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A・グランデのコンサートに出演したJ・ビーバー、歌詞を忘れてステージをウロウロ
ここ数年、悪友である若手黒人ラッパーたちとつるんで、法的トラブルを含む不祥事を度々起こしてきたジャスティン・ビーバー。しかし、今年はアメリカで成人と定義される21歳になることから、「ボク、責任ある大人になるよ!」と更生を決意。全米から愛されている人気テレビ司会者エレン・デジェネレスのトーク番組に出演し、「ボクはパフォーマーだからインタビューは苦手なんだ」とはにかみながら、「自慢できないような悪いことをやってきた」「これからは、みんなに認められるように頑張るよ!」と宣言。その夜、SNSに投稿した動画では、涙を拭いながらこれまでのことを謝罪し、きちんと更生することを約束した。
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ジャスティンは、その後も保護者と化したエレンの番組でイメージ回復の手助けをしてもらったり、これまで以上にファンサービスをしたり、食事をしたレストランに居合わせた警察官の食事代を支払い記念撮影にも応じたり、“いい人”をアピール。ジャスティンを信じてきた「ビリーバー」と呼ばれる信者的なファンたちは大感動しているものの、世間からは、「今さら遅い」「打算的」「ますますムカツク」と冷ややかな目で見られており、“好青年へイメチェン”の道のりは険しいようだ。
そんなジャスティンが、28日、マイアミで開催された人気歌手アリアナ・グランデの『ザ・ハネムーン・ツアー』にゲスト出演。アリアナがヒット曲「Love Me Harder」の1章を歌った後、ジャスティンが続きを歌いながら突然ステージに現れるというサプライズ演出がなされ、会場を大いに沸かせた。その動画がネットに流出したのだが、ジャスティンはしばらくすると歌うのをやめ、両手を上げステージをウロウロとしながら踊りだし、見るからになにかをごまかしている様子。曲が終わった後、ジャスティンはステージの上でアリアナに、「歌詞を忘れちゃった、ごめんね。本当に申し訳ないよ!」と謝罪。アリアナは苦笑いしながら「いいのよ~」と言い、2人は固くハグをし、観客から黄色い歓声が上がった。
その後、気を取り直した2人はジャスティンの「All That Matters」と「As Long As You Love Me」をデュエット。「As Long As~」では、アリアナが交際中のビッグ・ショーンが担当しているラップを披露し、SNSには観客が撮影した動画が次々と投稿された。
ジャスティンが大勢の観客の前でパフォーマンスをするのは久しぶりだったため、メディアはサプライズ出演を大々的に報道。ジャスティンとアリアナは昨年コラボすると発表したものの、お互い多忙になり実現できなかったという経緯があることから、アリアナ側は今回のサプライズ出演を感動的な出来事として扱おうとしているようだ。
しかし、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」に掲載された「ジャスティンがアリアナの曲の歌詞を忘れ、踊ってごまかした」という記事には、「バッカみたい」というコメントが殺到。「薬のやりすぎで、記憶力が低下したんだろう」「イメチェンに必死すぎて滑稽」「2人とも偽善的すぎてキモい」「アリアナも髪ばっか触っていて、自己愛強くてうんざり」「嫌われ者の2人だから、お似合い」などネガティブな意見ばかりが書き込まれている。
首にキスマークらしきものをつけている姿がパパラッチされるなど、相変わらず隙だらけのジャスティン。アンチの多い彼が、好青年のイメージを定着させるのは並々ならぬ努力が必要だが、はたして……。