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錦織は痛恨のミスでロペスに敗れ、ベスト8進出逃す [BNPパリバ・オープン]
フランスのジル・シモン、ガエル・モンフィスなどと働き、サーキットで大きな敬意を受けるコーチのひとり、ジャン・ドゥ・ウィットは試合前にこう予想した。
「これはロペスにとって厳しい試合になるだろう。ケイは、あのバックハンドで、ロペスを大いに苦しめるはずだ」
第5シードの錦織圭(日清食品)は、左利きの攻撃的なプレーヤー、第12シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)とこれまでに5度対戦して3度の勝利を収めていた。その対戦成績には最近顔を合わせた2013年と14年の2試合も含まれており、錦織はその2試合に勝っている。
太陽が降り注ぐ、やや暑いスタジアムコートで行われた4回戦の序盤は、ドゥ・ウィットの意見の正しさを証明しているかに見えた。錦織は第1ゲームのロペスのサービスゲームでいきなり15-40とリードし、その後、3度目のブレークポイントを握ったが、結局、そのチャンスをものにすることはできなかった。ただ、彼がリードするのは時間の問題、と感じさせていた。
しかし、ロペスには目を覚ますための時間がほんの少し必要だったようで、実際、彼は目を覚ました。バックハンドのアプローチショットは試合が進むにつれて深くなり、一方の錦織はまだ自分のリズムをつかめずにいた。
錦織は通常やっている、コート内に踏み込んでアグレッシブに打つことができず、それゆえ、多くのラリーでロペスに主導権を握ることを許した。
このセットの錦織は第1ゲーム以降、一度もブレークポイントを握ることはできず、さらに、第10ゲームではフォアハンドで大きなミスをおかし、ロペスに最初のセットポイントを与えた。錦織は果敢にネットに攻め上がるも、ロペスがフォアハンドのパッシングショットを決めて、このワンチャンスをものにした。 第1セットのスタッツを要約すると、ロペスのウィナー12本に対して、錦織は6本だった。
第2セットで錦織はギアを一段階上げる必要があった。だが彼は、それに必要なエネルギーを見つけることができなかったようだ。 ロペスは、第1セットよりも少し早くボールをとらえ、頻繁に錦織を走り回らせた。そして第4ゲームの錦織のサービスゲームは、ネットラッシュを見せる錦織に対して我慢のプレーを続けたロペスがブレークポイントを握ると、そこで見事なバックハンドスライスのアプローチショットを放って、錦織にパッシングショットのミスを強いた。ブレークに成功して3-1とリードすると、さらにロペスは次のサービスゲームをキープして4-1とリードを広げた。…