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遠藤憲一が新仕事人!必殺SP出演 30年前の成敗される役から“大出世”
俳優の遠藤憲一(53)が少年隊・東山紀之(48)主演のテレビ朝日系スペシャル時代劇「必殺仕事人 2015」(今秋放送予定)に新仕事人として出演することが9日、分かった。1985年には仕事人に成敗される役柄でゲスト出演。30年ぶりの出演では、鏨(タガネ)を武器にした無頼な仕事人「瓦屋の陣八郎」として登場する。必殺史上最も卑劣な敵役として俳優・竹中直人(58)も登場する。
遠藤は85年に故・藤田まことさん主演で放送された「必殺仕事人V」の最終話にゲストとして登場。将軍家の世継ぎを演じ、仕事人に成敗される役柄だった。
今回はやりたい放題の遊び人「瓦屋の陣八郎」役。殺し方も豪快で鏨(タガネ)を頭にたたきつけ頭蓋骨を割って仕留めるワイルドな仕事人だ。デビュー間もない30年前は地に足がつかない状態だったという遠藤は再出演に、「不思議な気分とうれしいのとごちゃまぜ」と笑顔で語った。
仕事人・渡辺小五郎を演じる東山とは、08年の東山主演舞台「さらば、わが愛 覇王別姫」で共演した。東山が、妻の女優・木村佳乃(38)と交際するきっかけになった作品だった。飲み仲間である東山との対立シーンもあり、遠藤は「面と向かってシリアスな演技をするのが恥ずかしい」。東山は「そういう関係性を持てるのが幸せ。遠藤さんの雰囲気は仕事人にぴったり」と気心の知れた仲間の“参戦”を喜んだ。
2月下旬から京都で撮影を開始した今作は縁切り寺を舞台に、必殺史上最も卑劣という偽住職(竹中)を仕事人が闇に葬る。TOKIOの松岡昌宏(38)や昨年から仕事人として登場したHey!Say!JUMPの知念侑李(21)らおなじみのレギュラー出演者も登場。新たに加わった、遠藤との演技のぶつかり合いにも注目が集まる。