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香川途中出場もドルトムント敗れる…レワンドフスキが古巣相手に決勝点
[4.4 ブンデスリーガ第27節 ドルトムント0-1バイエルン]
ブンデスリーガは4日、第27節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでバイエルンと対戦し、0-1で敗れた。8試合ぶりのベンチスタートとなった香川は0-1の後半22分から途中出場するも得点に絡むことはできなかった。
前節終了時点で首位のバイエルンと10位のドルトムントには勝ち点でも「31」の開きがあるが、後半戦に限れば、バイエルンの勝ち点19(6勝1分2敗)に対して、ドルトムントも勝ち点18(5勝3分1敗)と大差はない。
代表帰りの香川はリーグ戦では8試合ぶりのベンチスタート。2列目は右からMFヤクブ・ブラスチコフスキ、MFマルコ・ロイス、MFケビン・カンプルと並べたドルトムントだが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない展開が続いた。
一方のバイエルンも序盤はチャンスらしいチャンスがなく、試合は膠着状態が続く。均衡が破れたのは前半36分。縦パスを受けたFWロベルト・レワンドフスキがDFマッツ・フンメルスを背負いながら力強いターンで前を向き、ゴール前にスルーパスを通す。FWトーマス・ミュラーのシュートはGKロマン・バイデンフェラーに弾かれたが、跳ね返りをレワンドフスキが頭で押し込んだ。
レワンドフスキは昨年11月1日にホームで行われたドルトムント戦(2-1)に続いてアウェーでも古巣相手にゴール。昨季までの本拠地だったシグナル・イドゥナ・パルクで貴重な先制点を奪った。
1点ビハインドで前半を折り返したドルトムント。後半16分にはロイスがゴール前に抜け出す決定機を迎えたが、右足のシュートは枠を捉え切れない。後半22分にベンチも動き、ブラスチコフスキとカンプルを下げ、香川とFWアドリアン・ラモスを投入。香川はトップ下、ラモスは左サイドに入り、ロイスが右サイドに回った。
後半33分、DFマルセル・シュメルツァーの左CKのこぼれ球を香川が右足ボレーで狙うが、DFがブロック。同34分にはMFイルカイ・ギュンドガンに代えてMFヘンリク・ムヒタリアンを投入し、最後のカードを切るが、1点が遠かった。後半43分、ロイスの直接FKもGKマヌエル・ノイアーが右手1本でセーブ。0-1の零封負けで8試合ぶりの黒星を喫した。
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