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上重アナだけじゃない…テレビ局、利益供与まみれの驚愕実態 タダで服やチケット入手も
朝の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)で司会を務める同局人気アナウンサー上重聡をめぐる利益供与問題が、波紋を呼んでいる。4月2日付の東京スポーツや夕刊フジなどによれば、上重アナは東京・港区の高級タワーマンションを購入するため、『スッキリ!!』のスポンサーでもあるABCマート創業者の三木正浩氏より1億円7000万円の融資を無利子で受けていたことが発覚。さらに、上重アナは三木氏の資産管理会社が所有する高級車ベントレーを借りて日常的に使用しているという。
報道上の中立を求められる局アナがスポンサー企業より多額の利益供与を得ていることに対し、批判の声が集まっているが、元フジテレビアナウンサーで現在フリーの長谷川豊氏は次のように語る。
「アナウンサーやタレントなどテレビに出る仕事の人々が、日常的に企業から利益供与を受けているケースはよくあります。例えば、アパレル企業やメーカーが女子アナに服や新商品を無償で提供するといったかたちです。提供された女子アナがその服を着用して番組に出演したり、新商品をブログやTwitterなどで紹介してくれれば、企業としてはCM以上の効果が望めるからです。実際に、番組内でアナウンサーがある新商品を『いいですね』と紹介したところ、翌日その商品がダンボール数箱分もアナウンス室に届くというケースはざらにあります。企業とアナウンサーやタレントなどの間で、Win-Winの関係ができているのです」
また、別のテレビ局関係者も、企業とテレビ局の癒着について明かす。
「少し前までの話ですが、例えば、番組の忘年会に景品として某人気テーマパークからペアチケットが40枚ほど無償提供されるようなことはよくありました。今でもアナウンサーやそれなりのポジションにいるテレビ局員が人気ミュージシャンのライブに行こうと思えば、タダで招待席を確保できたりもします。企業としては、日頃からテレビ局関係者にそうした便宜を図っておくことで、ある程度の不祥事であれば報道・情報番組内で触れずにスルーしてほしいという狙いがあり、実際にスルーされてしまうこともあります。また、年間何億円という広告費を払っているスポンサー企業から、広告出稿停止をチラつかせて本気でその企業の不祥事などについて報道自粛を要請されれば、テレビ局としてもある程度は受け入れざるを得ないというのが現実です」
さらにこうした癒着は、テレビ局と大手芸能事務所の間にも存在するという。
「以前では、“1割バック”といって、例えばある番組でタレントの年間出演契約が成立すると、その契約料が3000万円であればその1割の300万円が事務所から番組のプロデューサーやディレクターなどに裏でキャッシュバックされるというようなケースもありました。そのほかにも、大手芸能事務所からテレビ局幹部への接待は日常的に行われています」
今回発覚した上重アナの問題は、テレビ局と企業の間に存在する、癒着の一端にすぎないのかもしれない。
(文=編集部)