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チェルシー、首位快走も…後半から起用のジエゴ・コスタが故障再発
チェルシー、首位快走も…後半から起用のジエゴ・コスタが故障再発
[4.4 プレミアリーグ第31節 チェルシー2-1ストーク]
プレミアリーグは4日、第31節を行い、首位チェルシーはホームでストーク・シティに2-1で勝利した。2連勝で10戦負けなし(7勝3分)とし、リーグ制覇へまた一歩前進した。
前半38分、MFセスク・ファブレガスが獲得したPKをMFエデン・アザールが決めて先制。ところが前半終了間際の44分、MFチャーリー・アダムに超ロングシュートを決められ、同点に追いつかれると、後半開始から投入したFWジエゴ・コスタが太腿を痛め、後半12分に途中交代するアクシデントに見舞われた。
それでも後半17分、アザールのラストパスからFWロイク・レミーが2戦連発となる勝ち越しゴール。この1点が決勝点となり、粘るストークを振り切った。
消化試合が1試合少ないチェルシーはこの日、暫定2位に浮上したアーセナルに勝ち点7差を付けている。6日に試合を控えるマンチェスター・シティとは勝ち点9差となった。
「この試合に勝てたことで非常に楽になった。優勝に向けてこの試合が大きなカギになるだろう。タイトルへは残り8試合で5勝1分となった」
そう優勝へのカウントダウンを始めるジョゼ・モウリーニョ監督は負傷交代したジエゴ・コスタについても言及している。前節のハル・シティ戦で太腿を痛めて負傷交代したジエゴ・コスタはその後、いったん合流したスペイン代表からも離脱し、代表戦を欠場していた。
「彼はフルメニューのトレーニングを2日間こなしていたし、メディカルスタッフも問題ないという判断を下していたので、この試合に出場させた」
クラブの公式サイトで後半開始から起用した理由を説明する指揮官はスタッフの判断に間違いはなかったと語った。
「試合中、私は監督としてリスクのある戦術を選択することがある。一流になるためには時折、リスクを冒すことが必要なんだ。メディカルスタッフも同じことが言えるのではないか。臆病で、安全策しか選択しないスタッフは私とともに仕事はできない」
リスク覚悟の起用だったことを認めるモウリーニョ監督は「我々のメディカルスタッフは非常に優秀だ」とかばい、ジエゴ・コスタが数週間離脱することを明らかにした。
「今日、ジエゴは満足いくプレーができなかったが、それもフットボールだ。彼は2、3週間休むことになるだろうが、まだシーズンは7週間、8試合残っている」
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