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今世紀最大の学園ドラマ『劇場版 さくら学院』が今、スクリーンに放たれる【さくら学院卒業までの道のり】
――別れの季節、3月。出会いの季節に備えて木々は衣を替えて、芽を出し、桜の花を咲かせる。同じように、この季節になると仲間に別れを告げ、歌を歌い、新しいステージへ羽ばたく女の子たちがいる。
成長期限定ユニット・さくら学院。この学校で今年も中等部3年4名が卒業を控えている。生徒会長の菊地最愛、プロデュース委員長の水野由結、トーク委員長の野津友那乃、気合委員長の田口華が、3月29日にNHKホールで開催される『The Road to Graduation 2014 Final~さくら学院 2014年度 卒業~』を最後に巣立つ。
今年に入って、テレビ朝日のネット配信番組『LoGiRL』のレギュラー出演で個性をますます開花させた彼女たち。今回の卒業公演はライブ・ビューイングされ、なんと全国の映画館で生中継される。
さくら学院がスクリーンデビューする。映画のように唯一無二の学園ドラマは、ミュージカルにもファンタジーにも友情ドラマにも表情を変える。そんな熱い絆で結ばれた彼女たちの卒業までの道のりを追いました。
■ホラ貝を吹き、白目を剥く。これぞ愛と友情のミュージカル映画の決定版!
肌寒い風が突き刺す2月、バレンタインデーの翌日15日に恵比寿LIQUID ROOMで『The Road to Graduation 2014~Happy Valentine~』が開催された。季節を裏切るように会場は暑い。熱気に包まれたロビーは“チョコレートが完全に溶ける”ほど。中3の卒業を約一カ月後に控えたさくら学院が見せる“完全燃焼”に、チョコレートはもうドロドロです。
昨年末のライブで「『未完成シルエット』はまだ未完成だと思うんですよ」と水野が言ったが、その後シルエットの行方はどうか。二部構成のこの日、第一部が「FLY AWAY」で軽快にスタートを切る。「目指せ!スーパーレディー」で2014年度の今を魅せ、そこで歴史好きの岡田愛の「是非に及ばず」が炸裂し、もはやここは本能寺ではなく“恵比寿の変”。ステージと客席の距離が近い分温度差が一切なく、冒頭からヒートアップする。
MCでは「正月にあった楽しいこと」が話題になり、倉島颯良が手を挙げ、「一つ特技を身に付けました!」とホラ貝の声真似を披露。「ヴヴヴ~!」と鈍い声を上げるが、メンバーからは「誰でもできるじゃん」と不評。これが正月にあった楽しいことかと思うと微笑ましいし、正月と全然関係なくて清々しい。野津が「皆さんとお会いするのが久々な気がするんですけど、実は毎週会ってるんですよ。あの恐ろしい番組で……」と笑いを誘い、『LoGiRL』の話題に。白井沙樹は「メンバーが動くとスクショがブレちゃうんですよ」と元・父兄(ファンの総称)としての威力を遺憾なく発揮。番組で白目を披露した水野が「全然バレンタインに合ってない顔だよ~」と恥ずかしがりながら二度披露し、会場を大いに沸かせる。「一回やったからもう吹っ切れちゃった」という水野の照れ笑いに、どれくらいの人数の父兄が別の意味で白目を剥いたことだろう。まだ番組に出演できていない山出愛子が「颯良とメグ(岡田)はもっと喋ってキャラを出したほうがいいと思う!」と言い放つが、その目線は、上から? 下から?((C)大賀咲希)
「次はバレンタインスペシャルですよ~!」と野津が声をかけると、大塚愛「さくらんぼ」のカバー。「もう一回!」の掛け声と父兄のコールが完璧だった。田口がいかにこの曲が好きであるか告げようとするが、メンバーのみんなが水を飲んでいる温度差に戸惑い、「いや、個人的な話って言うから……」という菊地の言い訳が笑いを誘う。
その後、新曲「仰げば尊し~from さくら学院2014~」が初披露される。中3の4人が手を振りながら静かに歌い出し、泣かしにかかるかと思いきや、突如ロック調のアレンジに切り替わる。その曲調から湿っぽさを一切感じさせないが、卒業する4人の「いざ、さらば」にやはり刻一刻と迫る旅立ちの時を感じる。その美しいフォーメーション、ドラマチックな振り付けはまるでミュージカルを観ているかのようだ。1番は中3がそれぞれ2組になって手を繋いでトンネルを作り、そこを下級生が後ろから前へ通り抜ける。2番はメンバー全員が横一列に肩を組み、そこから円陣となる。
すべての振り付けに意味がある。物語を感じる。送り出す側と出される側の関係性が描かれ、その絆が聴覚のみならず視覚を刺激する。つまり、泣く。歌詞のみならずメンバーの純然たる心の通い合いが可視化され、緩んだ涙腺を「FRIENDS」がトドメを刺す。一部・二部ともに、チョコレートはミュージカル映画の熱気で溶かされ、涙で流された。その感傷はこの後、“書”でより一層感じさせられてしまう。
■泣くのは“まだ”早い? 雨を止ませて空を晴らす、これぞファンタジー映画の真骨頂!
“トマト君”の誕生は事件だった。それは3月5日、タワーレコードのストリーミング配信メディア『南波一海のアイドル三十六房』がきっかけだった。タワーレコード嶺脇社長から趣味を生かした物真似を無茶ぶりされた水野。そこで謎の生物“トマト君”を披露したのだ。
「卒業まであと24日。時間は待ってくれないんで、後輩に伝えたいことは伝えて頑張りたいと思います」と、低い声でクールに喋る水野に会場は爆笑の渦に。笑いながらも、『LoGiRL』でも初回からガチガチに緊張していた水野から想像できない柔軟さに感動を覚える。しかしこの後、彼(?)のライバル“ほうれん草君”が誕生するとは誰も予想しなかった――
7日、公開授業イベント「書の授業2」が神奈川・はまぎんホールヴィアマーレで開催された。書家としても活躍する矢野きよ実先生の指導のもと、1限目と2限目に分かれてメンバー10人が思いの丈を大きな筆で書き綴った。
最初は森ハヤシ先生に果敢に挑んで笑いに走っていたメンバーも、次第に本音がこぼれ始める。白井の“離れていても心は一つ”という文字から卒業を意識してしまい、感傷モードに。メンバーも客席の父兄も目に涙を浮かべそうになるが、菊地が“まだ”という文字で食い止める。そこで突然“ほうれん草君”なる生物を生み出し、トマト君に対抗した。これが「FRIENDS」で歌われる「ライバルと親友と野菜(←NEW!)の顔を持つ2人」の姿なのか……?
「“まだ”泣くなよ。今卒業っぽいこと書いてるけど、“まだ”だから」と、低い声でニコ生の中継カメラ目線で訴えかける菊地。その字は紙が破れんばかりの筆圧で、菊地は今にも泣きそうな気持ちを誤魔化しているようだった。さらに追い討ちをかけるように白井はメンバー全員の名前を書く。さくら学院のメンバーに元・父兄がいることは大きい。一人のファンとしての目線に父兄は共感を抱く。白井は全てのファンの想いを代弁するかのように、メンバーの涙腺を刺激し続けていた。
そんな中でも磯野莉音はマイペースに書き綴り、“完ぺき”という文字に「ぺきって漢字がわからなかった」と自然体の彼女らしく告げるが、その後の発言にハッとさせられる。「莉音は“完ぺき”はないと思うけど、自分が思う“完ぺき”に近づけるようになりたいなって思うから、ここで書いたらやるしかないじゃないですか」……さすがメンバーから“天才”と呼ばれる磯野。たしかに何ごとも完璧に上手くいくとは限らない。翌日8日、ららぽーと豊洲のシーサイドデッキメインステージに降り注いだ雨もその一つだろう。
この日はDVDシングル「仰げば尊し~from さくら学院2014~」のリリースイベント。朝から不安視された天候によって、残念ながら第一部が雨で中止に。それでも第二部はリハーサルから太陽が顔を覗かせた。ステージに光が差し込み、昨年は雪で中止になった会場で文字通り“雪”辱戦を晴らした。
だが、雨が止んだ代わりに「マシュマロ色の君と」で音響トラブルに見舞われて音が止む。ライブは“完ぺき”ではなかったが、そこからさくら学院メンバーと父兄が一緒になってしばらくアカペラで合唱する展開が美しく、ららぽーとだけでなくて心にも光が差し込んだ。
その中で、中3たちを送り出すかのように、「仰げば尊し」の歌の途中で偶然鳩が飛び立つ。屋外特有のミラクルがファンタジー映画のような光景を生み出した。何も自転車のカゴに異星人が乗るわけではないし、何もUFOが攻めてくるわけでも隕石が落ちてくるわけでもないが、そんなカタルシスなどなくても真っ直ぐに夢に向かう彼女たちを見るだけでその映画は成り立つ。VFX要らずのファンタジーに父兄の目はますます潤んでいく。
四方八方父兄に囲まれているシーサイドデッキ。ミニパティの登場に向かい側に立つ父兄が満面の笑みを浮かべ、最後の「Jump Up~ちいさな勇気~」では涙ぐむ。それを見る父兄もまた同じ表情をしている。まるで写し鏡のように互いの表情を見せるが、菊地最愛a.k.a.ほうれん草君の“まだ”という言葉を思い浮かべて我に返らせる。
その通り、“まだ”なのだ。卒業まであと22日、猶予がある。
■その光は夢の道標となるか? 絆を深めた少女たちによる、友情ドラマの最高峰!
卒業公演まで2週間を切った。14日、東京・有明のTFTホール500で今年度最後の公開授業「歌の考古学」が行われた。倉本美津留校長が「生徒が自分たちで発掘することよって、知らなかった歌の素晴らしさを知ってもらいたい」と授業の趣旨を伝え、その歌のプレゼン後にアカペラで歌うよう授業の流れを説明した。それぞれが歌った楽曲は以下の通り。
大賀咲希「Forever you」ZARD
岡田愛「空と君のあいだに」中島みゆき
磯野莉音「TOUGH BOY」TOM☆CAT
田口華「いい日旅立ち」山口百恵
水野由結「True Colors」シンディ・ローパー
山出愛子「Forever Love」X JAPAN
倉島颯良「元気を出して」薬師丸ひろ子
白井沙樹「There will be love there -愛のある場所-」the brilliant green
野津友那乃「卒業 -GRADUATION-」菊池桃子
菊地最愛「未来へ」Kiroro
大賀はたくさんの人に届く歌が歌いたいという夢を語る。「10年後の咲希へ」とあらかじめ書いてきた手紙が彼女の純粋さに溢れていた。菊地はKiroroの「未来へ」がブルネイでヒットした理由をプレゼン。MOAMETALとして海外で言葉の壁を越えて愛される歌があることを知った彼女は、音楽は世界共通であることを肌で感じたという。たしかに、BABYMETALの世界での成功がそれを証明している。
「卒業してしばらく歩む道はMOAMETALとしての道です。この道を大切にして、菊地最愛として進んでいく道も見つけていきたいです」と語る菊地。彼女が以前から目標に掲げている“スーパー最愛ちゃん”の話題に触れて、「人を愛し、人に愛されて、今の殻を破って“スーパー”になれる日まで、見守って一緒に歩んでくれたらうれしいです」と語った。生徒会長として逞しく成長した姿を倉本校長、森先生、メンバーが讃える。「公開授業がいい形で終わったかなと思います。最愛は世界一幸せ者です」と締めくくり、最後の公開授業が終わった。
そして26日、春がすぐそこに近づく中で卒業公演前最後のライブ『The Road to Graduation 2014~Be ambitious, Memorial Summit~』が渋谷TSUTAYA O-EASTで開催された。
25日に発売されたばかりの5thアルバム『さくら学院 2014年度~君に届け~』から幾つか新曲が披露され、中でも「ご機嫌!Mr.トロピカロリー」はパフォーマンスにエクササイズで盛り込まれて楽しい。が、時折本気のスクワットなどのハードな動きが取り入れられて迫真のステージだった。
「I・J・I」「オトメゴコロ。」といったセットリストで大人の表情すら伺わせる中3。ライブは好調に進んでいったが、途中で磯野が体調不良からかステージから姿を消してしまう。メンバーは戸惑いながらも不安な面持ちを隠し、軽快にMCを運ぶ。「莉音、大丈夫かな」「莉音は天才だから大丈夫だよ」「まり菜ちゃんが夢の世界に連れていったから」「まり菜ちゃんが金の粉まいてっちゃったんですよ」と、2013年度卒業生・堀内まり菜の名前を出して笑いを誘う。その後の「マシュマロ色の君と」では磯野のパートを父兄が合唱で補い、先日のららぽーとでのワンシーンを思い起こさせる。曲が終わる頃に磯野がステージに復帰。そして始まる「さよなら、涙。」がもはや「こんにちわ、涙。」と言わんばかりに涙を誘う。メンバーが磯野に向ける視線が熱く、優しく、会場全体が彼女の無事を祈って一つになる。
最後までやり遂げようとする磯野の姿に、「書の授業2」で健気に語る姿を思い出させる。何も“完ぺき”じゃなくてもいい。“完ぺき”に近づこうとする姿に目頭が熱くなる。本編最後の「message」で客席がさくら学院フラッグでピンク色に染まり、2014年度のさくら学院が掲げる“離れてもいても心は一つ”が今まさに視界に広がる。それは桜満開の季節の到来を告げるように美しく、心を打つものだった。
アンコールでは中3がそれぞれの将来の夢を発表。野津は女優が夢だと語る。幼い頃から両親の影響で三谷幸喜作品になれ親しみ、心を動かされてきたという彼女は、幅広い演技ができる役者になりたいと明かす。二つ目の夢はモデル。さくら学院に在籍したこの3年間で15cm以上も身長が伸びていたことを告げ、会場を驚かせた。「今もまだ伸び続けていて、昨日のレッスンから右足が成長痛で今も痛いんですよ。……みんな無いでしょ、成長痛」と、少し自慢げに語り続ける野津に拍手が起こる。モデル・女優として活躍している2011年度卒業生・三吉彩花、松井愛莉の名前を出し、彼女たちのような存在になれるように「両親からせっかくもらった身長を生かして、卒業したら後輩たちに“友那乃ギャップ”を見せられるように頑張りたいと思います」と柔らかな口調で熱く宣言する。
水野は「由結はさくら学院を卒業したらBABYMETALが待っています」と告げる。「すーちゃん(2012年度卒業生・中元すず香)と最愛と力を合わせて、未知の世界に挑戦して、たくさんの伝説を作っていきたいと思います。これから今までにない色をYUIMETALで出していくので、皆さん見逃さないでくださいね」と力強いメッセージに大きな歓声が。「BABYMETALと一緒に大好きなさくら学院を世界中に広めていきます」と語るが、その片鱗は今日の客席からすでに伺える。“Sakura Gakuin”を観るために海外から来た“Fukei”の姿が目立っていた。「スーパーレディーになったらの話で、まだまだ先の話なんですけど、さくら学院の魅力とか想いが詰まった歴史本を作りたいです!」と、やはりさくら学院愛が全身からほとばしっていた。
「私、菊地最愛の夢は皆さんご存知ですよね?」と菊地は先日の「歌の考古学」でも語った通り、“スーパー最愛ちゃん”を目指す。「その夢はいつまで経っても変わらないと思います。いろんなことに挑戦してその夢に近づくのがスーパー最愛ちゃんだと思っているので、たくさんの可能性を信じて歌やダンスに日々頑張っていきたいと思います」と、このメンバーと過ごした日々を大切に、特別に思っているという菊地。人々に笑顔を届け、幸せな気持ちを与え続けたいと宣言する。「MOAMETALを世界中に広めて、それがさくら学院にいた菊地最愛だよってわかってもらえるようになれば、素敵な学校であることを知ってもらえるんじゃないかなと思います。スーパーな私になります。菊地最愛としても必ず帰ってきます!」と心強いメッセージを残す。
田口は浅草・虎姫一座の研究生になることを明かす。「六本木でライブ・ビューイングを観てから大好きになって、観に来ていただいたお客さんを必ずハッピーな気持ちにさせてくれる虎姫一座は私にとって憧れの存在です」と語った。しばらくは高校の両立で、夏にステージ立つことを目標にしているという。また、昭和歌謡を歌い継いでいくというコンセプトに、“歌い継ぐ”さくら学院に共通するものを感じたという田口。「浅草に行ったら“虎姫一座の田口華に会えるんだぜ”って思ってもらうように、全力で頑張ります!」という具体的な夢を語って父兄たちを感心させながら、「高校生になるとこういう所に20時以降も来れるじゃないですか。だから新日本プロレスさん、待っています!」とばっちりとプロレス愛を覗かせた。
田口の掛け声によって最後は「1、2、3、ダァーーーッ!」で締めくくる。それぞれの夢を抱える先輩の背中を追う下級生の想いも入り混じり、「君に届け」と「FRIENDS」で卒業公演前最後のライブが幕を閉じた。磯野も最後までパフォーマンスをやり遂げ、さくら学院が10人である大切さを改めて感じさせるステージだった。
菊地の書いた“まだ”が残り少なくなった。卒業まで“もう”だ。ライブ・ビューイングによって、『劇場版 さくら学院』がいよいよ全国のスクリーンに放たれる。
映画は暗闇でしか映らない。闇に光を灯すように、さくら学院は希望を与える存在でしかない。成長期の10代の彼女たちが目指す夢は、どんな巨匠が撮る夢より説得力がある。スクリーンに投影される光が中3の夢の道標になるように、NHKホールでも映画館でも「未完成シルエット」が完成する姿を見届けたいし、その夢の行方を追いたいものだ。
卒業公演はハンカチが何枚必要なんだろう。ミュージカル、ファンタジー、友情ドラマなどとさまざまな顔を見せる学園ドラマに、アカデミー賞のトロフィーは何個必要なんだろう。
やがて日本を飛び越え、世界中にさくらの花を咲かせるその日まで、彼女たちの成長を見守り続けたい。
(文/竹内道宏)
竹内 道宏(a.k.a. たけうちんぐ)ライター/映像作家
様々な媒体で音楽系、映画系、体験系の記事を執筆中。映像作家として神聖かまってちゃんなど数々のライブ映像を制作し、監督した映画『世界の終わりのいずこねこ』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015、大阪アジアン映画祭などで上映。
現在はBABYMETALに心酔し、海外公演にまで足を運ぶくらいに。胸を熱くさせるものを命ある限り追い続けます!
たけうちんぐダイアリー(ブログ)http://takeuching.blogspot.jp/