サンリオが初の共同ブランド立ち上げ ヨウジヤマモトと開発

　

　

　　サンリオとヨウジヤマモト社による新ブランド「キティーズ（ki◇◇y’s）」が、3月にデビューする。サンリオにとってブランドを共同開発するのは初の取り組みとなり、アパレルを中心としたアイテムを発売。1号店は25日、伊勢丹新宿本店にオープンする予定だ。

　
　
　サンリオが新ブランド共同開発の元木々を読む
　
　

　　「キティーズ」は、サンリオキャラクターを使用した商品をヨウジヤマモト社が企画・生産、総合ブランディングを手掛け、サンリオはキャラクター提案と販売業務を担う。ファッションとキャラクターの2つを軸に、両社が手を組みブランド展開を行っていく。

　

　　第1弾は、サンリオの中でも人気が高いハローキティとマイメロディをモチーフに起用。Tシャツやシャツといったアパレルを発売し、価格帯はTシャツで税別1万円弱、シャツは3～4万円程度を予定している。雑貨などのアクセサリーを含め、今後は年間150～200品目を販売していく方針だ。

　

　　出店計画については、25日の1号店をはじめ、2号店は4月2日に大阪の新商業施設「ルクア イーレ（LUCUA 1100）」内に出店する前「JR大阪三越伊勢丹」の新業態「isetan」ショップの一区画に展開される。新ブランドの売上高は、3年後までに10億円を目指すという。