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宮脇咲良vs横山由依「泣ける」おたべ戦『マジすか学園4』第7話放送
3月9日(月)24時59分より、『マジすか学園4』(日本テレビ)第7話が放送される。女ヤンキーばかりが集う馬路須加(まじすか)女学園、通称・マジ女を舞台に、転校生・さくら(宮脇咲良)が“てっぺん”を目指し壮絶なバトルを繰り広げる、AKB48グループのメンバー総出演の連続ドラマもいよいよ佳境。さくらが、マジ女最強軍団「ラッパッパ」四天王の最後の一人、おたべ(横山由依)と戦う。
本作の演出・岩本仁志はインタビューで「横山は、もはや演技に風格さえ漂ってますよね。それには、ちゃんと背景があって。撮影に入る直前に、高橋みなみがAKB48卒業宣言、というニュースが飛び込んできたんですね。次の日、みなみが“おはようございます”と普通に入ってきて、僕が“辞めるんだって?”と聞いたら、“はい”みたいな会話があったのを覚えています。そして、彼女の後継者として横山が次期総監督に、という話があったじゃないですか。まさにタイムリーでした。横山が演じているおたべも、色々なものを背負っている役どころ。横山も、意識せずとも自分と重ねたでしょうし、僕らも現実とリンクさせようと意識して演出しました。そういうメタフィ クション的な効果もあって、横山のお芝居はすごかったですね。おたべ戦は、本当に泣けるものに仕上がっています」と語っている。企画・原作の秋元康も「第7話を観てください。泣けます」と発言し、ファンの間で話題を呼んだ。
横山演じるおたべが、「あんたらの仇、この拳でとってきたるわ」と、さくらに倒された四天王のバカモノ(川栄李奈)、ヨガ(入山杏奈)、マジック(木崎ゆりあ)に勝利を誓う場面や、マジ女の頂点に君臨するソルト(島崎遥香)とのやり取りが、現実とオーバーラップ。横山は次期AKB総監督に指名され、他のメンバーを引っ張る存在にならなくてはならない。また、劇中で、ソルトはその圧倒的な強さから頂点に君臨するものの、“てっぺん”争いに興味が無く、マジ女を背負うといった意識はない。これはAKB48の中でも特にマイペースな島崎本人に少し似ているといえる。第7話では、おたべの壮絶な戦いぶりが、クールなソルトの中に熱いものを芽生えさせるという展開に……。
出演者たちがアイドルらしからぬ本格アクションに挑んでいることも話題を呼び、好視聴率を記録している『マジすか学園4』も最終回まであとわずか。最後の戦いまで、ますます目が離せない。
関連リンク
インタビュー[1]宮脇咲良、何度も泣いていた
インタビュー[2]AKB48横山由依、“次期総監督”と“おたべ”役を重ねた
インタビュー[3]ラスボス島崎遥香の強さ、アクション&美術セットの秘話