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プレミアでまた人違いの退場者? 今度はWBAのマコーリーが犠牲に

 プレミアでまた人違いの退場者? 今度はWBAのマコーリーが犠牲に

 

  プレミアリーグ第30節でまた“人違い”が起こってしまった。マンチェスター・シティ対ウェストブロムウィッチ(WBA)の試合開始直後、シティの決定機でFWウィルフリード・ボニが倒された。

  ファウルを犯したのは明らかにWBAのDFクレイグ・ドーソンに見えたが、ニール・スワーブリック主審にレッドカードを提示されたのはDFガレス・マコーリーだった。

  マコーリーはドーソンとともにボニの突破に対応し、エリア内でタックルを見舞った。しかし、カードを提示されるべきだったのはエリア外で先にタックルを仕掛けたドーソンだ。

  試合は開始直後に数的優位を手にしたシティが終始圧倒して3-0で快勝。WBA戦7連勝を飾っている。

  プレミアリーグでは先月28日にサンダーランドのDFウェズ・ブラウンが同僚のDFジョン・オシェイと間違われて退場を宣告されたが、のちにイングランドサッカー協会(FA)が誤審を認めてブラウンの出場停止処分を取り消すという一件があったばかり。

  昨季はアンドレ・マリナー主審が、チェルシー対アーセナルの一戦で、MFエデン・アザールの放ったシュートに対してエリア内でハンドを犯したMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンではなく、全くプレーに関与していなかったDFキーラン・ギブスを間違えて退場させてしまった。

  プレミアリーグで相次ぐ“人違い”による誤審。防ぐ手立てはあるのだろうか。今回の件でFAがどのような見解を示すのか、そしてビデオ判定導入を促す議論の再燃も懸念される。

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