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【エンタがビタミン♪】黒木瞳と佐々木希が“親子役”に。「希ちゃんの親離れできない反抗が本当にかわいかった」
「お花見でなくてこちらに来てくれてありがとうございます」と主演女優・黒木瞳のお礼から始まった舞台挨拶。その黒木がモデルでバラエティや女優としても活躍する佐々木希と親子役で共演、50代と20代のかわいらしい女性の代表のような2人がステージに登場した。
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4日、都内で『日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW スケープゴート」完成披露試写会 舞台挨拶』が開催され、主演の黒木瞳をはじめ、石丸幹二、古谷一行、佐々木希、そして原作者の幸田真音氏が登壇した。4人のキャストたちは皆、シックな色の装いで登場、1話を鑑賞し終わった観客たちから拍手で出迎えられた。
「金融担当大臣になっちゃいました」と茶目っ気たっぷりに報告した黒木。「“大臣”と呼ばれて“私のこと?”とはじめは思っていましたが、(だんだん)快感になりました」と観客たちを笑わせた。
宝塚歌劇団で娘役として名を馳せ、その後も女優として活躍する黒木。54歳の今でもかわいらしい女性としてのイメージは健在だ。今回初共演した石丸幹二も「黒木さんは聡明で、とても知的でかわいらしい方」と褒め称える。
その政界に進出した黒木演じる三崎皓子の娘役を演じるのが佐々木希(27)だ。佐々木はモデルでありながらバラエティや女優として数々のドラマや映画でも活躍中。今回は政界に進出していく母親を見て寂しさも感じる複雑な娘の心境を演じたという。「希ちゃんの大人になっても親離れできない反抗さ加減が本当にかわいらしかった」とかわいらしい女性の先輩である黒木から、佐々木はそのかわいらしさを認められたようだ。
一方、佐々木は「現場では黒木さんが盛り上げてくださって嬉しかったです」とお礼を述べるなど、シリアスな内容のドラマでありながら古谷や石丸も交えてときどき笑い声が起こり、舞台挨拶は楽しげな様子。撮影中の雰囲気は良好だったようだ。
政界を題材にしていることから、実際に選挙のときに使うダルマを使ってダルマの開眼式を行った。黒木瞳が“黒き瞳”を入れるというシャレを絡めたものだったが、意外にもダルマに目を入れるのは初めてだそう。真剣にダルマの目を描く黒木に、石丸が「犬みたいになってますよ」とからかうなど和やかに進行した。
黒木は最後に同ドラマについて「メッセージ性もあるし、エンターテイメントなので喜んだり楽しんだりするシーンもいっぱいあります。一生懸命羽ばたいていく女性たちのエールになるドラマだと思います」と思いを伝えた。佐々木もこのドラマを通じて、先輩女優・黒木の背中を見てこれからもっと羽ばたいていくのではないだろうか。
WOWOW日曜オリジナルドラマ『連続ドラマW スケープゴート』は、幸田真音原作のWOWOW初の政界内部を描いた社会派ドラマ。黒木瞳演じる女性政治家が総理大臣のポストに向けて突き進んでいくが、男たちの権力と嫉妬が渦巻く永田町で、日本初の女性総理誕生となるか? 4月12日(日)より放送スタート。毎週日曜夜10:00(全4話)で、第1話は無料放送となる。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)