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[国内杯]南野、強烈シュートもノーゴール…ザルツブルクは連覇に王手
[4.28 オーストリア国内杯準決勝 グレーティッヒ 0-2 ザルツブルク]
オーストリア国内杯は28日、準決勝を行い、グレーティッヒと対戦したFW南野拓実の所属するザルツブルクは2-0の完封勝利を収め、優勝した昨季に続いて2年連続での決勝進出を決めた。右サイドハーフとして先発出場した南野は、時おり左サイドに持ち場を移して攻撃を活性化。得点にこそ絡めなかったが、後半35分までピッチに立って勝利に貢献した。
前半17分に右サイドでFKを得たザルツブルクは、こぼれ球に反応した南野がPA外からシュートを放ったがボールは枠を捉えず。さらに南野は、同36分にFWマルセル・サビツァーのクロスに飛び込んでヘディングシュートを狙ったが、これはジャストミートしなかった。ザルツブルクは主導権を握って試合を進めたものの、グレーティッヒ守備陣を崩し切れずに前半はスコアレスのまま折り返した。
何とかグレーティッヒゴールをこじ開けたいザルツブルクは、後半12分に南野のパスからPA内に侵入したMFナビ・ケイタが狙うも相手GKの守備範囲に飛んだ。同20分には右サイドから中央に切れ込んだ南野が左足で強烈なシュートを放ったが、相手DFに当たってコースが変わったボールは相手GKの横っ飛びのセーブに阻まれてしまった。
しかし後半29分、ついにザルツブルクが先制に成功する。スルーパスに反応したFWニルス・カシュナーのシュートはポストに弾かれたが、こぼれ球をカシュナー自身が押し込んでスコアを1-0とした。さらに同33分にはFWマルセル・サビツァーがネットを揺らして、リードを2点差に広げた。
南野は後半35分にピッチを後にしたが、そのまま逃げ切ったザルツブルクは2-0の完封勝利を収め、2年連続決勝進出を決めた。
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