判家は多数いて、成功している経営者は嫉妬されることも多いものです。「イミテーションの鴨居」とは随分と失礼な発言ではありませんか。もし上司や顧客からそんなことを言われたら、普通の人なら心が折れてしまうかもしれません。
しかしながら、欣次郎は他人の批判を自らの成長の糧にしています。そうなのです。本物の経営者たるもの、世間の評判やよそ様の批判などには動じません。むしろその批判を受け入れて、成長のエネルギーに変えているのです。
(3)「従業員を食わしていくために、メイドインジャパンのウイスキーを広めるためやったら、なんでもやったる」
この言葉には、とても崇高な決意を感じませんか? 従業員を食わす、という社員に対する使命、メイドインジャパンのウイスキーを広める、という日本や世界に対する使命を感じます。本物の経営者は、腹が据わっている、覚悟が決まっていると言い換えてもよいかもしれません。
エバーノートCEOのフィル・リービンも、起業家を志す真っ当な理由の一つとして「世界を変えたい」という動機があると言っています。成功する経営者というのは、正当な使命を背負う覚悟があるのです。
冒頭の図に示した通り、経営者とは「将来の企業の存立基盤を考え、変化をつくり出し、10年単位の時間軸で戦略を形成できる人物」です。このような経営者には、少なくとも次の3つの素養が備わっているのです。
(1)(専門知識+情熱)+ 結合力
(2)評判・批判に対する達観した態度
(3)使命感と覚悟
●「変化」に対する態度で、経営者の本物度が透けて見える
ご存じのように、鳥井氏は「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」精神を打ち立てた人です。彼は社員に挑戦を促しました。『マッサン』の中でも、「Life is an adventure.(人生とは冒険だ)」というフレーズが何度か出てきます。(マッサンとエリーの養女エマも言ってましたね)
「やってみなはれ」も「adventure」も「変化」を伴います。やってみるためには行動が必要で、自らが成長=変化しなければ挑戦できません。また、挑戦するためには周りの人々の協力も必要で、その結果、組織に影響=変化を及ぼします。その挑戦が社会的に意義あるものとなれば、世界の未来に貢献できるような価値=変化を生み出すかもし
れません。
日本の多くの企業の事業計画書の中には、「変革」や「改革」という言葉が躍っています。そのような「変革」や「改革」に直面したとき、社員の反応や行動は大きく3つに分けられます。
それらは、(1)「変化」をつくり出す人、(2)「変化」に呼応できる人、(3)「変化」に抵抗する人の3種類です。
言うまでもなく、(1)の「変化」をつくり出す人とは、立派な経営者そのものです。『マッサン』の例でいえば、欣次郎や、北海道にやって来て大きく成長したマッサンです。
(2)の「変化」に呼応できる人は、柔軟に考え、変化に対応した行動がとれる人です。企業でいえば、「変革」や「改革」を唱える経営者を支えることができる人物、またその推進者となれるような人物です。
ここで問題となるのは、(3)の「変化」に抵抗する人々です。自分の立場や自分の処遇、自らの人事を最も気にかけるサラリーマンといえるでしょう。彼らの口からは、変化させてはいけない理屈はたくさん出てきますが、変化させるためにどうしたらよいのかという前向きな意見はほとんど出てきません。(本連載第1回『企業はなぜ官僚化・硬直化する?どう診断?組織が社員に否定的発言を強制するメカニズム』に登場する「PNIの法則」を参照)
このように、「変化」に対する3つの反応はシンプルでとてもわかりやすいですから、自らの行動を反省したり、他人の主張を判断したりするときのメジャメント(指標、判断基準)として利用することができるのです。
●経営者のように行動する
いずれにせよ、自分が会社や組織の中でどのようなポジションにあろうとも、経営者としての3つの素養を持ち、経営者のように「変化」に反応することが大事なのはいうまでもありません。まずは、自分が今与えられている職責の中で、大いに経営者のように振る舞うのです。運よく自分の職務権限が広がったのなら、その拡大したテリトリーの中で、経営者のように行動するのです。
トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏は、「トヨタ生産方式の成長の過程は、私自身のトヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)内での責任範囲の拡大と合致していた」と語っています。
大野氏が本社の機械工場長の時は、その機械工場の範囲内で機械の配置を変え、多能工化を進め、JIT(ジャストインタイム)への挑戦を始めました。しかしながら、他の工場には手が付けられていません。本社工場の第二製造部長の時には、機械加工と組み立てという第二製造部の職責の範囲内でJITを推し進めました。その後、元町工場長のときには、機械加工、プレスと組み立ての範囲内でJITをやりました。鍛造と鋳造には手が付けられませんでした。ようやく、本社工場長になって、鍛造と鋳造を含めた全社的なJITができるようになったのです。
このような大野氏の取り組みを通して学べることは多いです。トヨタ生産方式の確立という「変化」を成し遂げるためには、10年から20数年という長い道のりがかかります。それでも、自分に与えられたテリトリーの範囲であれ、経営者のような素養をもってして、経営者のように行動することの大切さが伝わってくるのです。
本稿を含めてこれから3回ほど、本連載では会社や組織における個人としてのキャリアの築き方についてお話ししていきます。
(文=森秀明/itte design group Inc.社長兼CEO、経営コンサルタント)