サッポロビール仙台工場、復旧後初仕込みとなるビールを出荷

　

　

　サッポロビールは6月下旬より、被災した仙台工場での復旧後初仕込みとなるビールを順次発売する。販売エリアは青森県、岩手県、秋田県、山形県、宮城県、福島県の東北6県。

　「初仕込みメッセージパック」は「サッポロ生ビール黒ラベル」と「サッポロ 麦とホップ」の2種

　「サッポロ生ビール黒ラベル」と「サッポロ 麦とホップ」の350ml缶をそれぞれ6缶パックにし、「初仕込みメッセージパック」として発売する。スリーブには「おまたせしました! 仙台工場復旧後初仕込み商品」とのメッセージを入れている。

節電景品GETで一石二鳥!? いろいろな『節電コンテスト』まとめ

　

　

　電力需給の逼迫が予想される夏が、いよいよやってくる。地震の影響による福島第一原子力発電所の事故を受け、5月には全国の原子力発電所稼働率が全体の約4割にまで低下しており、節電は関東・東北だけの問題ではなくなっている。

　こうした中、経済産業省では家庭を対象にした『節電コンテスト』を実施することを発表した。また、これ以外にも自治体や企業による節電コンテスト実施が報じられている。節電に成功し、景品がもらえれば一石二鳥というもの。皆さんがお住まいの自治体でも同様の取り組みがあるかもしれないので、ぜひ調べてみよう。

※前年同月の使用量を知りたい場合は……検針の際に届けられる「電力ご使用量のお知らせ」用紙の、中央あたりに小さな文字で昨年分が記載されているのでチェックしてみよう。■東京都荒川区『節電マイレージコンテスト』

　・実施期間 : 6月～9月

　・内容 : 期間中の一カ月を区分として東京電力の「電気ご使用量のお知らせ」を提示。前年同月と比較して一定の削減率を達成した区民に対し、削減率に応じて賞品を進呈。

■東京都品川区『しながわ節電コンテスト』

　・実施期間:取り組み期間7月～9月/応募期間8月から10月の各月1日から15日

　・内容:応募用紙に家庭で取り組んだ節電方法を記入し、各月の「電気ご使用量のお知らせ」のコピーを貼付して郵送・電子申請等で申し込み。20%以上削減でエコグッズ・商品券等を贈呈。

■東京都千代田区『僕が、私が我家の省エネリーダー!夏を乗り切る家庭の節電大作戦』

　・実施期間:7月～8月

　・内容:区内在住・在学の小・中学生を対象に専用のシートを配布し、取り組み内容や電力使用量記入して区環境・温暖化対策課へ提出。2ヵ月を通じて前年比15%以上削減で図書カード500円分を進呈。

■新潟県十日町市『節電エコポイント事業(節電も積もれば温泉に行ける!カード)』

　・実施期間:東北電力の検針7月～9月分

　・内容：当月の使用量と昨年同月の使用量を1日当たりに換算。15%以上の削減がされていた場合に同市のエコポイント事業におけるポイント200点(1,000円相当)を付与。

■兵庫県神戸市『夏の節電コンテスト』

　・実施期間:7月～9月

　・内容:市内事業者が「電力使用量の15%削減」の削減目標を達成した場合、「KOBE省エネマイスター(仮称)」に選び、市ホームページなどで公表

■埼玉県北本市『きたもと節電コンテスト2011』

　・実施期間:7月～8月

　・内容:応募用紙に「電気ご使用量のお知らせ」を貼って提出。今年の7月・8月と前年同月との削減率を競う。参加者全員に省エネグッズをプレゼント。

■埼玉県『家庭の電気ダイエットコンクール』

　・実施期間:8月分の電気の検針期間

　・内容:前年比の削減率を競う『電気ダイエット部門』と、電力使用量の少なさを競う『省エネ達人部門』で、それぞれ上位10位までを表彰し賞品を贈呈。使用量は検針期間の日数と家族人数で割り、算出する。

■経済産業省『家庭節電コンテスト』

　記事執筆時点で詳細未発表。

■積水ハウス『節電アクションコンテスト』

　・実施期間:7月～9月(エントリーは7月20日まで)

　・内容:積水ハウスオーナーを対象に、昨年および今年今年の7月～9月の電気使用量を報告してもらい、大幅な削減を達成した家庭や特に消費電力量の少ない家庭などを表彰。リフォームエコポイントプレゼント等も。

■イオン『「WAON節電がんばったポイント」プレゼントキャンペーン』

　・実施期間:7月

　・内容:電力会社から家庭の使用電力削減が求められている地域で、前年の15%以上削減した家庭がイオン店舗のサービスカウンターに「電気ご使用量のお知らせ」を持参すると、WAONポイント200ポイントをプレゼント。

世界中の"超限定"コーヒー豆だけを扱うスターバックスの新ラインアップ (1) 「リザーブ」ブランドの中でも特別な「コナ」コーヒー

　

　

　「スターバックス リザーブ」。スターバックスに誕生したコーヒーの新ラインアップだ。非常に希少性の高い豆のみを数量限定で扱う。コーヒー豆の販売はもちろんのこと、"特別な抽出法"でいれたコーヒーとしても「スターバックス」店舗で提供されている。一体どのような豆がラインナップに加わっているのだろうか。そして、"特別な抽出法"とは……??

希少価値の高い豆だけを展開

　スターバックスのコーヒー豆は、もともと厳選されたものだけを扱っており、世界で生産されるコーヒー豆のうち、「スターバックスのコーヒー」となるのはたったの3%。とはいえ、日本国内だけで約900店舗も展開しているので、各店舗に安定して供給できるよう一定基準以上の生産量が要求される。ゆえに、同社のバイヤーが「これは! 」という豆に出会っても、「ごく限られた時期のみ生産される」「非常に少量しか生産されない」という理由で商品化に至らないケースもあるのだという。

　スターバックス コーヒーが展開する新しいラインアップ「スターバックス リザーブ」。写真のカップはイートイン提供時に使用する「スターバックス リザーブ」専用カップ(扱う豆は時期によって異なる)

　「スターバックス リザーブ」は、そういった希少性の高い豆に焦点を絞った新しいラインアップ。現在販売されている同ブランドのコーヒー豆はインドネシア産「インドネシア ブルー ジャバ」、ペルー産「ペルー ティンゴ マリア」(9月中旬頃までの販売予定)。さらに6月末からはハワイ産「コナ」も加わる。私たち日本人にとって、ペルーはコーヒーのイメージがあまりないかもしれないが、インドネシアやハワイはコーヒーの生産地としては有名である。しかし、これら商品の内容を見ると非常に希少価値の高いものだとわかる。

ハワイ土産でも有名なコナコーヒーをストレートで

　6月29日に発売される「コナ」(4,000円 / 226g)

　まず「コナ」。ハワイ土産としてもらった人も多いであろうこのコーヒー、実はコナ100%というのは意外に希少なのである。今回発売される商品はもちろんコナ100%であり、価格は4,000円 / 226gと非常に高価である。後に説明する「インドネシア ブルー ジャバ」や「ペルー ティンゴ マリア」の約2倍の価格となっており、リザーブブランドの中でも特別感のある豆になっている。

　もともとコナコーヒーは生産量が少なく、しかも「コナコーヒー」というブランドが確立されているため、高値がつきやすい。さらに今回は、コナの中でもNo.1の格付け等級である「エクストラファンシー」の中から厳選されたコナだけを使っている。こう聞くと、226gで4,000円という価格も納得がいく。

　さて実際にいただいてみると、まずそのフローラル系の華やかな香りに驚く。味わいはというと、少し甘みがあるのが特徴。例えるなら「生キャラメル」とスターバックス コーヒー ジャパンのコーヒースペシャリスト・江嵜讓二さん。「ナッツのようなフレーバーも持ち合わせ、洗練された味わいはアイスにもオススメです」。

　そこでアイスを試飲していたのだが、第一印象は「非常にすっきり」。しかし、アイスにもかかわらず香り立ちがよい。「これまでのアイスコーヒーのイメージはというと、苦味も味わいもしっかり。シロップやミルクに負けないものが一般的でした。しかし『コナ』のアイスは洗練された味わいで、ぜひストレートで楽しんでいただきたい」とのことだった。

仮設住宅生活を少しでも快適に 中越の先人たちの知恵紹介「仮設のトリセツ」

　

　

　4月30日に開設されたサイト「仮設のトリセツ」。そのTwitter公式アカウントが、6月15日、20万アクセスを突破した。運営するのは、新潟大学工学部岩佐研究室で、仮設住宅生活を少しでも快適にするための知恵が紹介されている。

仮設住宅地での情報格差がきっかけ

　新潟県では、2004年から2007年にかけて、中越地震や中越沖地震などの災害が発生し、計5,500戸の仮設住宅が建設された。当時、岩佐研究室は、仮設住宅生活を支援し調査するプロジェクトを実施し、仮設住宅をより住みやすい環境にする活動を行った。

　「仮設のトリセツ」には、仮設住宅生活のいわば先人である中越の人々の知恵が紹介されている。仮設住宅は夏暑く、冬は寒いので、さまざまな工夫が必要となってくる。すだれや植物を使った暑さ対策、床下の利用、収納場所の作り方などのほか、鉄の柱を使っているためマグネットが有効利用できるなど、経験者ならではのアイデアや実例がいくつも掲載されている。(ただし、原状回復については各自治体の判断となるので、大がかりな改装の場合は問い合わせる必要がある)

　仮設住宅快適化のポイントのひとつは、玄関とその周辺だという(以下画像提供：岩佐研究室)

　今回も緑化はすでにいくつかの仮設住宅では始まっている

　同研究室のプロジェクトの背景には、仮設住宅地によって、より快適な生活環境を整えているところと、まったく手のつけられていないところに分かれてしまっていた「情報格差」の問題があったという。「仮設のトリセツ」では、アイデアを共有することや、仮設住宅地のミニチュアで情報を共有することの大切さも紹介されている。

通りは住民の交流の場

　「仮設のトリセツ」では、仮設住宅を単なる「つなぎの家」ではなく、「生活を快復し今後の良好な居住環境へのステップアップをするための重要な場所」と位置づけている。

　そのため、住宅の工夫だけではなく、情報の共有や周辺コミュニティーとの関係にも言及しているが、住宅地の通り(通路)が交流の場となることも紹介している。通りはまた、子どもたちの遊び場でもあり、居間とつながった縁側のようなものでもある。

　通りは住民の大切なコミュニケーションの場にもなる

　子どもたちがのびのびと遊ぶことができるのも通りだ

　同サイトを見ていると、この通りから住宅地の活力が生まれていくような印象を受けた。今回の被災地も新潟県も同じ寒冷地。今後も、中越の人々の知恵は、被災地の力になっていくのではないだろうか。

エドウイン、軽くて柔らかくケアも簡単なチノパン「503ZERO CHINO」

　

　

　エドウインはこのほど、軽くて柔らかく、ケアも簡単というチノパン「EDWIN 503ZERO CHINO」を発売した。

　「EDWIN 503ZERO CHINO」

　同商品は、エドウインのジーンズ「503ZERO」と同様、外側の縫い目がないシームレスな新製法「ゼロステッチ」を採用し、1枚の生地で足を包み込むような構造のチノパンに。縦横マルチに伸縮し、ストレスのない着用感を実現したという。

　素材には、原綿と合成繊維を組み合わせたシャレード糸使用のチノ専用生地を採用し、軽く柔らかいはき心地と色ツヤの持続を可能にしている。洗濯時のシワや形崩れを防ぎ、毛羽立ちにくくソフトな風合いを保持するという「ウォッシュエンドライ」技法も導入した。

　シルエットはレギュラーフィットで、シンプルなデザインとカラーのため、マルチに活用できるとのこと。カラーはベージュとカーキの2色、サイズは27～34、36インチを展開。価格は8,925円。