仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「破るため」の質向上にこだわる立正大淞南、後半3発で中国新人戦制覇!!
「破るため」の質向上にこだわる立正大淞南、後半3発で中国新人戦制覇!!
[3.16 中国高校新人大会決勝 立正大淞南高 3-1 広島皆実高 山口県立おのだサッカー交流公園]
第7回中国高校サッカー新人大会(山口)決勝が16日に行われ、立正大淞南高(島根1)がFW杉本龍哉(2年)の先制点と交代出場のFW千川原慎(2年)の2得点によって3-1で広島皆実高(広島2)に勝利。2年ぶりの優勝を果たした。
表彰式直後のベンチ前。立正大淞南の南健司監督は選手たちに向けて、目標の日本一に近づくために、ここからまた一歩ずつ踏み出していかなければならないことを強調していた。全試合で1失点したものの4試合で14得点をたたき出して堂々の中国制覇。それも、主将のCB饗庭瑞生(2年)とエースFW井上直輝(2年)という2本柱がともに怪我で不在だったにも関わらず、強さを十分に印象付けてタイトルを勝ち取った。だが、ここから大きく一歩を踏み出すことが必要。それだけに、杉本は「全国優勝が最終目標なので、ここは通過点のひとつにすぎない。これからどれだけ上げていけるか。もっともっと丁寧に上目指してやっていきたいです」と誓った。
試合開始から非常にテンションの高いゲームとなった。特に立正大淞南が立ち上がりから見せた猛攻は圧巻の一言。休むことなく動き続ける杉本と身体能力の高さを見せたFW藤尾敦也(2年)の2トップや、ともにドリブルで皆実守備陣を切り裂いた左MF上西健也(2年)と右MF上村大悟(2年)が突破を繰り返していく。相手に息をつかせずに攻め続けた5分間。広島皆実は1対1の局面で劣勢となったが、それでも決定的なシーンを的確なカバーで封じていたCB林耕平主将(2年)とCB田中惇史(2年)を中心に集中力高い守りで切り抜けて見せる。この立ち上がりの攻防戦をはじめ、ハイレベルな戦いが70分間繰り広げられた。
序盤押し込まれて、ボールが収まらなかった広島皆実も徐々に攻め返す。12分、ショートパスをつないでフィニッシュまで持ち込むと、14分には絶妙な展開からFW安原修平(1年)がドリブルで持ち込み、最後は左サイドへ開いたMF中島陵吾(2年)がクロスバーを叩く右足シュート。立正大淞南も19分に上西のスルーパスで杉本が抜け出したが、シュートは広島皆実GK對川敦紀(2年)が止め、23分にPAへ潜り込んだ藤尾のラストパスは必死に戻ったCB林にギリギリのところでクリアされた。…