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上田桃子、1.5メートルを外しプレーオフならず「自分を信じてやっていきたい」
<Tポイントレディス ゴルフトーナメント 最終日◇22日◇若木ゴルフ倶楽部(6,304ヤード・パー72)>
「真っ直ぐかちょっとフックで見ていたんですけど、結果的には真っ直ぐしっかり打つしかなかったという感じ。残念です」と外した最終18番、1.5メートルのバーディパットを振り返った上田桃子。プレーオフにあと1打足らず、トータル2アンダーの3位タイで3日間の激闘を終えた。
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5位タイからスタートした上田は前半でスコアを1つ伸ばすと、上位陣がスコアを落としていることもありトップが見えてきた。そして昨日リベンジを果たした難ホールの11番で8メートルのバーディパットを決めるとリーダーボードの一番上に。
しかし13番でスコアを1つ落とすと、15番ではグリーン脇の斜面にボールが突き刺さる。無罰で救済を受け、そこからアプローチをうまく寄せるもパーパットを外し1つ落とす。それでも次の16番でバーディを奪い優勝争いに踏みとどまり、トップと1打差で最終ホールへ。
大観衆が詰め掛けた若木ゴルフ倶楽部の18番。その大観衆に自分のゴルフを見せつけるかのように放ったサードショットはピン側1.5メートルにピタリ。グリーンの周りは大きな歓声に包まれた。だが他の2人のパットを見届けてから「左に曲がるんじゃないかと思って、決めたらすぐ打とうと」と迷い無く打ったパッティングは無常にもカップの右をすり抜け、優勝は手の中からこぼれ落ちた。
「開幕からずっと海外の人が勝っていて。(今季10勝という)高い目標を掲げているのに、海外の選手に持っていかれているというのは日本人として責任を感じます」とホールアウト後に語った上田。だが手応えもあったという。
「開幕から3試合で優勝争いしたかったのと、色々試したいというのがありました。この3試合は合宿中から大事にしたいと思っていて、いつも良い位置でいれたことはすごくプラスです」とここまでの3試合に一定の評価した。
だからこそ優勝できなかった悔しさを滲ませる。「こういう勝てるゲームで勝ちきれない。1勝の重みを感じています」と1つ勝つことへの難しさ、自分が掲げた目標の難しさを改めて感じた。「でも、着実に自分のペースでやりながら結果も出ている。自分を信じてやっていきたい」と最後は前を向き、会場を後にした。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
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