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首相、安保法制整備へ決意
安倍晋三首相は22日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し、集団的自衛権の行使容認を踏まえた新たな安全保障法制の整備を推進する決意を強調した。大量破壊兵器の拡散やテロの脅威など国際情勢の変化を指摘した上で「グレーゾーンから集団的自衛権に関するものまで、切れ目のない対応を可能とするための法整備を進める」と述べた。
1991年の湾岸戦争停戦後、自衛隊初の海外派遣となったペルシャ湾での機雷除去に言及。「わが国にとって死活的な原油の輸送を阻んでいた」と振り返り、安保法制整備によって停戦前からの機雷掃海を可能とすることにあらためて意欲を示した。
【共同通信】
岸田氏、衝突回避の仕組み要請
【ソウル共同】岸田文雄外相は21日、中国の王毅外相と訪問先のソウル市で会談した。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の領海侵入を念頭に、偶発的衝突を回避するための仕組み「海上連絡メカニズム」の早期運用開始を要請した。「関係改善の機運を高めなければいけないが、東シナ海ではそれに反する動きがある」と懸念を伝えた。王氏は中国側の立場を説明した。
日中関係をめぐり岸田氏は、昨年11月の首脳会談後、改善に向かっているとの認識を示した。
王氏は、1972年の日中共同声明など「日中間の(国交正常化などの)四つの基本文書を守ることが大切だ」と指摘した。
【共同通信】
日中韓「首脳会談、早期に」…3外相が一致
【ソウル=大木聖馬】約3年ぶりとなる日本と中国、韓国の3か国外相会談が21日、ソウル市内のホテルで開かれた。
岸田外相は会談後の共同記者会見で、3か国の首脳会談の早期開催に向けて引き続き努力することで一致したと明らかにした。3外相は、テロ対策や北朝鮮の核問題や防災対策、大気汚染問題などで協力を強化することも確認した。
日中韓外相会談の開催は、2012年4月に中国・寧波で開催されて以来。岸田外相と中国の王毅(ワンイー)外相、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相が約1時間20分協議し、焦点となっていた日中韓首脳会談について、「最も早期で都合の良い時期」に開催すべく、努力を継続することで一致した。
北朝鮮の核問題については、核開発を断じて容認せず、非核化を目指して緊密に連携していくことを確認。岸田氏は北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の状況を説明し、中韓両国の協力と理解を求めた。
日中韓首脳会談の早期開催へ努力
【ソウル共同】岸田文雄外相、中国の王毅外相、韓国の尹炳世外相は21日、ソウル市内のホテルで会談し、日中韓首脳会談の早期開催に向け努力する方針で一致した。ただ時期は決まらなかった。過激派組織「イスラム国」を念頭に、3カ国によるテロ対策協議の再開で合意。王氏は安倍晋三首相が夏に発表する戦後70年談話を念頭に歴史認識問題で善処を求めた。
日中韓外相会談は2012年4月以来3年ぶり。3カ国会談に先立ち、日中、日韓の個別会談も開催した。一連の会談開催は、関係改善の機運が背景にあるが、談話をめぐり溝が残った。
【共同通信】
岸田外相、産経支局長問題に懸念表明=韓国側は従軍慰安婦を提起
会談前に握手する岸田文雄外相(左)と韓国の尹炳世外相=21日午前、ソウルの韓国外務省(AFP=時事)
【ソウル時事】岸田文雄外相は21日、ソウルで韓国の尹炳世外相と会談した。岸田外相は、産経新聞前ソウル支局長の在宅起訴問題に深刻な懸念を表明。尹外相からはいわゆる従軍慰安婦問題を提起する発言があった。
岸田外相は尹外相の訪日を招請し、適切な時期で調整することで一致した。尹氏は「国交正常化50周年の今年開く初の外相会談であるだけにきょうの出会いの意味は格別だ」と語った。
両外相の会談は、電話を除けば昨年9月にニューヨークで開催されて以来、約半年ぶり。尹外相は会談冒頭、チュニジアでのテロ事件で邦人に死傷者が出たことについてお見舞いを述べた。