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前田敦子「特別に楽しみな番組だった」初挑戦に胸高鳴る
【モデルプレス】女優の前田敦子が、自身初の挑戦について語った。
前田は「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編」の「地縛者」でシリーズ初主演を務めることが決定。今作への出演について、「『世にも』と言えば、子供の頃から特別な時に放送する特別に楽しみな番組だったので、視聴者の皆さんへワクワク感をお届けすることに貢献できたらうれしいなと思います」と胸を高鳴らせ、「人間の深い部分をつかれる『世にも』らしいお話で、そういう作品をやらせていただけることがうれしいと思いました」と感激しきり。「誰もが持っている深いところをつかれる作品だと思います。ずんっと浸っていただけたら」と期待を寄せた。
【他の写真を見る】人気漫画とコラボの「世にも奇妙な物語」そのほか場面カット/前田敦子「特別に楽しみな番組だった」初挑戦に胸高鳴る
今作の演出を手がける河野圭太氏は前田が初の連続ドラマ出演を果たした「スワンの馬鹿!~こづかい3万円の恋~」(関西テレビ・2007年10月16日~12月18日放送)でも演出を務めている。前田は「あの頃は記憶にないくらい緊張していた」と振り返り、「今回は、監督とコミュニケーションを取りながら作品作りができたので、少しは成長できたかなと思っています」と8年ぶりの河野監督作品への思いを語った。
今作は「富江」「うずまき」などで人気を誇る伊藤潤二原作「地縛者」をドラマ化。ある日、街中に、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間が現われ始める。危険を感じ誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」で社会福祉士として働く浅野範子(前田)は“地縛者”となった人たちに声をかけ始める。やっと口を開いてくれた人の話から分析しその土地になにか強い愛着があるために動けなくなっている、という推測をたてるが、ついには範子の身近な人間までもが地縛者となってしまい驚きの真実が明らかとなっていく。
◆人気漫画とコラボ
今回の25周年スペシャルでは人気漫画家作品のドラマ化という点が見どころのひとつ。有名マンガ家たちのえりすぐりの名作が「世にも奇妙な物語」とコラボレーションし、「地縛者」のほか「面」「自分を信じた男」「ゴムゴムの男」など全5本放送。「もやしもん」で人気の石川雅之原作「自分を信じた男」の主演を稲垣吾郎が務めるほか、「デビルマン」「キューティーハニー」などで人気の漫画家、永井豪原作「面」を鈴木梨央主演でドラマ化する。
「面」は、永井ならではの予想外の展開に度肝を抜かれる作品。ある日、未来(鈴木)はクラスメートとともに、住職からお寺にある面にまつわる恐ろしい言い伝えを聞く。和尚が自分の顔をまるでただの面のようにはずした瞬間、存在が消えてしまい、この面だけが残されたという。この話を聞いて以来、子供たちにも異変が起き始める。未来の友人アキから「私の面がはずれる」という謎の電話がかかってきた。その電話を最後に突如アキは姿を消してしまう。自分も消えてしまうのではと恐怖におののく未来。そして恐ろしい事実が明らかとなる。
「八重の桜」(NHK・2013年放送)で、八重の幼少役で話題を呼んで以来、ドラマ、バラエティー、CMと多方面で活躍中の鈴木。今作への出演について「台本を初めて読んだときはすごく怖い話で『世にも奇妙な物語』の世界を壊さないようにできるか緊張した気持ちと演じてみたいというワクワクした気持ちでいっぱいになりました。撮影はとても楽しくて、あっという間でした。オンエアがすごい楽しみです」とコメントした。
かわいらしい笑顔がトレードマークの鈴木だが、今回は恐怖の表情の連続。「見ている皆さんにも怖さを感じてもらえるようにがんばって演じました」と自信をのぞかせている。(modelpress編集部)