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【エンタがビタミン♪】辻仁成が“遺品整理”の実態に涙。「僕は捨てられない…」と息子への思い明かす。
辻仁成が出演したバラエティ番組で、父親の遺品整理をする男性を取材したVTRを見て目を潤ませた。現在、長男と2人で暮らす彼は「息子の気持ちになったら」捨てることができないと、離婚した妻との思い出の品について語った。
ミュージシャンや作家、映画監督として活躍する辻仁成が、3月5日放送の『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)に出演した。この日の特集の1つとして、7年前に父親が亡くなってから田舎の実家をそのままにしていた男性が遺品整理に踏み切るまでを追ったVTRが流れた。思い出の品を廃棄する男性の心痛を察してスタジオの多くが涙ぐむ中、コメントを求められた辻仁成も目を潤ませてなかなか声が出なかった。
やがて「僕は捨てられない」と口を開き、「自分の息子の気持ちになったら」と語り始めた。彼は1995年に再婚した南果歩との間に1男が生まれている。その後、2002年に中山美穂と再々婚し、2004年に男の子が誕生するも、昨年2014年7月8日に離婚した。現在、辻は中山との間にもうけた息子と2人でパリに暮らしており、「離婚した時に、写真立ての写真を全部、段ボール箱に片付けた」という。「自分はもう開けないから、お前が大人になったら開けろ」と伝えて、箱には息子の名前で“タイムマシン”と書いてあるそうだ。
彼は、さらに「12年間の家族の…」と続けようとしたが、「助けてくれよ」とそれ以上は話すのを避けた。VTRで見た“遺品整理”の実態が元妻の残した品々と重なってしまい、息子の気持ちを思って感極まったようだ。
前半では無理やり食レポをさせられた上に、以前、お昼のバラエティ、月曜『バイキング』(フジテレビ系)でやり合った坂上忍との共演で「親友」扱いされるなどバラエティの洗礼を受けた辻仁成だったが、後半では涙することとなった。MCの後藤輝基(フットボールアワー)から指摘されて「泣いてないから」と強がる辻は、同じくMCの羽鳥慎一に「この振り幅に、ついていけましたか?」と問われて「この番組、大嫌いだよ」と言い放った。
そんな彼が、『辻仁成(TsujiHitonari) ツイッター』では息子との暮らしぶりを毎日のようにつぶやいている。3月2日には「去年、ツイッターやめる予定でした。ところが春頃、晴天の霹靂があって、笑、十くんと二人で生きていかなければならなくなり…」とフォロワーたちから救われたことを感謝していた。「手を繋いでの登校も、あと5か月。しっかり、強く手を繋いで、出発なり。笑。行ってきます~」という息子との関係も成長とともに変化するだろう。“タイムマシン”を開ける日もそれほど遠くはないかもしれない。
※画像は『辻仁成 tsujihitonari Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)