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日本の強さを認めたウズベク監督「攻守の切り替えで太刀打ち出来なかった」

 日本の強さを認めたウズベク監督「攻守の切り替えで太刀打ち出来なかった」

 

 【日本 5-1 ウズベキスタン 国際親善試合】

  日本代表は31日、ウズベキスタン代表と親善試合を行い、5-1で大勝した。試合後、ウズベキスタン代表のミルジャラル・カシモフ監督が会見に出席し、試合を振り返った。

  まず始めに、両チーム合わせて6ゴールが決まったことに「面白い試合だったと思う」と感想を述べたカシモフ監督。しかし、「監督としては満足していない。多くの間違いを犯してしまった」と5失点を喫したことには不満の表情を浮かべた。

  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表については「昨日(の前日会見で)も話したが、日本代表は強い。攻撃に力を入れており、攻撃の芽を摘みとろうと思ったが、それが出来なかった。強いチームに対してこれだけのミスを起こすということはしてはいけなかった」と、試合運びにミスがあったことを悔やんだ。

  アジアカップでは日本代表と同じくベスト8で敗退となったウズベキスタン代表。この試合のスタメンのうち10選手がアジアカップに参加しているメンバーだった。しかし、「この試合で我々もチームのパフォーマンスを見ることが出来た。ただ、普段のポテンシャルよりも低いパフォーマンスだった」と、本来の力を発揮できなかったことを認めた。

  また、4得点を許してしまった後半は「我々のミスに乗じてカウンターを受けてしまった。日本代表には攻撃的な選手が多いので、最後は総崩れしてしまった」と振り返っている。

  日本代表はアジアカップでの失望から、ハリルホジッチ監督体制になって明るい兆しが見えてきている。日本代表の進化について聞かれたカシモフ監督は「(アジアカップと比べて)スピードが上がった。守備から攻撃への切り替えという面で、我々の中盤は太刀打ちできなかった」と評価。

  6月には2018年ロシア・ワールドカップに向けた予選が始まる。カシモフ監督は「まずは抽選を待つしかない。我々はその前にもう一度親善試合を行う。そのうえで、どのようなチームと同じグループに入るかを見ないといけない」と、明言を避けた。

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