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ドラマ出演者に尿検査、相次ぐタレントの薬物騒動で「回避策」が話題―中国

 ドラマ出演者に尿検査、相次ぐタレントの薬物騒動で「回避策」が話題―中国

 2015年3月31日、中国ドラマの出演俳優が、製作側から尿検査を要求されたことを明かして大きな話題に。相次ぐタレントの薬物問題への防御策として導入されたものだ。新浪が伝えた。
 
 【その他の写真】
 
 31日、このほどクランクインを迎えたドラマ「[女乃][父/巴]・当家」に出演する俳優2人が、中国版ツイッター上で尿検査のチェックシートを公開した。製作側から要求されたことを明かし、「15年もこの世界にいるが、こんなことは初めてだ」とつぶやいている。
 
 中国ではここ数年、人気歌手やタレントの薬物騒動が相次いでいる。昨年はジャッキー・チェン(成龍)の息子で俳優のジェイシー・チャン(房祖名)やコー・チェントン(柯震東)、最近では演技派俳優のワン・シュエビン(王学兵)など、著名タレントの薬物騒動が発生。昨年、中国当局が問題を起こしたタレントの「締め出し」を指示したことで、劇場公開やテレビ放送中止に追い込まれ、ばく大な損害を生んだ作品も話題になった。
 
 今回の措置はこういったリスクを事前に回避するためのもの。番組プロデューサーは中国版ツイッターで、「こうするしかない。製作側も追い詰められた結果だ」と語っている。
 
 同ドラマには香港の俳優ボスコ・ウォン(黄宗澤)、中国の女優マイホンメイ(買紅妹)といった知名度の高い人気タレントも出演するが、実際に尿検査を受けたのかは明らかになっていない。インタビューに応じた番組プロデューサーによると、香港人タレントの場合は尿検査の代わりに誓約書を提出するというやり方もあるとのこと。その場合、もし問題を起こした時は出演料の2倍を賠償金として支払う、というのが絶対条件になるという。(翻訳・編集/Mathilda)

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