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葛西、250メートル目指して=フライングヒルで締めくくり
今季の締めくくりとなるフライングヒルに挑む葛西紀明。今季は2月に自己最長をマークし自信をつけている=2月15日、ノルウェー・ビケルスン(EPA=時事)
【プラニツァ(スロベニア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は20日から、スロベニア・プラニツァのフライングヒルで今季最終シリーズを迎えた。
例年シーズン締めくくりの舞台となるプラニツァは、1994年に初めて200メートル超えが記録されたジャンプ台が広く知られ、長く世界最長記録を誇った。しかし2011年以降はビケルスン(ノルウェー)が世界記録を刻む場となり、今年2月のW杯ではアンデシュ・ファンネメル(ノルウェー)が251.5メートルを飛んで記録を大幅に塗り替えた。プラニツァはこのほど改修工事が施され、新装なって今回が最初のW杯。ヒルサイズもK点もビケルスンと並び、2年ぶりのフライングヒル開催に期待が高まる。
自他ともにフライングが得意と認める葛西紀明(土屋ホーム)は「時代は250メートル」との思いで乗り込んでいる。2月にビケルスンで自己最長を240.5メートルに伸ばし、「フライングなら勝てる」が口癖。「250という新しい目標をつくってくれた」と意気込む。
19日の公式練習と予選では、238.5メートルが最長だった。練習で217.5メートルを飛んだ葛西は、目標達成には「条件がそろわないといかない」。風の助けが不可欠とみている。不安定な助走路や強風で、日本選手が「世界で最も怖い」と漏らすプラニツァ。葛西も恐怖心を認めるが、「慣れて怖さがなくなると、踏み切りが遅れる」。42歳が勝負を懸ける。