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元FANATIC◇CRISISの石月努がMERRYと何かを企む
2012年9月にアーティスト活動を始めて以降、もう一つの顔である(空間/ジュエリー/アート)デザイナー石附努としての表現活動と平行し、精力的に作品制作やライブ活動を行い続けてきた石月努(EX:FANATIC◇CRISIS)。
これまでにも幾度となくツアーを繰り返せば、企画性を持ったライブも定期的に実施。止まらぬ創作意欲に突き動かされながら彼は、感情の内側から沸き上がる衝動を吐き出しては、それを音楽に変え、届け続けている。
これまでは単独で活動を行うことの多かった石月努だが、昨年辺りから徐々に対バン・スタイルでのイベントにも出演し始めている。これも、様々なアーティストに触発されたい彼自身の意欲から来ているもの。3月14日には、TSUTAYA O-EASTで行われる世代の近いアーティストたちが集結したイベント「Crazy Monsters-WHITE DAY SPECIAL 2015-」への出演も決まっている。
さらに5月3日(日)には、東京キネマ倶楽部を舞台に「TSUTOMU ISHIZUKI presents vVS1. 2015 ~キネマ倶楽部の変~」と題したライブの開催も発表になった。
昨年は、同じく東京キネマ倶楽部を舞台に、「白ノ夜」「黒ノ夜」と題し、異なる表情を2日間に渡って提示。今年は、公私共に良い刺激を得ているバンド「MERRY」を対バン相手に、「2マンライブ」という形で行われる。
石月努いわく、「自分たちがバンドを始めた頃に経験してきた対バンスタイルのライヴをやりたくなった」ことが、今回の「VSスタイル」でライブを行う理由。
今回プロデュースした「’vVS1’」という形式でのイベントは、今後も定期的に行ってゆく。もちろん、「なぜ今回の相手がMERRYだったのか??」「なぜ’vVS1’というイベントを立ち上げたのか」にも深い意図がある。そこの真意は、直接会場に足を運び、その目と心で読み解いて欲しい。
この日の石月努をサポートするミュージシャンにも、Guitar/結生(MERRY):Guitar/夢時(HOLLOWGRAM、eStrial):Bass/Sato(ex.Lc5):Drums/LEVIN(La’cryma Christi)と、嬉しいメンツが登場。MERRYの結生に至っては2ステージを行う形になる。
「なぜMERRYの結生が石月努のライブメンバーに参加しつつ、同時にMERRYが対バン相手として出演するのか?」、その理由を探るのはもちろん。その日、どんなサプライズが飛び出すのかも含め、この日のライブに対する期待へ胸を膨らませていただきたい。一般前売チケットは、4月4日(土)に発売になる。売り切れ必死だけに、ぜひ即効で手に入れてほしい。( TEXT:長澤智典)