ミラン攻撃陣に負傷者続出。本田に続きデストロもダービー欠場か

　

　

　　ミランに所属するイタリア代表のFWマッティア・デストロは、週末のミラノダービーを欠場する可能性が報じられている。

　　デストロは、12日に行われたセリエA第30節のサンプドリア戦で、77分に相手DFと接触し、膝を抱えて倒れ込んだ。その後、涙を浮かべる顔を両手で押さえながら担架で運ばれたため、怪我の具合が心配されていた。

　　クラブの公式サイトによれば、デストロは13日にミラノ市内の病院で検査を受け、左脛骨の強い打撲であると診断されたことを発表。骨折あるいは筋肉や半月板などの損傷といった大きな怪我は回避したものの、完治するまでには時間がかかると見られ、19日に行われるインテルとのダービーに出場することが危ぶまれている。

　　デストロは1月にローマから買い取りオプション付きのローン移籍でミランに加入し、得点力不足を解消する切り札と期待されている。現在は9試合で2ゴールを記録している。

　　8位のミランは、FW本田圭佑やFWステファン・エル・シャーラウィら攻撃陣に多くの負傷者を抱えており、ヨーロッパリーグ出場権獲得へ厳しい状況が続いている。