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エルトン・ジョンが「D&G」をボイコット デザイナーの発言に激怒
イギリス人歌手のエルトン・ジョン(Elton John)が、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」をボイコットするとインスタグラム上で表明した。発端はブランドのデザイナー、ドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)がインタビュー上で発言した体外受精についてで、これを知ったエルトンが激怒。エルトンやデザイナーのステファノ、ドメニコは同性愛者であることを公言しているがために問題が広がっている。
エルトンD&Gの不買を表明の拡大画像を見る
「ドルチェ&ガッバーナ(以下D&G)」のデザイナーのドメニコ・ドルチェは伊誌「 Panorama」で家族の概念に関して「母親と父親の元に人間は生まれる、少なくともそうあるべきだよね…」と発言。化学反応で妊娠を誘発することは望ましくない、生まれてくる子は”synthetic”(=人工的)だ、とインタビュー上で述べた。
これに対し、同性愛者でパートナーのデヴィッド・ファーニッシュ(David Furnish)との間に2人の子供を持つエルトン・ジョンは、自身のインスタグラムで「よくも僕たちの美しい子供たちを”人工的”なんて呼べたものだ。体外受精についてノーを突きつけるなんて恥を知れ。体外受精は子供を持ちたいという僕たちのようなカップルの夢を叶えてくれたのに。君の古風な考えは時代にそぐわない、君たちの洋服のようにね」とコメントをアップし、そのあとに「#BoycottDolceGabbana」とハッシュタグでボイコットを呼びかけた。2人の子供は体外受精による代理出産によって生まれている。
D&Gのもう一人のデザイナー、ステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)はこの騒動に「全くそのような意図はなかった」と述べ、発言したドルチェも自身が育った環境を理由に挙げ、「ただ自分に起こった現実を述べたに過ぎなく、他の人の選択や決断をジャッジするつもりはなかった」と弁明。ただ、ガッバーナは自身のインスタグラムに、フランスのテロ事件に用いられた表現の自由を主張するスローガン”Je suis Charlie”(=私はチャーリー)を模して、”Je Suis D&G”のロゴなどを連続投稿し、騒動に拍車をかけている。