仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前編:医療系まんが7選ざっくりレビュー
医療のウラ側を描いたまんが7選
堀北真希主演の医療ドラマ『まっしろ』(TBS)が、平均視聴率6.37%と低視聴率にあえいでいる。医療といえば医療系まんがも、漫画雑誌には欠かせないジャンルだ。なかなか知ることの出来ない医療のウラ側を楽しめる医療まんが7作品をレビューしてみました。
「ブラック・ジャック」
無免許の天才外科医ブラック・ジャックが数々の難病を治療していく。術後には高額の治療費を請求し、それを巡る数々の人間ドラマが描かれた。医療知識の誤りを指摘されることもあるが、そこはこの漫画の主題ではない。命の重さや安楽死の是非など、当時の少年漫画としては重厚すぎるテーマを自分なりに反芻するのが、ブラックジャックの楽しみ方だ。それでいてピノコなど脇を固めるキャラクターは可愛い。ポップなのに深く、説教くさくないのに、教訓めいている。名作。
「スーパードクターK」
「ブラック・ジャック」と「北斗の拳」を混ぜたような漫画。一応ストーリーとしては、裏の社会で生きる医師KAZUYAが、事件や陰謀に巻き込まれながら、病人を救っていくという感じ。しかし、そんな設定を忘れるほど色々と狂っている。KAZUYAは喧嘩が強いので(?)、患者を治療せず殴って治癒させることも可能。また、宇宙で手術したこともある。まさに予測不能だ。それなのに作者がシリアス路線を狙っているスタンスも笑いに拍車をかけてくれる。汚いラーメン屋で読みたい一冊。
「ゴッドハンド輝」
週刊少年マガジンに連載されていたお子様向け医療漫画。クールな天才医師の北見柊一と新人ながらひたむきな真東輝が切磋琢磨しながら成長していく、というありがちな設定。少年漫画で連載していたためか、輝が超人的な運の良さを発揮し、患者は絶対に死なない。そのためオチが容易に想像できてしまう。さらに作者のネタ切れ感も相まって、同じような話を延々と見せられるのだ。唐突に挿入される輝の小学生のような恋愛ネタは、こちらまで恥ずかしくなってしまうし、本当はなくてもいいのかも。
>>>後編へつづく
(文・FUTOSHI)