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高橋優、flumpool、加藤ミリヤが鳴らした始まりのホイッスル
3/24(火)「進研ゼミ」がTOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」とコラボし、卒業・進級をお祝いする音楽ライブイベント「Whistle Song」を開催した。
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このイベントは通信教育・教材にて学生を支援しているベネッセとラジオ番組を通して学生を応援してきたSCHOOL OF LOCK!がコラボし、卒業・進級により新たなステップを踏みだす学生のこれからに華を添えるべく開催。その思いに共感した高橋優、flumpool、加藤ミリヤが登場した。
今回の会場は幕張メッセ。約5000人の学生が来場した。
また、今回のイベントはベネッセが行った「受験生全力応援プロジェクト」の一環で、昨年から47都道府県をまわり、合格宣言や応援メッセージを運んだ「合格ワゴン」到着のお祝いも兼ねている。数多の思いを乗せ全国を駆けた合格ワゴンは会場後方に設置され、学生による記念撮影も行われていた。会場特設ブースには来場者が桜の花弁型のメッセージカードを展示することができる黒板も設置された。「ゼミのおかげで第一志望合格できました!高校でもがんばります\(^^)/ライブめっちゃ楽しむ!!!」など合格への喜び・新しいステージへの期待が垣間見られた。さらに、今回のイベントは卒業生となる中学3年生、高校3年生には「赤」、進級や保護者には「青」のオリジナルマフラータオルが配布された。
「SCHOOL OF LOCK!」にてMCを務めるとーやま校長&あしざわ教頭の挨拶からホイッスルが鳴らされた。総重量70kg(自称)の旗を片手で持ち上げ颯爽と登場したとーやま校長と冷静沈着な突っ込みのあしざわ教頭の掛け合いにて会場が温まったところでライブはスタート。
トップバッターはシンガーソングライターの高橋優。エッジの効いたギターをかき鳴らし、誰しもが抱える思いを真っ直ぐな眼差しで歌い上げた。学生時代の高橋は、TVでアーティストが幕張メッセで歌っているのを見て「あんなところで歌えるようになったら凄いだろうなと思っていた」と当時の思いを語ると「あの頃の僕と同じくらいの子たちの前で今、歌っている」と憧れの地で歌えることの喜びを伝えると共に、叶わぬことはないとエールを送った。
「SCHOOL OF LOCK!」がきっかけで誕生したという曲『卒業』を披露。「番組の中で読めるメッセージには限りがある。どうしても読みたくて、持ち帰って呼んだ中には、”不安”や”迷い”が込められていた」人それぞれが持ち合わせる悩みに向けて力強い歌声で希望はあると提示し、背中を押してくれた。
高橋の出身地である秋田の方言で、故郷を愛する気持ちを歌った『泣ぐ子はいねが』では、初々しい先輩と後輩の物まねを挟んだオーディエンスとのコール&レスポンスで会場内の温度は急さらに上昇。『福笑い』で会場中に満開の暖かい笑みを咲かせた。
続いて登場したのは、番組で”ハナの警備員”の役割を果たしている「flumpool」。ギター阪井一生は警備員服で登場。「今日は警備員としてこの会場を取り締まります!」と宣言したが、ライブ中盤でしれっと脱いでいた。ボーカル山村隆太が「上手いこといかんこともあるけど、桜のように咲き誇れたらいい。だけど、足もとで名前もない花のように、どんな時も咲き誇れたら」と、そっと呟いた『花になれ』。自分なりの歩み方があるという思いを花に例えflumpool流の応援歌を届けた。『大好きだった』では、それぞれの道を歩む上で、地元を離れ不安や寂しい気持ちを抱える人も多い。そんな人へ幼少を過ごした思い出や気持ちを大切に、今を歩もうとのメッセージを、透き通ったハイトーンボイスに乗せ送った。
「行こうぜ!始まりのホイッスルはもう鳴ってる」「その声で鳴らせ!自分の始まりの音は自分でしか鳴らせない!」との煽りのまま『星に願いを』に突入。疾走感あるアッパーなメロディーでオーディエンスを弾けさせた。
パンキッシュなSEと共に登場したのは女の子のカリスマ的存在として、恋に揺れる気持ちや飾らぬ強さを歌う「加藤ミリヤ」。定番曲『HEART BEAT』からライブはスタート。しなやかながらもパワフルな歌声で歌い、小柄な体から発されるエネルギッシュなステージングで圧倒的存在感を見せた。
生徒(リスナー)から恋の相談がきた際に思い浮かんだ『YOU…』。心の内に秘めた恋心を伝えられない気持ちを代弁してくれるように、澄んだメロディーに乗せ伸びやかに歌い上げてくれた。
今年デビュー10周年を迎えた加藤ミリヤのデビューは16歳。「なんか悲しくて、つらくて、誰かと繋がりたいという気持ちを音楽にぶつけることで生きてこれました」と語ると、「後悔しないようになんでもやった方がいい」「これから色々な経験をすると思う。感じることが人生だと思う」と等身大で生きるミリヤだからこそ伝えられるエールを送った。
ラストはアコースティックギターに乗せ歌った『少年少女』。苦しみを知って人は強くなると感情を揺さぶるハスキーな歌声で訴えた。
アンコールでは出演メンバーがステージに登場し、『旅立ちの日に』を会場が一体となって合唱。涙を流す学生もいる中、ハート型を模した「さあ、はじまった!今日の歌は、キミをどこまでも連れて行ってくれる。どこまでも!」と書かれたメッセージカードが桜吹雪のように会場に舞い落ち、感動が満ち溢れる空間に。
最後はとーやま校長が締めの一言として用意された黒板に「本気でドキドキする」と書き込んだ。「この四月から新しい学校、働くやつもいるだろう。楽しいことの八倍くらいは厳しくて辛いことが待ってます。そこで、現状維持するのか、不安だけれどドキドキするからと”本気”をとるか。その答えは三組のアーティストが伝えてくれたと思う」「緊張しつつも、一つも逃げずに立ち向かってこの舞台を作ってくれた。みんなも怖くても本気で進めば、何かを作ることができる」と語ると、「本気でドキドキする人生を作ってほしい」とエールを送った。
このイベントの様子は3/29(日)21時からBSジャパンにて放送される。是非、このイベントの熱をその目で感じてほしい。この日の歌はきっと貴方をどこまでも連れて行ってくれるだろう。
(TEXT/河内香奈子)