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【アニメキャラの魅力】少女で大人で純粋な女の子!?「潮留美海」の魅力とは?『凪のあすから』
『凪のあすから』はPAWorksと電撃大王のコラボで製作されたアニメ作品です。冬眠によってキャラクターたちの間に年齢差が生じてしまったことによる関係性の変化などを描いた、ちょっと不思議な恋愛青春アニメーション。今回ご紹介する「潮留美海」は、主に年齢差が生じてしまった後の第二部の主人公的な役割で登場します。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■大切な人への純粋な思い
一部の彼女はまだ幼い少女です。母親を亡くした後、父親の後妻として母親と仲の良かったあかりが美海の生活に大きく関わってくる事になります。あかりのことはとても大好きでしたが、自分の母親になることに戸惑いもありました。しかし、特に美海を苦しめていたのは、とても大切に思っていた母親が亡くなってしまったことから、自分が大切に思うものほど失ってしまうのではないか?という大きな不安でした。
そんな思いから、あかりのことも敢えて遠ざけるような行動をとります。ただそれは本当はあかりのことを失いたくない気持ちの表れ。子供ながらに、本当に純粋にあかりを想っているのです。しかし、あかりは母親に成り代わろうとしている自分に嫌悪感を抱いているのでは?と考えてしまいます。純粋な想いが伝わらないのは切ないですね。
一部の最後、美海があかりに伝えようとしていた本当のメッセージに気づき、ふたりの気持ちが通じ合うシーンには思わず目頭が熱くなってしまいます。
■大好きな人が身近に・・・揺れる乙女心
美海は、本編の主人公である光を幼い頃から“気になる存在”として想っていました。ただ、その頃は5歳の年齢差からただの憧れのお兄さんという感覚だったのでしょう。しかし、その想いに変化が生じます。光たちの冬眠にによって美海たちとの年齢差がなくなってしまうのです。ただの憧れだった人が同じ歳になります。手が届かないと思っていた人が急に身近になるのです。しかも光は、自分の現在の母の弟なので、同じ家で生活することになります。そんな大きな変化に戸惑いながら、嬉しさを隠しきれない美海の一挙一動は、とても可愛いです。
■まるで奥さん?サポート上手な可憐な乙女
好きな人との一緒の生活に浮かれに浮かれてしまっていた美海ですが、親友の想い人がまだ冬眠から覚めていないことや、光自身が5年間の空白に苦しんでいることに気付き、自分の現実がそんなに甘いものではないことを悟ります。…