80年代アクションスリラー『ブルーサンダー』リメイク企画が進行中

　

　最新テクノロジーを装備した世界最強の戦闘ヘリ「ブルーサンダー」の活躍を描くスカイアクション巨編『ブルーサンダー』のリメイク企画が、ソニー傘下のコロンビア・ピクチャーズのもとで進行しているそうだ。The Hollywood Reporterが伝えた。

【関連】映画『ブルーサンダー』フォトギャラリー

　空中戦のシーンを実際にロサンゼルス上空で撮影し、その臨場感あふれる映像でも話題になった『ブルーサンダー』。リメイク版は現代の時代背景を反映し、無人機がヘリコプターに取って代わるそうだ。

　映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』（14）の製作総指揮を務めた元マーベルのクレイグ・カイルが、脚本を執筆するという。映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』（15）を手がけたデイナ・ブルネッティやマイケル・デ・ルカ、映画『イコライザー』（14）のジェイソン・ブルメンタルなどが製作を務める。

　オリジナル版では、ロサンゼルス五輪を前に配備されたブルーサンダーを操縦するパイロットで、州政府の陰謀に巻き込まれる主人公フランク・マーフィーを亡き名優ロイ・シャイダーが演じ、映画『ウォー・ゲーム』（83）や『ニック・オブ・タイム』（96）のジョン・バダムが監督を務めた。

　企画が動き出した段階とのことで、リメイク版の舞台や登場人物たちの背景、監督など詳細については不明だが、脚本の仕上がりと共に続報が届くのを待ちたいところだ。