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服飾学生こそ使うべき?急成長ピンタレストが国内展開を強化
ピンタレスト(Pinterest)・ジャパンが今日、トランジットグループ運営のコミュニケーションプレイス「ザ ワークス(THE WORKS)」内に開設した新オフィスをメディアに公開した。オープニング説明会ではデザイナー山縣良和が参加したトークショーが行われ、同氏は「インスピレーション源とリサーチしたデータを効率良くまとめることができる便利なツールで、『ここのがっこう』生も利用している」とデザイン活動における重要性を強調。ピンタレストは直近1年で月間アクティブユーザーが3倍に拡大するなど急成長が続いており、今後もクリエイターやデザイナーをはじめとしたユーザー獲得のために、サービスの向上に力を傾注していくという。
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今日行われた新オフィスの説明会では「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」、「リトゥン バイ(written by)」のデザイナー山縣良和とピンタレスト・ジャパンの代表取締役社長 定国直樹がトークショーを実施。山縣良和は「ファッションデザインではリサーチが大事で、僕が師事したジョン・ガリアーノも毎日図書館に籠もりリサーチをしていました。ただファッションのアーカイブは膨大で、その情報をうまく捌くためにリサーチブックを作るのですが、どうしても時間がかかってしまう。しかしピンタレストを使えばそういったリサーチが簡単にでき、時間を有効に使えるのでとても便利です」とコメント。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズの学生の中でも利用者が増えているようで、国内ではインディペンデントデザイナーや服飾の専門学生などを中心に注目を集めている。
ピンタレストは、インターネット上で見つけたお気に入りの写真や動画を自分が作った「ボード」に貼り付けていく、画像に特化したアメリカ発のサービス。現在7,000万人以上のアクティブユーザー数を持ち、企業価値評価額は110億ドル(約1兆3,200億円)とされている。新オフィスを中目黒に開設し、新たなスタートを切ったピンタレスト・ジャパンの定国直樹は「インスタグラム(Instagram)との違いが分からないと言われるが、そもそもピンタレストはSNSではないと思っています。過去と今を共有するインスタグラムなどのSNSとは異なり、ピンタレストは未来の創作活動のヒントになるアイディアをコレクションするヴィジュアルブックマークツールで、共有するためでなく自身の活動のために利用してもらうサービスと位置づけています」とコメント。更なる成長を目指すため本国のエンジニア・デザインチームを日本に長期滞在させ、日本のユーザーにあった新機能の開発を進めていくという。