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大谷が開幕前最終登板でようやく好投 「最後に0点に抑えられたのは収穫」
3回1安打無失点で四死球ゼロ、打者10人に38球で最速は157キロ
日本ハムの大谷翔平投手が21日、東京ドームでの巨人戦でオープン戦最後の先発マウンドに上がった。3回38球を投げ、打者10人を相手に1安打無失点、無四球と好投。プロ3年目で初の開幕投手を務める二刀流右腕はオープン戦で苦しんでいたが、この日は内容、結果ともに上々だった。
初回。大谷は先頭の片岡を右飛に仕留めた。続く亀井には左前打を許したが、打たれたボールは157キロを計測。坂本は150キロ以上の直球を連発して追い込み、二ゴロに仕留めた。さらに阿部も156キロの直球で二ゴロに打ち取り、無失点でに抑えた。
2回もセペダは一ゴロ。長野にはセンターへの大きなフライを打たれたが、陽岱鋼が背走しながらつかんだ。井端は150キロ超えの直球で二ゴロ。三者凡退に仕留めた。
3回は相川をサードゴロに打ち取ったが、三塁レアードの失策でノーアウトの走者を許す。しかし、続くピッチャーのポレダのバントを捕手の石川が素早く処理。二塁に投げて併殺に仕留めた。さらに、片岡は外角低めへの156キロの直球で二ゴロに仕留めた。
「取り組んでいることをもう少し調整して、開幕に向けて準備をしていきたい」
大谷はここで降板。開幕前最後の登板は3回38球を投げて1安打無失点の結果に「開幕前、最後の登板というなかで、しっかり0点に抑えられたことは収穫となりました」とコメントした。
3日の巨人戦では4回4安打4失点。6四死球を与える乱調だった。さらに、11日のDeNA戦でも4回6安打5失点4四死球。初の開幕投手へ向け、2試合連続で内容、結果ともにふるわず、課題を残していた。右腕は「なかなか調子が上がらない状態でも、悪いなりにしっかりとできたことが良かったと思いますし、今日は右打者のインコースを投げきれたことがポイントだったと思います」と振り返った。
この日は三振を奪う場面はなかったが、四死球もゼロ。過去2試合から改善を見せた。直球もほとんどが150キロ台で、最速は157キロだった。
「今、取り組んでいることをもう少し調整して、開幕に向けて準備をしていきたいです」
3月27日の楽天戦は6日後。初めて開幕投手の大役を務める二刀流右腕は、期待を抱かせる好投で最終テストを終えた。