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吉永小百合、嵐・二宮と腕組み「サユユは幸せ」
山田洋次監督の83作目となる映画『母と暮せば』(12月12日公開)の第一弾ポスター撮影がこのほど行われた。吉永小百合と嵐・二宮和也が親子を演じることで話題の同作。山田監督が突如、台本にない掛け合いを演出し、「しっかりつかまってろよ」と頼もしげに言う息子の浩二に、「はいはい」と母・伸子が応えるやり取りを撮影。嵐のコンサートの舞台で、二宮が吉永を“サユユ”と呼んでいたこともあり、「ニノと腕を組んで撮影して、サユユは幸せです」と茶目っ気たっぷりにコメント。「優しい夢のようなポスターが出来ました。ポスターに負けないような作品の完成を目指して、これから頑張ります!」と完成に向けて奮起を誓っている。
【写真】嵐・二宮の恋人を演じる黒木華
同作は、作家・井上ひさしさんが、広島を舞台に描いた『父と暮せば』と対になる作品を、長崎を舞台につくりたいと願っていたことを知った山田監督が、終戦70年となる今年、その井上さんの想いに捧げ映画化。
1948年8月9日、長崎で助産婦として暮らす母のもとへ3年前に原爆で亡くしたはずの息子がひょっこり現れる。楽しかった思い出話や、残していった恋人の話をして過ごす二人の日々を描いたファンタジー作品。
母・伸子役に吉永、息子の浩二役に二宮、浩二の恋人・町子役に黒木華が出演。そのほか、今回発表された追加キャストとして、一人で暮らす伸子(吉永)を心配し何かと世話を焼く“上海のおじさん”役に加藤健一、黒木華演じる町子に心惹かれていく青年・黒田役で、吉永主演の『母べえ』(07年)以来の山田組となる浅野忠信が出演する。
ポスターのプロデュースを手掛けたのは、『オランジーナ』(サントリー)の「ムッシュはつらいよ」のCMなどで山田監督とも親交の深い高崎卓馬氏。今回のポスターから使用される新しいロゴを、新潮文庫の「Yonda?」のパンダのイラストなどで知られるイラストレーター・100%ORANGEが手掛けた。
台本を読んで泣いたという高崎氏は「山田監督と何度もお話をして、この映画の後の世界を一枚の絵にするようにしました。母と息子のなかにある永遠の物語を表現しました」と紹介。「現場に突然現れた山田監督の演技指導がはじまって、どんどん吉永さんと二宮さんが本物の親子にしか見えなくなって本当に驚きました」と撮影を振り返っている。
同作は4月26日にクランクインし、現在撮影中。また、同作の特報映像がオフィシャルホームページ上で解禁され、5月2日より全国の劇場にて上映開始予定。