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渡辺俊美、息子のために続けたお弁当作りがドラマ化「感動しました」

 渡辺俊美、息子のために続けたお弁当作りがドラマ化「感動しました」

 NHKBSプレミアムのドラマ『461個のありがとう~愛情弁当が育んだ父と子の絆~』の完成披露試写会が13日、東京・渋谷区のNHK放送センターで行われ、キャストの別所哲也、望月歩、原作者でミュージシャンの渡辺俊美が出席した。
 
 同ドラマは、TOKYO NO.1 SOUL SETや猪苗代湖ズとして活動する渡辺のエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束』を実写化した作品。息子(望月)が高校を卒業するまで、毎日お弁当を作ることを約束した渡辺(別所)は、震災後の様々な不安の中で息子との絆を深めていく――というストーリーで、ドラマは15日22時から放送する。
 
 主演の別所は、「俊美さんにはファンがたくさんいるので、『こんなんじゃない』と思われるかもしれないけど……」と恐縮しつつ、自身も長女を持つ父親であることから、「弁当作りは愛情あふれる手紙のような、プレゼントのような、ラブレターのような素敵な関わり方。手作りの素晴らしさや優しさを感じた」と感銘を受けた様子。また、息子を演じた望月から、「背中が格好良くて、こんなお父さんがいたら良いなと思います」と笑顔を向けられると、「照れるね」と微笑んでいた。
 
 一方、原作者の渡辺は、「僕と息子の小さな『ありがとう』が色んな人に広がるのは素晴らしいこと。最初は照れ臭かったけど、見ている内に感動しました」とドラマの仕上がりに大満足。同ドラマのラストシーンでは、渡辺と息子である登生さんのインタビューも収録されており、「インタビューの後、息子に誘われて十数年ぶりに一緒に風呂に入った。このドラマを作って頂いて良かった」と笑顔で明かした渡辺は、「お弁当作りは朝の達成感になって、次に向かうエネルギーになる。相手のことを想うだけで美味しくなると思う」と持論を語っていた。

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