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ハリル新体制のサッカー日本代表、代表復帰の戦力、協会内に監督など独自のやり方明らかに
サッカー日本代表のハリルホジッチ新監督が3月19日、初の強化試合となる「キリンチャレンジカップ2015」チュニジア代表戦(27日大分スポーツ公園総合競技場)と「JALチャレンジカップ2015」ウズベキスタン代表戦(31日東京スタジアム)の代表メンバーを発表した。
31人+12人のバックアップメンバーという今回の代表選考。アジア杯前後から召集が期待されていたガンバ大阪、宇佐美貴史や、監督自ら「興味深い選手」とそのスピードに一目置く名古屋グランパスの永井謙佑などが久々の再選出組なども加わった。
また現在怪我で戦線離脱中の内田篤人、長友佑都、今野泰幸は「どういう状態なのか本人とコミュニケーションを取るために呼ぶ」と明言、前アギーレ監督の後を継ぐ形でW杯アジア予選に短期間で突入する現状を踏まえ、あらゆるコミュニケーションを怠らない姿勢も感じられる。
また今回、選考から外れたガンバ大阪の遠藤保仁に対しては「ロシアW杯のために来て、準備をしている。」と、35歳になるベテランを代表から外した理由を説明した上で「ここ数年、貢献してきた彼のことは忘れるわけにはいかない。日本代表に貢献してくれた彼に敬意を表したい」と語りながら、「大事な試合で遠藤が必要な時には呼びたいと思っている」と、今後の起用には含みを持たせている。これまでも代表選考から外れるベテランメンバーは数多くいたが、「外す理由」を監督自ら明確化するのは極めて異例だ。
また日本協会には協会内に専属の監督室を設けることをリクエスト。過去の代表監督は週一程度の協会でのミーティングというスケジュールだったものを、毎日協会内でデスクワークや分析映像の視聴を行い、コーチ陣および選手と話すための応接室などを用意するなど、分析とコミュニケーションの「ハリル流」の一端を覗かせている。
GK
川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
東口順昭(ガンバ大阪)
西川周作(浦和レッズ)
権田修一(FC東京)
DF
酒井高徳(シュツットガルト)
酒井宏樹(ハノーファー)
内田篤人(シャルケ)
吉田麻也(サウサンプトン)
水本裕貴(サンフレッシェ広島)
昌子源(鹿島アントラーズ)
森重真人(FC東京)
槙野智章(浦和レッズ)
藤春廣輝(ガンバ大阪)
太田宏介(FC東京)
長友佑都(インテル)
MF
長谷部誠(フランクフルト)
柴崎岳(鹿島アントラーズ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
青山敏弘(サンフレッシェ広島)
山口蛍(セレッソ大阪)
香川真司(ドルトムント)
清武弘嗣(ハノーファー)
FW
本田圭佑(ミラン)
永井謙佑(名古屋)
小林悠(川崎F)
岡崎慎司(マインツ)
大迫勇也(ケルン)
興梠慎三(浦和レッズ)
乾貴士(フランクフルト)
武藤嘉紀(FC東京)
宇佐美貴史(ガンバ大阪)
バックアップメンバー
GK林彰洋(サガン鳥栖)
DF塩谷司(サンフレッシェ広島)
DF鈴木大輔(柏レイソル)
DF千葉和彦(サンフレッシェ広島)
DF車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
MF谷口彰悟(川崎フロンターレ)
MF{{+米本拓司}(FC東京)
MF大森晃太郎(ガンバ大阪)
MF高萩洋次郎(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
FW柿谷曜一朗(バーゼル)
FW川又堅碁(名古屋グランパス)
FW豊田陽平(サガン鳥栖)
■参照リンク
日本代表 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会