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日本コンテンツを制作する海外クリエイター育成へ クールジャパンが出資
クールジャパン機構が3月30日の今日、海外におけるクリエイター人材育成スクール事業を運営するKADOKAWA Contents Academyに出資することを発表した。投資枠は最大4.5億円で、4月1日に払込を完了する予定。マンガやアニメなど、人材が不足する日本のコンテンツ業界の海外展開を支える人材育成プラットフォームを世界12の国と地域で構築し、国際化と海外展開を支援する。
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KADOKAWA Contents Academyは2013年10月に設立。マンガやイラスト、声優、小説などの分野において、現役クリエイターを中心としたプロの講師陣が実践的な職能教育を行っている。2014年9月に開校した台湾校では125名が一期生として入校。シンガポールにもスクールを開校するなど、今後はアジアを中心に欧州や豪州を含む地域で日本のコンテンツの担い手となる人材育成に注力する。卒業生は日本でのプロデビューやコンテンツ関連企業への就職、国際共同制作や日本コンテンツのローカライズにおける現地パートナーとしての活躍など多様な形で業界へ貢献することに期待しているという。今後はeラーニングなど事業を拡充していく方針で、クールジャパン機構のほか親会社であるKADOKAWAによる追加出資に加えて、紀伊國屋書店やパソナグループも出資を発表。現地でのプロモーションや卒業生の就職斡旋を含む人材マネジメント業務などで連携していく。事業体の規模としては約10億円を予定。
クールジャパン機構にとって11件目の投資案件となる今回は、人材育成を直接狙った初めての案件。専務執行役員の小糸正樹は「ポテンシャルが高い成長分野であることから海外で事業を獲得できる可能性が高いと考えており、中長期的な視点で見ていく」という。