歌舞伎界の若きホープ・中村歌昇「もっとグローバルなものに」 今後の展望語る

　

【モデルプレス】歌舞伎の若手ホープとして注目を集める中村歌昇（なかむら・かしょう）が、4日、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催されたファッションイベント「東京ミュゼ（TOKYO MUSE）」にゲスト出演した。

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司会を務めたタレントのクリス・ペプラー、モデルの富岡佳子とともにトークショーを行った中村はこの日、舞台終了後に同イベントに駆けつけたといい「こんなに大勢の人の前で話すことは舞台以外にはない」と緊張気味の様子。

歌舞伎界の若手ホープとの呼び声も高いが、伝統芸能である歌舞伎の魅力について「舞踊、音楽、演劇など、どこを見ても職人芸が詰まっている」と紹介。さらに、「海外で公演する機会も多いので、歌舞伎をもっとグローバルなものにしていきたい」と今後の意気込みを語り、「ここにお越しのみなさんも、今日のような素敵なドレスアップをされて、歌舞伎座の方にも足を運んで頂けたら幸いです」と観客に呼びかけた。

◆“大人の女性”に向けたファッションイベント「東京ミュゼ」初開催

40代を中心とした“大人の女性”に向けたファッションイベント「東京ミュゼ（TOKYO MUSE）」が東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて初開催。「いくつになっても、トレンドは押さえておきたい！時代の中心でいたい！おしゃれって言われたい！でも、大人の女性としての知性や、上質さは持ち合わせたい！」というF2層（35～49歳女性）に向け、ファッションステージ、アーティストライブ、ライフスタイル＆インテリジェンストークショー、ビューティー変身ブース、グルメセレクションなどを一堂に集め、体験しながら楽しめるリアルイベントを提案。アンミカ、生方ななえ、長谷川理恵らF2層を代表する35名以上の人気モデルのほか、スペシャルゲストとして叶美香、斎藤工、鈴木雅之らが豪華出演する。（modelpress編集部）

■四代目　中村歌昇（なかむら・かしょう）プロフィール

生年月日：1989年5月6日
出生地：東京都
身長：168cm
屋号：播磨屋（はりまや）

1994年、5歳の時、歌舞伎座「道行旅路の嫁入」の旅の若者でで四代目・中村種太郎を名乗り初舞台を踏む。2011年9月、四代目・中村歌昇を襲名。2013年には、片岡愛之助らとともにオンワード樫山のメンズブランド「五大陸」のアンバサダーに就任するなど、歌舞伎外でも注目を集める。2014年10月、山田流箏曲萩岡派四代目家元の萩岡松韻の次女・萩岡信乃と婚約した。