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国籍のジレンマに苦しむラツィオDF、両親のために代表チームを選択せず
セリエAのラツィオに所属するDFアブドゥライ・コンコは過去にセネガル、モロッコの両国から代表招集を受けたものの、家族のために拒否していたことを、14日にイギリス『BBC』のインタビューで明かしている。
セネガル人の父、モロッコ人の母との間に生まれたコンコは、フランスで生まれ育ったため、セネガル、モロッコ、フランスと3ヶ国の代表でプレー出来る資格を有していたが、今日までいずれの代表でもプレーしていない。
コンコはその理由について「モロッコとセネガルの両国から招集を受けたが丁重にお断りした。なぜなら、どちら一方を選ぶことで、両親を傷つけることはしたくなかった」と、このように話している。
「難しい決断だった。でも家族の関係がぎくしゃくしてしまうのは嫌だったから、中立の立場で居続けることにした」
フランス代表という選択についても、コンコは同様に否定した「以前、僕がフランスから声が掛かるのを待っているという記事を読んだことがある。面白い話だけど、そんな事実はない」
ユベントスの下部組織出身のコンコはユベントスのトップチームでの出場はなかったものの、その後シエナ、ジェノア、スペインのセビージャなどを渡り歩き、2011年から現在のラツィオでプレーしている。
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HN:
上原健二
性別:
非公開
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