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話題性はコーヒー以上! 本格派登場で「紅茶フィーバー」目前
“コーヒー界のアップル”と称されるブルーボトルコーヒーの上陸と共に、再び高まっているコーヒー人気。しかしそれ以上に今年は紅茶が熱く、トレンドの大本命と目されている。コーヒーチェーン店や各飲料メーカーも紅茶の品揃えを強化しているほか、スターバックスが紅茶専門店「ティーバナ」の日本出店を検討していることもあり、普段紅茶を飲まない人からも注目度がアップ。これまでとはひと味違う、本格的な紅茶への関心も高まっている。
<写真>リプトンからは、本格派のチルドカップ商品も登場
◆紅茶への注目が高まっているその理由
これまで日本では、おいしい紅茶を飲む機会が圧倒的に少ない現状があった。ファストフード店やファミリーレストランでは、コーヒーは専用マシンで淹れるのに対し、紅茶は熱湯とカップ、ティーバッグを用意するのみで、紅茶をメインに据えた店舗は少ない。味が繊細なこともあり、手軽に飲める缶入りやペットボトルでの“おいしさの表現”は難しく、各社は茶葉のブレンド等で試行錯誤を続けている状況だ。
そもそも、紅茶の真骨頂である“香り”と“風味”は茶葉の質が重要だが、そこまでこだわれるのは紅茶専門店やホテルのラウンジをはじめとした高級店が主だった。しかし、近年ではアフタヌーンティーがスタンド式の専門店を展開したり、プロントが”WONDER TEA(紅茶って、すごい!)”をスローガンにこだわりの茶葉で淹れた紅茶を展開したりと、気軽に楽しむための環境が少しずつ整ってきた。そんな中でのスターバックス「ティーバナ」日本上陸検討報道で、これまでじわじわと盛り上がっていた紅茶への関心が一気に高まっているのだ。
◆本格紅茶のチルドカップ商品も登場
この盛り上がりを裏付けるように、メーカーもさまざまな商品を展開。特に、茶葉本来の味を楽しむ、本格志向の商品が続々と登場している点が特長だ。現在は8割以上がコーヒー類だというチルドカップ飲料では、森永乳業が「サートーマスリプトン」を投入。茶葉のグレードはもちろんのこと、産地にもこだわっている同ブランドは、30年以上にわたり高級ホテルのラウンジや飲食店などで提供されているリプトンのプレミアムラインだ。
昨年8月からこれまで3つの商品を発売してきたがどれも好評で、スリランカ・ヌワラエリア地方の茶葉を100%使用している待望のシリーズ第4弾『アールグレイストレートティー』が14日に登場する。ライバルはほかの紅茶ではなく“コーヒー”で、一足先に試飲した紅茶好きの記者も「口を付けた時に漂うベルガモットの香りはティーポットを使って淹れた時の“香りの広がり方”と比べても遜色なく、渋味ではなく奥行きを感じさせる力強いタンニンと、程よい甘味でスッキリとした風味」と絶賛。森永乳業はこの本格的な味わいを武器に、これまで女性ユーザーがメインだった紅茶を、男性にも広げたいとしている。
「コーヒーは豆のこだわりが世の中に浸透しており、さまざまなシーンで楽しまれております。一方、紅茶では一部の専門店や高級ホテルでは本格的なものを提供しているものの、“茶葉によってこんなに味が違う”ということがまだ全然世の中に知られていません。知っていただくことで、一気に紅茶の楽しみ方が広がるのではと考えています」と話すのは森永乳業の担当者。高まる注目度と、コンビニ等で手軽に手に取れる本格紅茶の登場。紅茶にまつわる熱は今年、ますます高まっていきそうだ。