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香川途中出場のドルト、8戦ぶりの黒星…バイエルンが1点守りきり勝利
ブンデスリーガ第27節が4日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとバイエルンが対戦した。
リーグ戦7試合負けなしのドルトムントが、前節のボルシアMG戦で今シーズンのリーグ戦2敗目を喫したバイエルンを、ホームのシグナル・イドゥナ・パルクに迎えての一戦。香川はベンチスタートとなり、リーグ戦8試合ぶりに先発メンバーから外れた。
ドルトムントは、香川がプレーしていたトップ下にドイツ代表MFマルコ・ロイスが、その左にスロベニア代表MFケヴィン・カンプル、右にポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキが入っている。一方、フランス人MFフランク・リベリー、オランダ代表FWアリエン・ロッベンらを負傷で欠くバイエルンは、2トップにドイツ代表FWトーマス・ミュラーとポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、左サイドはスペイン人DFフアン・ベルナト、右はブラジル人DFラフィーニャが先発出場した。
試合の序盤から両チームともに切り替えが早く激しい攻防戦を見せ、お互い決定的なチャンスを作れない。33分になってバイエルンは、エリア手前の中央でFKを獲得。シャビ・アロンソが直接狙うが、軸足が滑り、シュートは枠の左に外れた。すると36分、レヴァンドフスキのスルーパスでミュラーがエリア内に抜け出だして左足を振り抜く。シュートはGKローマン・ヴァイデンフェラーに防がれるも、走り上がってきたレヴァンドフスキがこぼれ球を頭で押し込んでバイエルンが先制した。
後半に入ってドルトムントは61分、相手DFのクリアをカットしたボールがエリア内に飛ぶと、それに反応したロイスがフリーで右足を振り抜くが、ニアサイドを狙ったシュートは、わずかに右に外れた。65分には、ハーフライン付近でボールを奪ったピエール・エメリク・オーバメヤンがそのままエリア内右に侵入しシュートを放つが、枠をとらえられない。
同点に追いつきたいドルトムントは、ブワシュチコフスキとカンプルに代えて、香川とアドリアン・ラモスをピッチに送り出した。70分にバイエルンはキャプテンのフィリップ・ラームを下げて、チアゴ・アルカンタラを投入。直後のドルトムントのFKでロイスがエリア内へボールを送ると、ラモスが頭で合わせるが、シュートは力なく、GKマヌエル・ノイアーがキャッチした。
88分、エリア前の正面でFKを獲得したドルトムントは、ロイスが直接狙う。…