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三越、災害時にも有用な自転車通勤用デニムセットアップスーツを発売
三越伊勢丹ホールディングス は9月6日、三越日本橋本店限定で「倉敷オーダージーンズ 自転車通勤用セットアップスーツ」を発売すると発表した。
自転車通勤用セットアップスーツは、9月7日から9月20日まで実施される「お客さまの声を、三越伊勢丹の手で。」をコンセプトに限定品企画を紹介する「オンリー・エムアイ」キャンペーンの一環で販売されるもの。
同製品はジャケット6サイズ・パンツ8サイズ、30種類以上の生地から選ぶパターンオーダーのスーツとなる。価格は、ジャケットが5万2,500円から、パンツが3万6,750円から。
自転車通勤がしやすいように、運転中のバタつき防止のため、ジャケットの裾をフラップポケットの内側に留めて収納が可能なほか、自転車をこぐ際に擦れやすい足の内側部分は6枚接ぎの仕立てとなっている。また、夜道でも安全に運転ができるよう、衿裏にリフレクターが施されている。
同社は、東日本大震災時に帰宅困難に陥った人が多かったなか、緊急時にも機動的な交通手段として自転車での通勤が注目を集めており、震災後の顧客の心理やライフスタイルの変化に対応するために同商品を開発したとしている。
「倉敷オーダージーンズ 自転車通勤用セットアップスーツ」
富士通、ケータイを使った糖尿病患者向け療養支援サービスを6月から開始
富士通は5月16日、携帯電話を活用した糖尿病患者向けの生活支援サービス「からだライフ 糖尿病サポート」をアークレイと共同で開発したことを発表した。同サービスは同社の携帯電話端末「らくらくホン」シリーズユーザーに向けて6月末から提供が開始される予定。
「からだライフ」は従来の健康サービス「深体創工房」の名称が変更されたもの
「からだライフ 糖尿病サポート」は、糖尿病の療養に不可欠とされる毎日の血糖値記録や運動、食事などの生活記録を携帯電話で管理できるようにするもので、携帯電話と血糖測定器と専用のケーブル、データを蓄積するサーバ環境によって実現される。
血糖測定器で血糖値の測定を行っているところ
血糖測定器で血糖値を測定した後、測定器を専用のケーブルで携帯電話と接続すると自動的にデータが取り込まれ、取り込んだデータは富士通が提供するクラウド環境(サーバ)にも保管される。クラウド上に保管されたデータは、PCでも閲覧可能で、血糖値の推移やインスリンの投薬状況などをPDF形式のファイルとしてダウンロードして印刷することもできる。
専用のケーブルで携帯電話に接続すると、測定データが自動的に取り込まれるしくみ
また、血糖値の測定結果や生活状況は、家族など指定した宛先にメールにて自動的に通知することができるため、家族参加型の療養が実現されるという。
携帯電話に搭載されたセンサーで計測された歩数計との組み合わせによりグラフ形式でデータが表示され、目標管理を行うこともできる。グラフは横スクロールの閲覧にも対応
サービスの提供価格は月額525円(予定)で、別途必要となる血糖測定器と専用ケーブルの価格は未定。サービスは6月末の提供開始となるが、9月末までは無料キャンペーンが実施される見込み。
サービス対象となる携帯電話は「らくらくホン ベーシック3」(F-08C)、「らくらくホン7」(F-09B)、「らくらくホン6」(F-10A)、「らくらくホンV」(F884iES)、「らくらくホンプレミアム」(F884i)となっているが、今後は順次スマートフォンやタブレット端末など、対応デバイスが拡大される予定となっている。
VICS搭載車載機の累計出荷台数が3000万台を超える
道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)は5月2日、VICS(道路交通情報通信システムサービス: Viecle Information and Communication System)対応車載機の累計出荷台数が3000万台を超えたと発表した。
VICSは1996年にサービスが開始され、提供エリアの全国展開が行われるようになった年(2003年)の翌年に対応車載機の累計出荷台数が1000万台に到達。その後は3年4ヵ月で2000万台超となり、このペースを維持しながら2010年に3000万台に到達した。
VICSセンターは累計出荷台数が3000万台を超えたことを受けて「より精度の高い情報提供等の諸施策の充実など、次なるステップに向けて邁進する」というコメントを発表している。
VICS対応車載機の累計出荷台数