映画『クロウ』リメイク、主演俳優が決定

　

　香港が生んだ国際スター＝ブルース・リーの息子ブランドン・リーが撮影中の不慮の事故で急逝したことでも話題になったカルト映画『クロウ／飛翔伝説』（94）。海外ドラマ『ボードウォーク・エンパイア』や映画『キル・ユア・ダーリン』（未・14）の俳優ジャック・ヒューストンが、リメイク版の主演に決まったそうだ。Deadlineが伝えた。
　
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　　2011年頃から製作が持ち上がっていたにもかかわらず、主演俳優や監督、脚本家の相次ぐ降板でなかなか前進しなかったリメイク版。今年1月に映画『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンスがスケジュールの都合で降板して以来、主役が不在だったが、ジャックが正式に契約を結び、主人公エリックを演じることに決定したそうだ。
　
　　撮影は年内に行われる予定だが、ジャックは往年の名作『ベン・ハー』のリメイク版でも主役に抜擢されており、同作の撮影が終わってからのプロジェクトとなる。『クロウ』リメイク版の監督は、イギリスのラッパー＝デヴリンのミュージックビデオなどの監督として知られるコリン・ハーディが務める。
　
　　ジェームズ・オバー原作の同名コミックを映画化したオリジナル版『クロウ』は、ハロウィンの前夜に婚約者と共に暴漢に殺されたロックシンガー＝エリックが、カラスの力により蘇り、悪者たちに復讐するさまを描く。