顔写真を“盛った”経験のある女性は６割以上!? これに対し、男性の意見は……

　

　
　近年ではインスタグラムやフェイスブックのような写真を中心としたSNSが大流行しており、今や女性にとって「写真の美しさ」も無視できない関心ごとになっている。そのため、写真を手軽にキレイにできる写真加工アプリが人気を集め、エフェクト（加工）を加えた顔写真がSNS上でも多く投稿されている。
　
　このトレンドを受け、化粧品メーカーのクリニークは１月19日～１月23日の期間において、全国の20歳～39歳までの女性310名（※一部設問は男性206名）を対象に、「顔写真の加工効果についての実態調査」を実施した。
　
　
　
　この調査では、なんと20代から30代の女性の64％が写真加工ツールを使ったことがあると回答。それだけではなく、SNS上での自分の「顔」とも言えるプロフィール写真も女性の60％以上がありのままの写真ではなく、エフェクト加工済み写真をプロフィール写真に設定しているということが明らかになった。
　
　
　
　では、多くの女性がアプリだけに頼って美しくしたいと考えているのかというとそうではなく、写真写りをよくするために最も多くの人が努力しているのは「日頃のスキンケア」であり、「より良い加工アプリやツール等を探す」と回答した人は少数。「写真自体だけ」をよくすることには、あまり興味を持っていない女性が多いという結果に。
　
　
　
　こうして、女性がさまざまな努力をする一方で、男性の率直な意見としては「写真だけ盛っても仕方ない」、「違和感あり過ぎて気持ち悪い」、「もっと素のままでもキレイに写るように自分を磨いたらいいのにと思う」と、写真を盛ることに好意的な男性は少ない、という傾向が見てとれた。
　
　また、褒められた時に嬉しい写真は「加工していない素の顔」であるという声がダントツで多かったことから、女性の美に対する本音が読み取ることができる。写真写りを良くするために努力をしている人の多くが、努力していない人に比べ、リアルの場でも「肌がキレイ」と言われやすい、という結果も出ていた。